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ユニーク英雄伝説 最強を目指す俺よりも、魔王な彼女が強すぎるッ!?  作者: 青色の鮫
第9章「想望の運命掌握」

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第99話「魔王軍、降臨⑧魔王・無尽灰塵VS英雄一団」

「私が近接戦を行えないかどうか、その身で確かめると良い!」

「おぉ……魔王よぉぉぉ!」



 なんとなく背筋がゾワっとする……そんな事を思いながら、リリンサは魔王の右腕を振り抜いた。


 先程の振り払いは刀身に魔力を流しておらず、鋭利な刃物としての役割しか無かった。

 だが、今度は魔王の右腕に『切断』を命令した、防御不可能な斬撃。

『致命傷は与えるな』とも命令してあるが故にモンゼが死ぬ事はないが、それでも十分な威力を誇っている。

 そんなリリンサのそこそこ強力な一撃は真っ直ぐに進み――、再びモンゼに防がれた。



「ん、また防がれた。どうして?」

「拙僧達はタダ働きをしている訳ではありませんぞ。悪辣ヴィシャス様の依頼報酬はこういった高位魔道具での現物支給。並みの冒険者と同じ扱いでは困りますな」


「そういこと。面白いと思う!」



 興味深くモンゼの全身を観察しながら、リリンサはやはり注意した方がいいと頷いた。


 付けている手袋だけじゃなく、着ている服全てが優秀な魔道具だね。

 ワルトナが一級の装備を与えているというのなら、魔王シリーズ程ではないにせよ、一騎当千の力があっても不思議じゃない。

 生き残った冒険者達をぱっと見た感じ稚魚チームが一番強いし、この戦場での暫定ラスボスとして認定しておこう。


 頭の中で戦略を組み上げたリリンサは、まずは……と魔王の右腕の形状を手甲鉤爪のように尖らせた。



 **********



「兄ちゃん!モンゼさんを一人にしていいの!?相手は魔王だよ!!」



 別次元に造られた小部屋に転移したシルストークは、壁に映し出されているリリンサとモンゼの戦いを見ながら声を荒げた。

 相手はレジェンダリアの魔王。

 ましてや、今まで一切の詳細が不明だったレジェンダリア軍総指揮官、あらゆる敵を『灰塵へと帰す』と恐れられている最凶の魔王だ。


 シルストークはソクト達の実力を正しく理解し、そして憧れている。

 幼いリリンサ達が振りかざした理不尽によって一時的に上位に立ったシルストークだが、ソクト達が同じランクの装備を手に入れた途端、再び立場が逆転した。

 ソクト達が培ってきた冒険者の知識は、簡単に揺らぐものではなかったのだ。



「落ち着くんだ、シル。冷静さを失っては絶対に勝てない」

「落ち着いて見てたって勝てないだろ!モンゼさんが死んじゃうよ!?」


「死なんさ。モンゼはそんな安い男ではない。シルだって知っているだろ?モンゼのタフさを」

「そうは言うけど、相手はあの無尽灰塵。たった二回の魔法の発動で5万を超える仲間が倒されたんだよ!?」


「そう。私が勝機を見い出した理由はそこにある」



 シルストークの言う事はもっともだと頷きながらも、ソクトの意見が変わる事はなかった。


 あの空を埋め尽くした魔法陣を見て、恐れを抱かないはずがない。

 ましてや魔王シリーズが放つ恐怖の波動付きともなれば、思考回路が焼き切れてもおかしくない状況だ。

 このやりとりを倒れた冒険者たちが見れば、シルストークが言っている事の方が正しいと思うだろう。

 だが、この場に居るソクトとナキだけは違う意見だ。



「いいか、シル。魔王は人間が相手をして良いレベルではない。流石は冥王竜の頭を足蹴にして君臨した魔王だ」

「でしょ!?」


「だからこそおかしい。あんな攻撃手段があるのなら、我々は成す術もなく全滅したはずなんだ。冥王竜の頭の上から尻尾レーザーを放てばいいんだからね」

「つっ!?」


「しかし魔王は戦場に降りて来た。しかも……これだけ大規模な戦闘をしているのにもかかわらず、私達はまだ死者を見ていない。つまり、魔王は我々を意図的に殺さないようにしているんだ」



 確かに言われてみれば……と、シルストーク達は記憶を探った。

 そして、倒れて行った仲間達の誰もが、救命救急が必要ないレベルの状態であったのを思い出す。

 ぶにょんぶにょんな頭に取り込まれた仲間だけは安否の確認をしていないが……それでも、錯乱して叫び散らしている光景を見る限り命に別状はなさそうだった。



「モンゼは死なない。魔王に殺意は無く、そしてモンゼはタフだ。ドラゴンのブレスに耐えるタンク役は伊達ではないぞ」

「……兄ちゃん」


「まだ不安か?シル。ついでに言うとだ、モンゼの得意魔法は虚無と防御。攻撃を防ぐ手段の他に、攻撃を回避する手段も豊富と来ている。そんなモンゼなら十分に……いや10分、あるいは5分くらいは持ち堪えてくれるだろう」

「兄ちゃん?あっ」


「その5分で作戦会議を終えれば問題ない。私の見立てでは澪騎士様が駆け付けるまで30分といった所だろう。それまで耐えきるのが最終目標だ」

「兄ちゃん……。」


「シル、まだ――」

「モンゼさんが、もうやられたんだけど」


「……。早くないか?まだ1分も経っていないぞ」



 そんな馬鹿な……と思いつつ、映し出されている映像にソクトは視線を向けた。

 そこで繰り広げられていた光景は、ボロボロの状態で半分地面に埋まっているモンゼと、その頭を踏んでいる無傷な魔王の姿。

 何処からどう見ても、完全敗北している。



「ふっ、モンゼは私達『轟く韋駄天』中でも最低。英雄の子孫パーティーの面汚しよ」

「やめないか、ナキ!」


「よく見なさい、ソクト。モンゼの恍惚とした表情を」

「……うわ」


「ワルトナに苛められている時もそうだけど、完全に悦びを感じているわよ、アレ。パーティーどころか、大人として最低の面汚しでしょ」



 モンゼとて、狙ってリリンサに痛めつけられた訳ではない。

 だが、敵の弱点を見抜ける魔王シリーズを装備しているリリンサの攻撃の一撃一撃が重く、防御がまるで役に立たなかっただけなのだ。


 そして、モンゼはその状況に悦びを感じていた。

 決して狙った訳ではないが、これもありですぞ!と受け入れてはいる。



「で、どうするの?助けに行く?」

「放っておこう」

「兄ちゃん!?」


「賛成よ。ちゃっちゃと作戦会議……。ワンチャンス、このまま澪騎士様が来るまで、ここでやり過ごすってのもありね」

「ナキ姉ちゃん!?」



 非情な判断ができるからこそ、ソクト達は英雄の子孫パーティーとして名を轟かせている。

 魔王相手に逃げる事は、何ら恥ではない。

 むしろ、9万の軍勢が敗北した中、たったの5人だけが生き残ったという方が箔が付く気すらしている。


 だが、その考えをソクトは改めた。



「いや、戦場には戻るぞ。モンゼにはしばらく時間を稼いで貰うがな」

「すぐに助けてあげないの!?」


「魔王の攻撃を受けて悦ぶなど、天賦の才としか思えないぞ。適材適所だ」

「そうかな!?口から色々出てるけど、あ、目からも!」


「涙を流す程に喜んでるって事だ。モンゼが稼いでくれた時間を有効に使うぞ!作戦会議だ!!」



 あんな醜態を晒し続け、ワルトナの耳にでも入ったら……とそこまで思考を回転させたソクトは口早に作戦会議を立て始めた。

 一刻も早く戦場に戻りモンゼを封印しなければ、こっちまでとばっちりを受けかねないと思ったのだ。


 目の前に居る魔王と、裏方に潜んでいる悪辣聖母。

 その両者が振りかざす理不尽を比べ、どっちもどっちだなぁ。っと非常に正解に近い答えをソクトは抱いている。



「いいか、あの魔王が装備している魔道具、あれは近接戦に特化していると言っても良い」

「尻尾からレーザービーム出すんだけど」


「逆に言えば、それが唯一の遠距離攻撃と言っていいだろう。ブルート、エメリーフ、魔王とモンゼの戦闘を見てどう思った?」

「「大人の闇を知りました」」


「モンゼの顔には脳内でモザイクでも掛けておけ。精神的な感想ではなく、魔王の攻撃手段についてだ」



 魔王の動きを格闘家と魔導師としての視点から観察していたブルートとエメリーフは、改めて戦闘力高さに驚愕している。

 近接戦闘ではソクトよりも強いモンゼが一方的に手玉に取られている光景など、5年前に見たきりだったからだ。


 だが、魔王の動きに一定の歪みがあると、二人は気が付いた。



「動きが変です。あれだけ格闘能力があるのなら対人戦闘の経験が高いはず。でも魔王はモンゼさんとの距離が一定ではない」

「どちらかというと、魔導師が無理して近接戦闘をしている様な……?逆に、攻撃のモーションに入ったら一切ブレの無い機械的な動きをします。そこが変です」



 二人が抱いた疑念、それは正解だ。

 リリンサは最近、ユニクルフィンと戯れる事が多いとはいえ、近年のソロ冒険者時代は遠距離からの大魔法で依頼を片付ける事が多かった。

 ソクトが懸念した通り、ホロビノの背に乗って上空から爆破する事案が頻発していたくらいだったのだ。

 だからこそ、僅かな違和感をブルートとエメリーフ、そしてソクトも気が付く事が出来た。



「モンゼは悪魔娘オタクだが、役割をきちんとこなすタイプのオタクだ。自分と魔王を比べやすいよう、柔軟性を捨てた教本通りの動きを徹底している。やられるのが早かったのはそのせいだろう」

「ちゃんと理由が有ったんだね。よかった、ただの変態じゃなくて」


「魔王は不慣れな近接戦闘を魔道具で補正している。そこに私達の勝機がある」



 ソクトを中心として、具体的な作戦が立案されていく。

 そして、モンゼの尊厳が全て剥ぎ取られるギリギリのタイミングで作戦会議を終えた。



 ***********



「どう?私の凄さを思い知った?」

「ま、魔王っ娘……、萌え~~」


「……?燃やして欲しいの?じゃあ、やってあげる。《幻想のほの(イマジィィィン、ファ)》」



 重ね着していた法衣を丁寧に追い剥ぎされ、ふんどし一丁となったモンゼをリリンサは見下している。

 その肉体には隙間なく足跡が付けられ、ふんどしの中央は現在進行形で魔法陣が浮かんだ。

 そして、魔法陣が薄らと赤みを帯び始めた時……その真横に転移してきたナキが思いっきり杖で魔法陣を叩き割った。



「どげなことなのッ!?流石にそれはあかんとッ!!」

「あ、出て来た。誘導成功」


「誘導だったの!?確実に潰すつもりだったわよね!?」



 ナキの鋭いツッコミに、リリンサは視線を泳がせた。

 ユニクルフィン以外での長時間の近接戦闘に、テンションが上がって暴走しかけていたからだ。

 だが、空間から出て来た2人の冒険者を見て、この戦争もそろそろ佳境かとリリンサは意識を引き締める。


 勝利は確定済み。モンゼの戦いから大体の戦闘力も把握した。

 あとは、どうやって有終の美を飾ろうかな。


 そんな事を思い浮かべながら、リリンサは平均的な魔王顔で微笑んだ。



「転がされる覚悟は出来た?……ところで、その人は大丈夫?」

「モンゼ!しっかりしなさい、モンゼ!くっ、よくもモンゼをやったわね!!」


「私はまだ魔法を発動していない。凶器はその杖だと思う」



 魔王っ娘リリンサの攻撃を耐えて来たモンゼだが、ナキの攻撃には無防備だった。

 だからこそ、モンゼは意識を手放す直前に「ただの悪魔めぇ……」と呟いている。

 成人を超えているナキは、たとえ悪魔の様な所業をしようとも『悪魔っ()』にはなれないのだ。



「モンゼを失ってしまったか。この代償は高くつくぞ、魔王」

「だから、トドメを差したのは私ではない。ナキ」


「そこは後でなんとかする。ともかく、今度は私達と戦おうじゃないか」

「改めて聞くけど、勝ち目があるの?なさそうだけど」


「私達だけではな。だが、すぐに増援が来るぞ。知っているか?澪騎士ゼットゼロ様だ」



 なるほど、澪が近くに来てるんだね。確かに戦闘になったら厄介だと思う。

 でも澪は、私達が心無き魔人達の統括者だと知っている。

 積極的に手助けはしてくれないけど、敵対だってするはずがない。


 ソクト達が抱いている唯一の希望を思考の中で否定したリリンサは、むしろセフィナの事を打ち明けて奪還を手伝って欲しいとお願いしようと決めた。

 お互いに多忙な時を過ごしてきたせいで、三頭熊事件以降、リリンサは澪騎士と連絡を取っていないのだ。



「そう、じゃあ澪が来るまで遊んであげる。それまで持ちこたえて欲しい」

「澪騎士様の名を聞いても一切揺るがないか。まったくとんだ魔王様だな」



 やれやれ……と肩をすくめる振りをして、ソクトは素早く指でサインを送った。

 打ち合わせた作戦通りに行動を起こせと、別空間に隠れていたシルストーク達に合図したのだ。


 そして、リリンサの上空20m。

 影を地面に落とさないように魔法で撹乱しながら、シルストークが空を駆ける。



「《業火式天セレモニーフレア・開炎!》」



 風氷炎雷、四つの属性を掛け合わせた二重魔法斬撃こそ、シルストークが持つ侵略する四葉の真骨頂。

 稲妻のごとき雷鳴で相手を委縮させ、業火を纏った剣で焼き切る。

 シンプルにして高い威力を持つこの攻撃が、ソクト達の最初の一手だ。



「接近音を悟らせず、逆光で遠近感を狂わせる。良い強襲」



 シルストークが転移した位置はわずか数cmズレもないリリンサの真上。

 ドラゴンを狩るときに行われるこの強襲は、時間稼ぎというよりも、短時間で決着をつける為の必殺の陣形だ。


 殺すつもりで行動しなければ、5分と保たないだろう。

 そんなソクトの見立ては、奇しくも正解となった。



「叩き落とせ、魔王の脊椎尾」



 ブンッ!っと無造作に、まるで空を飛ぶ虫を叩き落とすかの如く、魔王の脊椎尾が振るわれた。

 真っ直ぐに伸ばされた魔王の尻尾の長さは、最大10m。

 シルストークが有効射程範囲に入った瞬間、その先端が突き出された剣の先端を捉え……ない。



「ん!違う!!」

「あぁ、そうだよ。僕はシルじゃない。《勝ち進む十字紋(バーサークジェネラル)ッ!》



 天空から強襲を仕掛けていたシルストーク、その姿が一回り小さいブルートへと置き変わった。

 これを可能としたのが、ワルトナが支給した認識錯誤リング『見分けられない絵画(ドッペルゲンガー)』だ。

 一定時間、一緒に過ごした仲間の姿だと他者に認識させる指輪の効果に逆光での視界不良を加味し、ブルートは魔王の首冠で強化されているリリンサの目を欺いた。


 ブルートの前を魔王の脊椎尾が通り過ぎ、リリンサの振り払いは失敗。

 だが、命令を忠実にこなそうとする魔王の脊椎尾が再び獲物を捕らえようと進路を変え……ランク6のバッファ魔法で強化されたブルートと正面衝突する。



「う”ぅ”ぅ”ぅ”ーーッ!」

「正気を失っているように見えるけど……正確に駆動関節を狙っている。威力も高い」



 遅れて転移してきた本物のシルストークを狙っている魔王の脊椎尾を、ブルートは全力で阻止している。

 一時的に戦闘以外の脳力をすべてシャットアウトする事で、肉体の安全装置を解除した性能を得る『勝ち進む十字紋(バーサークジェネラル)』。

 まるでタヌキ将軍の様な苛烈な攻撃で動きを封じられた魔王の脊椎尾の横を、シルストークが駆け抜けた。



「取っーー!」

「取れるわけがない。《魔王の右腕。50の障害を以て、完全に、防御せよ》」



 リリンサの命令を聞いた魔王の右腕が蠢き、50種類の防御策を講じた。


 25種類の防御魔法。

 10種類のアンチバッファ。

 そして、15種類の迎撃の手段を以てして、シルストークの攻撃は潰えて終える。


 ……だが、それこそがソクトが立てた作戦の第一段階だった。

 迎撃手段として目立っていた魔王の脊椎尾と魔王の右腕の無効化。

 それを達成し、次に狙うのはリリンサの拘束だ。



「《四十重奏魔法連クァドラゲテットマジック千年氷居ミレニアムイグルー》」



 ナキが放ったのは、全長2m四方の氷の正立方体。

 ハニカム構造になる様に隙間なく配置されたそれらがリリンサを取り囲み、半円状のドームと化す。

 その中に閉じ込められたリリンサは、遮断された外部の状況が分からない。

 だからこそ、直感に従って魔王の脊椎尾の先端に魔法の光を輝かせた。



「《竜を撃つ一撃(ブリトラハン)》」



 高速で乱射された閃光が、瞬く間に千年氷居を抉り落としていく。

 僅か三秒ほどで前後左右の視界を確保したリリンサは、目の前で杖を構えて詠唱していたエメリーフを見て、驚愕が彩った目を見開いた。



「《――この大気こそ、勝利の息吹。飄々とする老爺よ、我を下して何を得るのだ? 封馬王の東風(アイオロス・エウロス)》」



 エメリーフが唱えたのは、大規模殲滅魔法『封馬王の東風(アイオロス・エウロス)』。

 その魔法名を聞いたリリンサは、それがランク9の魔法であると見抜いた。


 この短時間でランク9の魔法をたった一人で完成させるとか、凄い成長ぶり。

 流石はワルトナが育てているだけはある。


 厚い信頼を置いている親友の努力を垣間見たリリンサは、手を抜くのは失礼だねと断じ……今まで使用を控えていた魔王の心臓核に真紅の光を灯した。


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