オレンジ7
私は今日も夢を見ている。姉さんの夢を。普通夢というのは現実のようなことに思えて、夢と言うことに気づくことはまれなのだが、私は死んだ姉さんが出てくるのは夢だと言うことに気づいてしまっている。つまり私的には死んだ姉さんが出てくることは夢なのだ。
場面は爽快にきらめく朝日とそれに反射して輝く海だ。前にも見たラッセンの絵の中にいるような感じの夢だ。
そんな中、私は姉さんに一つ言いたいことがあった。
「姉さん」
「何?亜希子」
私を見つめる姉さん。それは誰をも安心させてしまうような穏やかな表情だ。
「どうしていつも私の夢に出てくるの?」
と言ってみた。これは前々から不思議に思っていたからだ。
姉さんは私のセリフに「クスッ」と微笑んで海の方を指さした。
見るとイルカが飛び跳ねている。そのラッセンみたいな光景に私はうっとりとしていた。
「でも姉さん。私は夢の中に出てくるだけでも私は嬉しいよ」
と姉さんの顔を見つめて言おうとしたら姉さんがいない。あれどこ?と思いきや、姉さんは私の後ろにいて「亜希子」と言って私を丘の上から突き飛ばした。
もちろん私は丘の上から海へと真っ逆様に落ちたが、怖いという気持ちはみじんもなかった。これは夢だとわかっていたからだ。
海の中を見渡すと、色とりどりの熱帯魚や珊瑚礁がいっぱいだ。私は夢の中だけれども私はワクワクしてしまった。これから何が始まるのだろうと。
すると姉さんも丘から海へと飛び降りたのか、私の右腕を掴み姉さんは日の光が降り注ぐイルカが戯れているところに私を誘導した。
イルカはキュキュと私と姉さんのところに来て鳴いている。かわいい。
姉さんはいるかの背に乗り、一直線にものすごいスピードで海面を飛び跳ねた。すごい。
私も同じようにイルカの背に乗り海面を突き抜け飛び跳ねた。
その辺りを見渡した瞬間、私はもうラッセンの絵という表現できないほどのすばらしい光景を目にした。
オーロラが地上に舞い降り、空は天の川のような鮮やかな色合いに星達は流星のようにきらめき合っていた。
もっとすてきな出来事に遭遇したいと思ったその時、私は何の変哲もないベットの上から目覚めた。
私はすごくすてきな夢を見たことに思いを寄せて、うっとりしていた。もう少し夢を見ていたかった私は思わず、布団の上で平泳ぎをして海を漂うようにしているとその姿を母さんが見ていた。
「何やってんの?あんた」
眉間にしわを寄せている母さん。
私は恥ずかしくなり、つい、
「部屋にはいるときはノックぐらいしろ」
と憤り任せに叫んだ。
せっかくのすてきな夢が台無しだ。
そう言えば夢にでてきた姉さんの笑顔はサユリさんに似ていた。そう思うとサユリさんは何かすてきな運命の人だったりして。
朝食はサラダにベーコン目玉焼きとパンだ。私はベーコン目玉焼きをパンに乗せて食べるのが好きで、朝食をおいしそうにほう張る私を母さんが見つめて、
「あんた嬉しそうねえ、毎日毎日」
と母さんは私が元気になってから、嬉しいと言わんばかりの笑顔で言った。それは母さんの私に対する優しさが一年かけてじっくり伝わったものだ。
そんな優しさに対して「くす」っと微笑みをこぼして、
「姉さんの夢を見たの」
「エエ?どんな」
と嬉しい表情から一転して、私を心配していた頃の不安な表情へとなった。
母さんは自分が姉さんを殺してしまったんだと、まだ許せずにいたのか、でも私はにっこり笑顔で、
「すごい夢を見たよ」
「そうかい」
と私の笑顔を見て安心している母さん。
朝食はそんな私の夢の話でまるで梅雨に咲くアジサイのような明るい話題で盛り上がった。サユリさんにもぜひ話したいものだ。
今日はどんなすてきなことが起こるのだろうと、自然と胸がときめいてしまうところホットイップクに足を運んだ。
「おはようございます」
と元気勇気とときめく気持ち百パーセントの声で発したが、サユリさんの声がしない。
車が外にあるのにサユリさんがいないなんておかしいと思ったが、少し考えてプログラムの昼食作りの買い出しに行ったなんて思い、塾の中に入っていくとサユリさんが後ろから私の胸をわしづかみした。
「きゃああああ」
と大声を出す私だった。
「おはよう亜希子ちゃん」
そこには誰をも安心させてしまうような、いやどんないたずらなことを許してしまうサユリさんの笑顔があった。
「何するんですか」
と言ってサユリさんの胸を仕返しにわしづかみする私。
きっと今日のすてきな出来事はそんなたわむれから始まると予感していた。
「今日のお昼は何を作るんですか?」
「まだ決めてないんだ。亜希子ちゃんは今日は何が食べたい」
そんなことを聞かれとまどった私は考えた。すぐに思いついた私は、
「お好み焼き」
と言って、サユリさんの背中にしがみついた。
「ちょっと」
と微笑みながら言うサユリさん。
材料はキャベツ、豚バラ、鰹節、ソース六人分。きっと一人分は私で、五人分はサユリさんの胃の中にはいるのだろう。サユリさんの胃はブラックホールだ。
お好み焼きの作り方は簡単。
キャベツと豚バラを一口サイズに切り小麦粉を程良く水と混ぜて、フライパンで焼くだけ。よく姉さんと作っていたとき、ひっくり返すときが一番難しいと嘆いていたものだ。
サユリさんはフライパン片手にひっくり返していた。
「サユリさん上手」
と思わず拍手してしまう私。
「亜希子ちゃんもやってみる?」
と百万ドルの笑顔で言うサユリさん。いや、笑顔に値段は付けられないって一人つっくみする私。
「いや私はちょっと苦手だなあ」
「簡単だよ」
と言ってサユリさんは私の手をおもむろに取りサユリさんが握っているフライパンの縁に手を握って、
「一緒にやって見ようよ」
と言って、ちょっとニュアンスなことだったので教えるには難しいんじゃないかと言いたい私だったが、それは非常に簡単なことだった。それはフライパンを即座に斜め前上に傾ければいいだけのことだった。
「一人でやってみる?」
「はい」
と言って「こんなの簡単だ」と思ってやってみたらすんなり出来て、サユリさんは拍手して、
「簡単でしょ」
と笑顔で言う。サユリさんはいつも思うのだが私と目が合う度に笑顔を私にくれる。
私は得意げにお好み焼きを何度も何度もひっくり返していた。
昼食を終え、サユリさんは五人分のお好み焼きを二十分で食べ終えた。
「サユリさん」
「なあに亜希子ちゃん」
「今日も私、店番ですか?」
「いいえ、今日は亜希子ちゃんに行ってもらいたいところがあるの」
「どこですか?」
「マリンパーク」
とサユリさんは言った。マリンパークはイルカのショーを行っている水族館だ。けど、今は冬でイルカショーはやっていないと思う。
「サユリさんは今日はスクールカウンセリングの日じゃないんですか?」
「うん。そう。だから亜希子ちゃんに行ってイルカショーを楽しんできてもらいたいの。チケットはあるから行ってくれない?」
「また何か喫茶店の時のおばあちゃんのようなことがあるんですか?」
「さあ、それはどうかな?」
「どうかなって、ちょっと私怖いです。でも今は冬でしょ。イルカショーはやっていないと思うんですけど」
「大丈夫。やっているよ。亜希子ちゃんだったらすてきにマリンパークを満喫できると思うからさあ」
そうかあ、すてきなことかあ、まあ良いだろうとと思った私は了解した。
車で二十分。このトンネルを抜けたらマリンパークに到着だ。
「じゃあ亜希子ちゃん。よろしくね」
何がよろしくなんだと意味深に思えた。
「じゃあ亜希子ちゃん。帰りはちゃんと迎えに行くから」
「はい」
と気の抜けたような返事を漏らしてしまった私だった。
私はこの寒い時期にイルカショーなんて見られるのかなあ?なんて不安を思いながら、トンネルの中へと歩き出した。
トンネルを抜けるとそこは雪国だったとは川端康成はよく言ったものだ。どうしてトンネルを抜けたら、炎天下の夏なんだろう。とサユリさんに思いっきり突っ込みたい。
蝉とツクツクボウシが大合唱している。暑い。めちゃくちゃに暑い。私の服装は冬服だ。ダッフルコートにセーターを着ている。私はすかさず脱いで、ナップザックに無理矢理突っ込んだ。
辺りは森の中、太陽がかんかんと私が暑さに弱いことを見抜いていじめているような気がした。
サユリさんはまた私を使って何かもくろんでいるようだ。トンネルを抜けたくらいでこうも温度差があることはまずない。また何かあるんだと予感していた。
まあ良い、サユリさんはまた私に頼みたいことがあったのだろう。とりあえずマリンパークに進もう。
確か、この森を抜けた大通りにあったはずだ。
その途中四人くらいの男の子達が一人の女の子をいじめている姿を目撃した。
「おい。お前何とか言って見ろよ」
「お前の母ちゃんでべそ」
「うりゃ」
と言って、スカートをめくったりして面白がって女の子にいじわるをする男の子の子達。
「・・・」
そのいじめられている少女は泣きもせずにまるで、壊れた人形のような表情で黙っている。
男の子が四人そろって、か弱い女の子をいじめるなんて許せないと思った私は大声で、「やめなさいよあんた達」
と言ったら、男の子達は逃げていった。駆け足で女の子のもとに行って、視線を合わせてしゃがんで、
「大丈夫?」
と笑顔で言った。
女の子は黙ったまま、こくりと首だけを頷いていた。どうやら大丈夫みたいなので私は、
「そうか、じゃあこれからはあんな連中に絡まれないように気をつけるのだぞ」
女の子は無表情のまま首だけを頷かせる。
「じゃあな」
と言って、私は女の子の元から離れ先を急ぐことにした。
この山道を抜けたところにマリンパークはある。もうちょいだ。
歩いていて、背後から女の子がついてくる。私が立ち止まって振り返ると女の子も立ち止まっている。相変わらず無表情な顔で親指をかじりながら私を見つめている。そんな彼女に私は、
「どうしたんだ?」
と聞いてみると、女の子は黙っている。だから私は、
「早くお家に帰ったらどうなんだ?」
と言っても女の子は相変わらず。
さらに歩いて、私は先を進んでも女の子はついてくる。いい加減にしてほしいと思った私は振り返って、
「お姉ちゃんさあ、ついてこられると困るんだけどなあ」
と、つい苦笑いをこぼしてしまいながら私が言ったら、女の子は涙をこぼしてしまっている。困ってしまった犬のお巡りさんがワンワンと言う歌詞をご存じだろう。私はまさにそんな状態だ。
「ほら泣かないの」
とハンカチを差し出したら、受け取って涙を拭う女の子。
困り果てた私はどうしようか考えた。
このままダッシュして女の子を巻こうかとか、どこかに隠れようかとかだ。でもどちらもかわいそうだとため息をもらしながら、マリンパークのチケットを見つめた。
鑑賞券が二枚綴りになっていることが今気づいた。まあ、一人分余らしてももったいないと思った私は、
「お姉ちゃん。これからマリンパークに行くんだけど、一緒に来るか?」
と誘ったら、首を縦に振って、断りもせず私の腕を強く握ってきた。
まあいいか。
二人で山道を歩いて、私はチケットを見つめた。有効期限が昭和五十五年八月十三日となっていて私は驚いた。
これって使えないじゃん。
と思いながら山道を抜け、マリンパークを目の前にして女の子が私の手を引っ張って走り出した。
「ちょっと」
と女の子に引っ張られてマリンパークの受付の前まで行った。期限切れで使えない鑑賞券を見て困惑していたところ女の子は私が持っている期限切れの鑑賞券を奪い取って受付に渡したら、
「はい二名様どうぞ」
と受付の人が言った。
どうやら使えたみたいだ。
中にはいると、そこには鑑賞席が設けられ私と女の子しかいない。そこから見えるのはプールでイルカが泳いでいた。
私は女の子を一瞥して考え事をしていた。もしかしてここは私が生まれた平成二年よりもずっと過去何じゃないかと思って女の子に聞いてみた。
「ねえ」
と言ったら女の子は私の顔を見つめてきた。気のせいだろうか女の子の表情は少し明るくなっている。それにこの子誰かに似ている。
「今何年?」
と女の子に聞くと、しゃべらないので私は、
「しゃべれないのか?」
と言ったら、女の子は俯いて、また深刻そうな顔になってしまった。
「そんな顔しないで、無理してしゃべらなくても良いからさあ」
と言ったら、女の子はおもむろに頷いた。
きっと女の子は自閉症なんだろうと、気の毒に思った。
まあいい、サユリさんは何かあって私をこの時代にタイムスリップさせたのだろう。いろいろと考えている最中に女の子が私の手を強く握って振り向くと笑顔でドロップカンを差し出して、私は手を差し出して一つもらった。
「ありがとう」
と言った。
ハッカドロップをなめながら女の子が笑って少し安心した。
そろそろイルカショーが始まるのだろうか、客席に人が集まりだしている。ほとんどが高齢者の人たちだ。
そして満席になって、イルカショーの始まりだ。
スタッフの人がマイクを手に、
「はい。そろそろイルカショーの始まりです。拍手でイルカ君達を歓迎してあげてください」
と言って盛大な拍手が送られた。女の子は足をばたばた振りながら興奮している。私もとりあえず拍手はする。
「はい。盛大な拍手をどうもありがとう。それではこの二頭のイルカ君達の自己紹介をします。向かって右のイルカはマナと言うイルカです」
と言ってスタッフはマナ君に魚の餌をあげている。
「それでは向かって左側のイルカ君がアルと言うイルカです」
と二頭のイルカの自己紹介がすんで、
「それではイルカ君達が高くジャンプします。それでは」
と何やらスタッフは笛みたいなのを吹いて、二頭のイルカをジャンプさせた。
観客のみんなは歓声を上げて興奮している。
私と女の子は立って拍手を送る。
「すごいねえ」
と思わず私は驚きの表情をしながら言う。
女の子もにっこり笑って頷いた。
本当は一人で行くはずのイルカショーだったが私は見ず知らずの女の子と一緒にいけて楽しさが倍増した。
イルカショーが終わり、さっきまでの盛大な歓声もなくなり観客席は私と女の子と二人っきりになった。
「終わっちゃったね」
と私が言ったら、女の子はプールの中にいるイルカをじっと見つめている。
「そろそろ帰ろうよ」
と私が言ったら、困ったことに首を横に振る女の子。
「そろそろ暗くなってきたから君も帰らなきゃまずいんじゃない」
と言ったら女の子は私の手を掴み走り出した。
「ちょっとどうしたのよ」
と言いながら走った先はイルカがいるプールの縁側だ。たどり着いた私と女の子は、
「どうしたって言うの?」
と聞くと、イルカは女の子に誘われるように水面から顔を出している。言葉では説明できない鳴き声で。
女の子はすてきな笑顔で終いには涙が頬をつたう。この子の心の中で何があったのだろうと不思議に思った。
「もう帰ろう」
と私が言ったら、女の子に私はプールの中にたたき込まれた。
「何すんのよ」
と私はぶち切れた。
すると女の子もプールの中に飛び込んでイルカと戯れている。
女の子のその無垢な笑顔は憎めなかった。これは朝見た夢と同じだと思い、また私はすてきな出来事に遭遇したんだと心がオレンジ色に染まった。
すばらしい。何故かイルカと戯れていると心がやはりオレンジ色だ。
そんなことをしていた矢先。
「こらっあんた達、何やってんのよ」
と私と女の子を注意の声が聞こえた。
びびった私と女の子はすかさずプールから出て、荷物を取って女の子とマリンパークを後にした。
時間を見ると六時丁度を示している。
素敵な出来事に心はオレンジ色に染まったままだ。
オレンジ色の夕焼けがまぶしくて私は目を細める。
「じゃあ、今度こそ帰ろう」
「うー」
と言葉を発した。
「あれ?喋れるの?」
「うー」
とにっこりと笑顔で言う女の子。
「じゃあお名前は?」
「サユリ」
「サユリってもしかして中村サユリさん」
私はその時意表をつかれた感じがした。
「うー」
と言うサユリさん。
これでわかった。サユリさんが考えていたことを。これはサユリさんの過去にさかのぼりイルカとあわせてサユリさん自身を救ってほしかったんだよ。
「じゃあサユリちゃん」
「うー」
「お姉ちゃん帰るけど、サユリちゃんは一人で・・・」と言ったその時、
「サユリ」
とサユリさんのお母さんらしき人が現れた。
私は夕焼けがまぶしくてサユリさんのお母さんの顔を見ることは出来ず、その体型のシルエットしか見ることしか出来なかった。
そしてサユリさんは満面笑顔で、
「うー」
と言ってお母さんに抱きついた。
「サユリお前喋れるようになったのかい」
「うー」
と笑顔で言うサユリちゃん。
「じゃあねサユリちゃん」
「うー」
とサユリちゃんはバイバイの手を振っている。
お母さんは私に会釈してサユリちゃんの手を握って去っていった。
それもシルエットしか見られなかったが、サユリちゃんのお母さんは幸せそうに笑っていたんだと感じた。
「そうだ。私も帰らないと」
ずぶぬれのまま私はトンネルをくぐる前に大丈夫なのか、戻れるのだろうかと心配しながらトンネルをくぐっていくと、そこは正真正銘の雪国だった。
サユリさんは女神様のようなスマイルで待っていた。
「風邪引かないように着替え持ってきたわよ」
「・・・」
私はこのようなときどのような顔をしたらいいのか分からず、サユリさんの胸元に顔を伏せ、抱きついた。
「あらあら、亜希子ちゃんには二十年分のありがとうを言わなきゃね」
「また。このようなことがあるんですか?」
「さあ?」
「私をスタッフに任命させたのはこのためですか?」
「違うよ」
「何が違わないのですか?」
「それはねえ、亜希子ちゃん自身で泣いたり笑ったり、感じたりするものだからね」
「訳が分からないですよ」
不服にも私は口を尖らせた。
「亜希子ちゃん」
「はい」
「笑って」
と言われたので、笑った。そうしたら私は涙が止まらなかった。
「やっぱり亜希子ちゃんの笑顔ってすてきね。その笑顔を絶やさない限り、亜希子ちゃんは永久に幸せになれると思うんだ」
「分かりました。私はどんなときでも笑います」
「ありがと」
サユリさんはありがとって言ってたけど、ちょっと意味深だった。また何かすてきな物語みたいなのが私に降りかかってくることを期待すると、私はサユリさんに会えて良かったと思った。
オレンジの日々。
今日の出来事はサユリさんにとっても私にとっても未来は永遠に続く物だから、ほんの序章にしかすぎないのだろう。だから私はどんなときでも笑える人になりたい。




