Level one(クラッキング)
西暦2630年、世界は飛躍的な科学の進化により大きく変わりつつあった。
大きく変わったのは、ハートコネクトオンラインシステム、通称HCO
それは、人の限界・・・思い出や記憶の詳細化である、人は覚えることにも限界がありその一定を越えてしまうと、脳がキャパシティーオーバーを起こしてしまい、あまり気にやまない記憶なら次第に消されてしまうとのだ、それを起こさないようにするに開発されたのが”HCO”人々は次第にこのシステムに頼るようになり、半分機械化した特定種人間この人類を人はハーフメタルと呼んだ、ハーフメタルはHCO専用デバイス”Ubiquitous”を介することなく、メインサーバーデバイスにアクセスができるそのため、ハーフメタルになることを望む人間が増えた。なお、ハーフメタル化には公開されていない技術があることのこと、その技術は人を人でなくす恐怖の技術だと感じている。回りの人たちはどう感じているかわからない、だけど今後ハーフロイドが増えた場合、人間でいる人はどのくらいいるのだろう・・・そうしてHCOが開発され4年が経ったときHCO専用コミュニティーRPGゲーム、freeLifeonlineが発売された。
人々は、すぐにこのゲームに飛び付いた。内容はフルダイブ式VRで、その名の通り自由に生活ができるオンラインゲーム、狩りをするもよし、農業をするも商業をするも何でもできるのだ、そのためかいろんな人が、現実に戻らず限界までonlineしているなんてこともあった、仕事や学校が終わればFLOなんてことも・・・時代はオンラインフルダイブの時代になった。
Level one
「あー、朝か・・・今日は確かイベントの日だったな
今話題のオンラインゲーム、FLO。それは、多くの人間を虜にした魅惑のゲームだ
かくゆうこの俺、○○○○○もその一人である。そして今日は、FLOは運営開始1年の記念イベントがあるのだ、内容は発表されていないがとても豪華な商品が用意されているとのことである。そのため今回は多くのプレーヤーが集まることが予想されるので、少しはやめにイベント申し込みクエスト集会所に向かうのだ。
「よし、朝食は済ませたし用意もできたし!いくか・・・ゲートオープン!オンラインスタート!
ログインするとそこは、中世ヨーロッパテイスト町○○○○にログインした。
「うわ・・・集会所まで遠いな・・・仕方ない」
俺は、集会所まで歩くと時間がかかるのは避けたかったので、バイクを召喚して乗っていくことに、集会所につくと思った通り多くのプレイヤーが・・・申し込みをすると残り20人になっていた。思ったよりも早く満員になりそうだ
噂では、level60ステージクラスのボスが出てくるらしい・・・・だが、事実このゲーム始まって以来level49ステージ以降は、未開のステージ・・・なのでキャラクターボスの特徴等一切わからない可能性があるのだ。
わかることそれは、かなり強く勝てない可能性があると言ううこと、そのため勝つにはパーティーを組むことに・・・だが、俺自身はじめてから今までパーティーなんて組んだことなんかないのだ、そのためパーティースキル、マルチバサラエンカウント等のやり方を俺は知らない・・・
悩んでいると誰かが声をかけてきた。
「あんたまだパーティーは所属してないのか?」
「ああ・・ソロがメインでね」
そういううとそのアバターは、よしきたと言うわんばかりに踊る声で
「なら、俺たちと組んではくれないか?」
そのとき俺は断る理由もなかったので、すんなりOKした
組んだギルドの名前は”黒の騎士団”あまりlevelは高くはなかったが、俺は何となくすんなりよそ者の短期間チームパティーメイトにも、優しくしてくれたことがとても嬉しかった。基本ソロものは煙たがられる、理由は様々なのだがそのため今のこの状況が信じられなかった。少しイベントまでは時間があり様々なことを話した
そのとき聞かれた、なんでソロでしているのかソロには限界があると言ううこと、そのためギルドに所属した方がいいなど、いろんなことを言われたが俺は”ソロでいくことにした”このパーティーが解散するときが俺のまた始まりになる。
他人といるのが嫌ではない、ただいろんな人間がいるそのため俺は余計な面倒事を起こしたくないそのため、ソロで活動していた、そこそこレベルは高いだから俺は大丈夫だと思っていたのだ・・・・そのときまでは
まんがいち何かあればこのパティーを守ればいい、そんなことまで思ってうぬぼれていた
イベント開始10分前事件は起こった。
皆が集まる集会所そこが大きく揺れた、立っていられないくらいに・・・・
会場はパニックになりプレイヤーは集会所から出ようとするだが・・・出られない
そして、信じられないことが起こった。集会所の壁や天井が侵食され風景が変わって行くそれは、アルティメットスキルの固有結界のようだ。
俺たちは、その世界に召喚された
そこには一人のプレイヤーが俺たちの前にたっている・・・いろいろ皆が思い思いにボスではないか、などなど話していた
「ようこそ、選ばれしプレイヤーたちよ」
選ばれしプレーヤー?そいつは妙なことを言い出した
「君たちは選ばれたプレーヤーなんだ、特別なゲームに、それは、現実を仮想化し仮想現実を現実化する、このゲームの真意に君たちは触れられるんだ。では、始めよう。The Last Gameを。このゲームでの死は現実の死を意味する。繰り返すここは仮想現実で現実だ。ただ一つのこのゲームに隠された真実を暴けるのは君たちだけなのだよ、だが、普通にしてもつまらない、だから、こうしたのだ皆が望んだこの世界が現実になると言ううことを。君たちが生き残る方法は2つ。1つこのゲームのクリア そして二つ目俺を倒す
まるで、世界の終わりのようかのように思えた。そこにいる園尾と戸外っていることが本当なら俺たちはここで死ねばしぬ、そういううことだ
回りは次第にパニックになっていく、最初に気づいたことはログアウト項目にロックがかかり、俺たちは完全に現実からログアウトしてしまったのだ
皆が様々に叫んでいる
「お前は何者だ!」
そして一人のプレーヤが叫んだ
そうすると、俺たちの前にいる男は答えた
「俺の名は”Ubiquitous”そう呼ばれている
「Ubiquitous・・・なんのためにこんなことをしているんだ」
「復讐さ。俺を殺した開発者へのな、きっと今ごろは焦っているだろう、俺がクラッキングしてデータを書き換えていたからな
「こ、殺されたのか・・・・」
「俺は親無しで施設にすんでいた、ある日開発者の一人が俺を引き取ったんだ、そして俺は、実験に実験を繰り返し、俺は最終的にはこのゲームの一部にされた。メイン回路としてな・・・有機コンピュータとして脳だけとられたんだ、そのため俺はここにしかいない、そうした開発者が俺は許せないんだ。君たちには申し訳ないが、俺の復習の素材になってもらうのさ、さぁ、始めるよ。 楽しい ゲームを
強制的に話は終わられ、俺たちはまた強制的に転移された。
そして、目の前に現れたのは一体のボス
「うそ・・・だろ・・・こいつは・・・」
そこにいたものに誰もが死を覚悟した。そいつはエネミーボス資料の最後に乗っているキャラクターは、”バーサークナイト”そのなの通り狂戦士だ、しかも一撃が強く、俺たちでも即死の可能性がある。今はしかもこの世界の死は死に直結している。
だが、怖がっていても仕方ない、俺たちはエネミーに挑んだ
「いくぞ!
「そいつは情報がない!まずは探りでいくぞ!」
そういっているにも関わらず、突っ込んでいく俺。俺なら大丈夫そう思っていた。
だが、想像以上に相手の剣が重く俺は吹き飛ばされた。
他のやつらも戦っているが、こちらに向かってくる。
足を治療しているため、俺は動けなくなっていた、次第に近寄るエネミー・・・振り上げられる大きな剣は俺に死を覚悟させた。その時だ
「パーティーにてえだすなああああ!」
そこに飛び込んで来たのは、黒の騎士団団長だった
俺は過信していた、俺の力に。
俺は過信していた、一人でなんでもできると
俺はそのとき気づかされた・・・己の未熟さに
飛び込んできた、団長に俺は突き飛ばされた
その日はじめて、俺は人の死を目の当たりにした
「一人では限界がある。みんなを頼れ・・・・」
そうして、団長は死に絶えた。
「何をしている!!しっかりしろ!」
俺は引き面れボスから遠くに連れていかれた、団長の死に悲しむもの俺に当たるもの、いろいろいた。俺はなんの活躍することなく、ボスは倒された。参加プレーヤー10000人生き残ったのは・・・6700人だった。
参加したパーティーは全滅。俺は仲間を見殺しにしたんだ・・・
あまりにも突然で信じられない状況。メニューを見てもそこには鍵のかかったログアウトが存在していた。
「俺は・・・維持でもこの理不尽なゲームで生き残って、死んだやつらに詫びないといけない・・・」