【 Stupidity 】
好きだった。
大好きだった。
気づかなかったけど
いつの間にか、愛してしまったんだと思う。
愛してるとか自覚もなかった。
なぜなら、いつの間にか・・・
君の声が聞こえてるのが当たり前だったから。
あたしの傍にいてくれる君が、
あたしの日常になっていたから。
けれど、
あたしは自分の弱さにまけてしまった。
あたしは自分の自身のなさに負けてしまった。
だから、愛してる君に、さよならを告げた。
「君にいつものあたしとして接してあげたい」という表面的な言い訳をつけて。
ごめんねって何度いっただろう。
心を壊してしまったって何度後悔しただろう。
幾度となく流れては、あふれるあたしの涙。
「ほっといて」
その言葉を何度聞いただろう。
何度聞かされただろう。
君の心からの叫びの声・・・・。
どうにかしたかったの・・・
どうにかしてあげたかったの・・・
自分の感情だけだったのかもしれないね。
考えれば考えるほど悪循環で切なくなる日々。
愚かなあたしを許してね。
穏やかさを求める君に
最後の最後に安心を与えてあげられなかった
バカなあたしを許してね