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第31話「歴史に刻みし名 タヌキ帝王・”ソドム”  前篇」

「へぇー。それがリリンやワルトナが言ってた悪喰=イーターね。凄まじいエネルギーが見えるわ」

「見えるだと?そう言えば、お前の目は少しおかしいな?魔法か?」


「そうよ。私だけが使えるオリジナルの魔法『生命認識メディカルチェック 強制支配アウトプット』。生命情報を習得し管理する魔法ね」

「……ほう?そんな魔法があるのか。使えそうだな(・・・・・・)


「えぇ凄く便利よ。そしてこの目で見る限り……あなたの力って、圧倒的すぎるわねっ!」



 ふっと、空気の揺らめきを残し、カミナの姿が消えた。

 いや、消えたと錯覚するほどに急激に走り出したカミナは、ソドムの前にて拳を振りかぶり、強く大地を踏みしめている。


 地面に亀裂が入り、ソドムの体幹が崩れた。

 それに合わせるようにして、カミナの拳が着弾。

 ソドムの頭ではなく胴を狙ったカミナは、毛皮に拳がめり込む感覚を察知し、一気に勝敗を決めるべく、身体に刻んだ魔法刺青マジックタトゥーを活性化させた。



「《八十魔法陣(オールタトゥー)、空間展開》指定領域内生物の心拍数、脈拍、血圧に干渉・低下。神経系統・妨害展開」

「ん?息がしづらくなったか?」


「一気に決めるッ!」



 カミナは腕に刻んであった魔法刺青を全て解き放ち、空間にアンチバッファを掛けた。

 生命維持を妨害するそのアンチバッファは、循環器系を犯す毒として、ソドムを蝕み始める。


 そんなソドムに与えられたのは、殴打の弾幕だった。

 毎分800発というメナファスが機械を使い行うそれを、カミナは自身の強化した肉体で行っているのだ。


 しかもそれは、一発一発が生命活動を脅かす、即死の拳。


 着弾した瞬間に生命活動を司る神経系を汚染し、急激な機能不全を起こさせる。

 神経を持つ生物にとって致命的なその攻撃は、性質上、世界を統べる眷皇種にも十分に通用するものだ。


 カミナが拳に纏わせているのは、攻撃対象の体の中を流れる電気信号とまったく同じもの。

 つまりそれは、攻撃として判断されず、防御魔法を透過する。

 さらに、眷皇種という強き生物であるからこそ、その電気信号の流れに対し、身体は忠実に反応を示す。

 願った動きを思いのままに実現できる肉体を持つからこそ、カミナが流し込んでいる死へ向かう電気信号にも、身体が反応してしまうのだ。


 一発でも叩きこまれれば、死が見える。

 そんな拳を千発以上叩きこんだカミナは、やがて、違和感に気が付いた。


 目の前のソドムの生命情報が、一向に変化していない。



「くっくっく。何を殴ってるか良く見た方がいいぞ」

「ちぃ!身代わりかッ!」



 背後から答えを貰ったカミナは苦々しそうに奥歯を噛みしめ、目の前の存在に別れを告げた。

 怒りを込め、渾身の力で蹴り飛ばしたそれは、軽々しく吹き飛んで遠くの木に激突。


 その正体を見て……カミナは更に苦々しい顔をした。



「……タヌキ人形ね」

「彫像って言ってくれよ。どうだ?良い出来だろ。毛並みの感じを出すのって結構、難しいんだぜ」


「まったく……話に聞いていた通りのクソタヌキね」

「称賛として貰っておくぞ」



 カミナが苦い顔をしたのは、二つの要因があっての事だ。

 一つ、ソドムだと思って殴っていた物体が、偽モノだったという事。

 つまり、カミナの絶対知覚領域に認識されること無く、生命と非生命が入れ換わったという事になる。


 そしてもう一つ、千発の殴打を繰り出しても、そのタヌキ彫像に傷一つ付いていないのだ。

 確かに、タヌキ彫像は無機物であり、カミナの生物殺しの能力は意味を成さない。

 だが、純粋な殴打のダメージは膨大であり、ダイヤモンドですら容易に砕く拳を無傷で耐えきったのは納得していい話ではない。


 手に残っている殴打の感覚を確かめたカミナは、素直な気持ちで、ソドムに問いかけた。



「殴ったのに破壊出来ないなんてね。防御魔法が掛ってる感じじゃないし……あれは何で出来てるの?」

「ただの鉄だ。随分と鍛えているがな」


「アレが鉄?ありえないわ」

「ありえるぞ。お前が知らないだけだ。あぁ、本当に人類は衰退したな。神性金属の造り方も知らないとはガッカリだ」


「神性金属?何を言ってるの?」

「まぁ、お前は見どころがあるようだし教えてやるよ。金属の分子構造を組み替えて魔法陣を描く。そうすると強度が別次元の金属になる。それを神性金属つうんだよ」



 初めて聞く言葉に、カミナは心がときめいた。

 カミナに取って、新しい知識を授けてくれる存在が人か獣かなど関係ない。

 未知という至宝を授けてくれる存在ならば、姿など問題にならないのだ。



「なるほど……グラムの材料にも未知に金属が使われていたわね。へぇ、あれって造れるんだ」

「この世に生み出せない無機物など無い。それは那由他様が証明された理であり、俺が得意とする真理究明に近しい物でもある」


「真理究明……良い響きだわ。あなたとは意気投合できそうね。だけど……」

「そうか?俺よりもムーの方が相性は良さそうだがな」


「それは、戦闘終了後、私の勝利の後でって事になるわ!《大規模個人魔導パーソナルソーサリィ過酷脳質ブレインチューン神経精査ブーストアップ!》」



 カミナの体に刻まれている魔法刺青には、二つの役割がある。

『肉体の性能を引き上げる魔法陣』と、『肉体の性能を抑える魔法陣』だ。


 相反する魔法陣が刻まれている理由は、至極単純なものだ。

 肉体の性能を高め続けた結果、驚異的な身体能力を手に入れたが、身体にかかる負荷に肉体が耐えきれず自壊を始めてしまったのだ。


 生物には細胞分裂限界数という物があり、通常、使い切る前に命を終える。

 だがカミナの身体は再生と破壊を繰り返し、著しく細胞分裂が行われてしまった。

 計算では20年も持たないと判断したカミナは、身体機能に制限を掛け、普通の寿命を手に入れたのである。


 そして今、その制限をすべて取り払った。

 目の前に君臨する眷皇種を倒すべく、カミナは動き出す。


 だが……。



「……コイツは驚きだ。その魔法は、この時代では喪失しているはずだが?」

「なに?」


「名前は違うがな、魔導枢機霊王国時代に流行った魔法にそっくりだぜ。で、この程度のバッファが切り札なのか?《極限なる覚醒者サウザンド・ハンドレッド》」

「つっっ!?」


「このバッファが切り札だというのなら、悪喰=イーター(本気)を出すまでもなかったな。だがせっかく出したんだし使って遊んでやるよ。ほら、先手は譲るから、かかって来い」

「そうね。なら、遊ばれてあげるわ!」



 カミナはこの瞬間、勝利できないと悟った。

 ソドムが使った魔法は、確かに今、カミナが切り札として発動したものと同じもの。

 ただ、その完成度は段違いであり、如何に自分の魔法が稚拙であったかを思い知らされたからだ。


 それでも、カミナは拳を振るう。

 逃げるなんて論外だ。

 自分の出しうる最大をソドムに叩きつけ、新たな未知(至宝)を見つける。


 この世界には知らぬ事があるという希望。それが一瞬でも見れるのならば、命を賭けても惜しくはないとカミナは思ったのだ。



「喰らいなさい!《近づき難き十の手(ペナンス・ドュルガ)》」



 カミナは、殴る。

 狙った対象物の構成要素を十方向に引き裂く魔法を纏わせた拳は、カミナが持つ攻撃手段の中で最強の……魔法打撃。


 カミナは攻撃魔法が使えない訳ではない。

 今までは自身の肉体が一つあれば、どんな事態にも対応できた。

 だからこそ、魔法を使う必要性を感じなかっただけなのだ。


 しかし、ソドムにはそれでは勝てないと悟った。

 だからこそ、気まぐれで覚えたランク9の魔法を拳に纏わせた上で、自分の体を魔法に合わせて最適化し、その威力を昇華したのだ。


 空を切る閃光。

 おおよそ殴打とは呼べない拳はソドムを捉え――られない。



「反芻せよ、悪喰=イーター《究明真理生成(グレゴリプレイズ)百腕巨人ヘカトンギガーズ》」



 カミナの拳は、ソドムが創り出した百の漆黒の腕の一本に、真正面から握り捕らえられた。

 秘めていた破壊の力は押し殺され、漏れ出た余剰エネルギーでさえも、あっけなく霧散してゆく。


 その黒腕が持つ能力によって、あらゆるエネルギーは空間ごと吸い上げられ、ソドムが持つ悪喰=イーターへと還元されているのだ。



「初めて出したが、案外使いやすいなこのガントレット。アルカめ、良いもん貰ってるじゃねえか」

「う、動けないん……だけ……ど……」


「そりゃそうだろ。このガントレットは封殺を得意とするガントレットだ。ハメ殺しをする為に造られたもんで、捕まっちまったら攻略するのは容易じゃねえ」

「質問、いい、かしら……?それはもともと、100本セット……なの?」


「そんな訳ねえだろ、人間用だぞこれは。俺の真理究明の力がありゃ、設計図を用意するのは容易い事だ。んで、設計図さえがあれば、お前でも量産できるだろ?」

「あ、ははは。マジでこれは、勝つ手ないわ……」


「ほう?……頭ん中で、どうすればコレを造れるか考えてやがるな?自分の命すら優先する探究力。それに対し、俺は価値を見出したぞ」

「なに……を……?」


「まぁ、こっちの話だ。とりあえずそうだな……。まだ、黒腕は99本残っている訳だが、俺が今から何をするか分かるか?」

「は、はは……。それくらい分かるわよ。……殴るんでしょ?」


「おぉ!良く分かったな、正解だ!……じゃあ、殴るぞ」



 **********



「お帰り、ソドムっち。ん?……なにそれ」

「お土産みやげだぞ。ムー」



 リンサベル家の霊園最奥にある霊廟。

 その地下最深部にある扉をくぐり、ソドムはさらに奥深くへと歩みを進めた。


 やがて出現したのは、高さ100mはあろうかという、巨大な鋼鉄の扉。

 その根元に隠されている通行用の小さい扉をソドムが潜り抜けた瞬間、熱心に机に向かって図面を引いていたムーが声をかけてきた。

 視線はソドムに向けられる事は無かったが、それでもソドムが背負っているモノを知覚し、嫌そうな声をあげる。



「……。ソドムっちの性癖にとやかく言うつもりはないけど、盛るなら見えない所でやって欲しいかなー」

「違うッ!!お前に土産だって言ってるだろ!」


「みやげ?ならもっと他にあるでしょ?メロンとか、メロンとか、メロンとか。一応、脂の乗ってそうな若い人間を持ってきたみたいだけど、逆にちょっとどうかと思うねー」

「食わねえよ!というか、お前なら俺が何を言いたいか分かってるだろ!ムー!!」


「あはは、冗談だってぇ。で、上にいたやつでしょ?その子。……飼わないから戻してきなさい。めっ!」

「ちっとも理解されてねえし!!お前そんなに馬鹿だったっけ!?」


「失礼な。馬でもないし鹿でもない。タヌキだ!」

「そんな事は知ってんだよ!!この研究馬鹿タヌキィ!」



 タヌキ帝王同士が暴言を吐き合う。

 普通のタヌキ――アルカディアなどがその光景を見たならば、毛を逆立たせて一目散に逃げ出すという戦慄の光景だ。


 だがそれは、周囲で最先端技術を研究している『ハカセ・タヌキ』にとっては見慣れたもの。

「またいつもの漫才が始まったよ」。とか、「そんな事やってねぇで図面引け、図面!」とか思っている。



「で、ここに連れて来たって事は面白い事が出来るの?ぱっとみ、技術者には見えないけど」

「いやいや、頭ん中はすげえ事になってるぞ」



 ソドムは、背中に担いでいた人間――カミナ・ガンデを床に下ろすと、「ほら、自分で調べろ」という視線をムーに向けた。

 だが、その視線をガン無視して、ムーは机に向かって図面を引いている。


 ソドムが途方に暮れているこの場所は、世界で最も進化した技術が生まれ続ける場所。『タヌキ地下研究室(ラボラトリー・ムー)』。

 帝王機を始めとする人間世界には無い『超状魔導具オーパーツ』の製作・管理をしている場所であり、タヌキ帝王・ムーの本拠地だ。


 もともとの本拠地は楽園タヌキ帝国(ソドムゴモラ)などの別の場所にあったが、那由他がこの大陸で活動し始めた事により移転してきた。

 そして、ソドムとゴモラが管理していたこの場所に目星を付けたムーが、地下を掘って造ったのだ。



「今はソドムっちの新型機を作るので忙しいの。新しいギミックの調整が山積みだって知ってるよね?だから頭の悪い人間と遊んでいる暇は無いの!」

「頭が悪くないとしたら?」


「……。何が言いたいん?」

「俺も調べて驚いたが、コイツの頭の中には、帝王機の素体に近い物の構想がある」


「うっそ!?人間が独学で辿りついたって言うの!?調べて!《悪喰=イーター!》」



 ソドムは、カミナとの戦闘中に悪喰=イーターを使って解析を行っていた。

 揺るぎない勝利を求め、カミナの身体の構造や魔法刺青の効能、脳内に蓄えられている知識までをも解き明かしていたのだ。


 そして、戦闘終了後に本格的に脳内の情報を調べ始めたソドムは、目を見開いた。

 この地下研究室に比べて圧倒的知識不足でありながらも、工夫と発想によりムーに近い技術力を持っていたのだ。

 特に生物学については、機械系に強いムーを一部凌駕している程だった。


 その部分だけでも十分に使えると思ったソドムだが、カミナの知識だけを使って帝王機の素体が造れることに気が付き、そして、それは形になりつつある事を発見する。

 あと数年、5年もあれば組み上げられるはずだと思ったソドムは、ウッキウキな足取りで、カミナをお持ち帰りしたのである。



「うっわ。本当だ……。これと、これを組み合わせれば、生命機構ライフエンジンができるでしょ?で、こっちのとこっちのを組み合わせれば、増幅走行フレームが……。マジか」

「良いお土産だろ?ムー」


「まじか、まじか……ソレをこうすれば、僕のより発揮効率が良くなる?いやコレだけじゃなくて、マジックグリースで潤滑しないと……でも、イケる。イケるよ!これ!!」

「どうやら気に入ったようだな。で、俺のエゼキエルは良いもんに仕上がりそうか?」


「この子がいれば一気に研究が進むかも!?いや、絶対に進むね!!やるじゃん!ソドムっち!」

「これも俺の愛機を直す為だからな。役に立つようで何よりだ」


「じゃ、早速、起こして話を聞かないと!……ほら、起きて!起きて!」



 そしてムーは、カミナを起こす為に、遠慮無く頬を叩いた。

 それは、タヌキ帝王の一撃。

 絶妙な力加減のそれは効果抜群であり、3発目でカミナは目覚めた。



「ここは……?」

「ようこそ、カミナガンデ!歓迎するよ!!」


「なんで寝起きにタヌキ?いやちょっと待って混乱してるわね。私はソドムと戦って、それなのに意味が分からな……あ。分かったわ。ここがユニクルフィンくんが言ってたタヌキ地獄ね?」



 カミナが見たのは、近未来な室内とタヌキが白衣を着て集団で歩いている戦慄の光景。

 白衣の天使と呼ばれる事があるカミナですら、簡単には受け入れらない理想郷。


 そしてムーは人の心を考慮せず、自分の都合で話を進めた。



「いやいや、僕らみたいな科学者に取っちゃ天国でしょここは!アレを見て、そう思わないかな?」

「……。そうねぇー。ここが夢の世界じゃないというのなら、心の底からそう思うわー」



 ムーが指差したその先には、魔導巨人が立っていた。

 それは、一体だけではない。

 合計8体の魔導巨人が整列している極限戦慄な光景は、カミナに取って……夢だと思ってしまう程に信じられぬほどの至宝。


 そしてその最前列には、組み上げられている途中の漆黒の魔導巨人がいる。

 外装は付けられておらず、内部機構が露出しているからこそ、それを見たカミナは悟る事が出来た。



「あぁ、これはマジで……カツテナイなぁ。人類ボロ負けじゃない」

「でしょ?僕が作ったんだよアレ!いいでしょ!?いいでしょ!?ときめくでしょ!?」


「えぇ、初恋ってこんな感じなんだなって、凄くときめいてるわ」

「じゃ、キミの話を聞かせてよ、カミナガンデ。っと、一応人間の姿になっとこうかなー《女帝の騎行(ヴィギルア・ワルキューレ)!》」


「……。もう、タヌキってなんでもありなのね。ふふ、笑っちゃうわ」



 白衣を着た小柄な褐色肌の美少女に握手を求められたカミナは、心からの笑顔でそれに答えた。

 固く握手を交わし、一瞬で意気投合したカミナとムーは、一番近い帝王機に向かい歩き出す。

 その楽しげな雰囲気から、帝王機について説明するのは明らかだ。



「……お前は、そうやって人間と楽しそうにしてるのが似合ってるぜ」



 ムーとカミナの後姿を見ながら、ソドムは誰にも聞きとれない程の小さい声で、呟いた。

 その呟きは誰にも届いていないが、ムーに対して送られたものだ。


 遥か数千年前の思い出にある後ろ姿。

 ”ソドム”になる前に見たそれは、ソドムに取って、とても感慨深いものだ。


 ソドムは思い出す。

 あの時の約束、果たせなかった誓いを――。

こんばんわ!青色の鮫です!!

実はなんと!レビューを頂きました!!


アクセス爆増ッ!!

ブックマ激増ッ!!


これはヤバいです!明らかなタヌキフィーバー状態です!!本当にありがとうございます!!


で、嬉しすぎますので、うっきうきで執筆した『秘められしソドムの過去』をこの後(本日の、だいたい11時過ぎくらい)に投稿します!!


……ソドムが主人公の番外編、どうぞお楽しみください!!

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