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最弱転移者のスローライフ  作者: 真ん中
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4 はじめてのたたかい

『改メマシテ マスター、私はスマホ 名ヲ <リアル> ト申シマス

早速、拠点へ 行キマショウ』


スマホ、いやリアルくんだっけ?


「拠点とは?」


『マスターノ土地ノ中ニアル屋敷デス』


「えっと、じゃあ何故に安全な家じゃなくてこんな草原に飛ばされたの?」


『マスター ノ屋敷ハ……』


「ほら、とっとと行くぞ」


ヤマトくんに手を引かれ、屋敷の方へと歩き出す


10分ほど歩いただろうか?


「ゼェゼェ」


「…………」


『マスター 大丈夫デスカ?』


「無理」


引きこもりニートには炎天下の中を歩くのはキツイっス


「さっさと歩け」


「ミ……ミズ……」


喉が渇いたよ


「そんなものあるわけ無いだろ」


ヤマトくんの視線が冷たい


「……屋敷につけば水があるはずだ

屋敷はあんた達マスターの為の施設だから」


「水ある?ご飯ある?」


「……あるはずだ」


「じゃあ、頑張る」


「…………ニンゲンってのはこんなに脆弱なのか?」


それから歩くこと5分


チャッチャーラ!

『スライムが現れた!』


戦う アイテム 逃げる


「や、ヤマトくん、どうすれば!?」


「いや、戦えよ」


戦う!?

なんという恐ろしいことを!?


「……スライムは最弱の魔物だ

ニンゲンでも倒せる

とっとと倒してこい」


足蹴にされスライムの前に


鈴木 聖良の にらみつける!


……スライムに効果はないようだ……


よ、よし、拳を握ってどぉりゃああ!


鈴木 聖良の たいあたり


ぼよよーん


……スライムに効果はないようだ


スライムのアワ攻撃


「うわああああ!!目が目ガァ!」


目に泡が入ったぁ!


「……嘘だろ?」


「うわぁあん、痛いよー、怖いよー、もうやだー!!」


スライムは鈴木 聖良に近づいた


『 な か な い で』


何このスライムちょーいい子!


『スライムは仲間になりたそうにしている

テイムしますか?』


します!します!

魔物チョー怖い!


『スライムのライムが仲間になりました

経験値が入ります』


パパラパッパパー!!


鈴木 聖良のLevelが2になった

防御が1あがった

魔法攻撃が1あがった

魔法テイムを覚えた


ヤマトのLevelが2になった

攻撃が10あがった

防御が10あがった

魔法攻撃が10あがった

魔法防御が10あがった

素早さが10あがった


リアルのLevelが2になった

防御が15あがった

魔法防御が15あがった

素早さが10あがった

魔法ステータスを覚えた


ステータス


名前

鈴木 聖良

称号

迷いビト

Level 2

HP 10

MP 10

攻撃 1

防御 2

魔法攻撃 2

魔法防御 1

素早さ 1

運 2


取得スキル

テイム 今後に期待


名前

ヤマト

称号

迷いビトの従者

Level2

HP 100

MP 50

攻撃 11

防御 11

魔法攻撃 11

魔法防御 11

素早さ 11

運 10


所得スキル

片手剣 熟練度30

危険予知


名前

リアル

称号

女神 花園の眷属

Level2

HP 50

MP100

攻撃 1

防御 16

魔法攻撃 1

魔法防御 16

素早さ11

運 20


所得スキル

ステータス



「見てみてー!やったよ仲間が増えたよ

凄い凄いよね!」


仲間になったばかりのライムちゃんを抱きかかえてヤマトに見せに行く


『流石、マスターデス』


ふふん!リアルくんもっと褒めていいのよ!


「……んで……」


「ん?何かな?ヤマトくん?」


「俺は倒してこいって言ったっよなぁあ

なんで、仲間にしてんだよ!?

しかも、最弱のスライムなんかを!

バカなのか!?

いや、バカなんだな!」


お腹の肉を抓られる


「ぎゃあああ、ヤマトくん痛い痛い!」


『仲良キコトハ良キカナデス』


「キュ?」


ライムちゃんが抓られたところを触手で撫でてくれる

ライムちゃん!!なんて優しいこ!

その優しさをヤマトくんにも


「なんか文句あるのか?」


……ないです


読んでくださってありがとうございました

本日2017/11/22 2回目の更新になります

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