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5/8

事実

無言で廊下を歩く。

無言で女の子の後ろを歩く脱糞した男。



地獄絵図だな...




女の子とまともに話したことのない僕にとって、無言の時間が辛い。



「ここ...」

「え?」

「おふろ...」


風呂に連れて行かれたらしい。

風呂の中で自分の身体の匂いを嗅いだ。

死ぬほど臭い。

女の子よ...ごめんな



僕が風呂から出ると、女の子と村長と親父がいた。

どうやらここの家は村長の家らしい。

女の子は村長の娘さんらしい。改めて見ると本当に可愛い。

親父がなんか叫んでるけど僕には聞こえない。

ジッと女の子を見る。女の子がモジモジ照れている。可愛い

頭に衝撃が入った。殴られた。

殴ったね!2度もぶった。(大嘘)親父にもぶたれたことないのに!(大嘘)


殴られたから親父の話を聞いてみる。

「だいたいお前はだらしなさすぎるんだ!!いつもいつも家にいて!!ちょっとは村の!家のためになろうとしろよ!!」


うるさい...





長い長い親父の説教を聞いて、親父が静かになった頃、村長がこの場で初めて口を開いた。


「君は、あの木『天使の巨木』の領域内で何をしていたんだ。何があったんだ。」

低い声、真剣な声で質問が飛んできた。

僕は答える。

「スライムを倒そうとしてました。.....まぁ、倒せれませんでしたけど...」

僕は思い出した。

「そういえば僕、スライムに殺されたかと思ったんですけど。誰が助けてくれたんですか?」

「その話がしたくてこうして集まったんだ。

アンライ、悪いが部屋から外してくれないか。」

さっきの女の子が部屋から出ていった。

アンライって名前なのか、、可愛い。



村長の口が開く。

「私は今から事実を言う。疑わず聞いてくれ。





誰も君を助けていない。」

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