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最弱転移者のスローライフ  作者: 真ん中
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2 きのうのできごと

『ようこそ、あなた方は選ばれし方達です

どうか、この世界をお救いください』


金髪の女神らしき人物と10人の人々

年齢も性別も様々のようだ


「ちょっと、選ばれしってどういうことですか?」


おっ!爽やかなイケメンが女神に話しかける

……傍らには彼女らしき可愛い子が

チッ、リア充かよ……


『この世界は今滅びを迎えているのです

栄えた文明も何度も滅び、世界は疲弊しています

どうか皆様の力をもってこの世界を救ってください』


「ちょっと待ってください!

僕はしがない高校生でそんな力……」


インテリっぽいメガネ君が叫ぶ


『勿論、こちらもできうる限りサポートいたします

皆さまには望まれたスキルを1つと安全な土地

そして、パートナーを1人お授けします』


「そんなのいらない!元の世界に帰して!」


イケメンの傍らにいた女の子が叫ぶ


『申し訳ありません、それは出来かねます

皆さまは地球ではお亡くなりになっているからです』


「え……」


『天上 あかり様、武藤 宏様、交通事故によって地球での命を終えられております』


「うそ……お父さん……お母さん」


女神の説明に天上 あかりが泣き崩れる


「あかり……」


すかさず武藤 宏が抱きかかえる


『他の皆さまも地球での命を終えられております

どうか、この世界の為にお力添えください』


その後なんだかんだと質疑応答が続く

そして1人、1人とスキルとパートナーを与えられ消えていく

安全な土地とやらに送られているのだろう


……ここまでの映像で私いないけど……


『あの、あなたはどうされますか?』


「んふふー、きょうは ふふーん たのしー たんじょうび?」


『あの、皆さま行かれましたが?』


……そこには酒瓶を抱えて寝転んでいる私がいた……

NO!!

読んでくださってありがとうございました

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