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第34話「バトルロイヤル⑧エルの正体」

「ふぉおお!聞いたかいがあったなんてもんやないで!大収穫や!!国民全員が垂涎ものやで!!」

「良かったなエル。うん。喜んでくれて俺も嬉しいよ……で、リリン、普通に乱入して来たけど、良いのか?」



 歓喜に震えながら、メモ帳を大事そうに懐に仕舞うエル。

 どんだけバナナ好きなんだよ。お前タヌキか何かか?


 そして、満足げな表情でふんすと鼻を鳴らしているそこの大悪魔さん。

 ぶっちゃけ来てくれて助かったが、今は拳闘大会中なんだけど、乱入なんかして良いのか?

 というか、観客席と闘技石段があるこの場所って、普通は簡単には入れないようになっていると思うんだが?


 ちらりとリリンが着た方向を見てみると……ものすっごく焦げた扉があった。

 どうみても強行突破している。後で怒られる奴に違いない。


 俺は改めてリリンへ問いかけた。



「壁……ぶち破って来たんだな。あえて聞くが、良いのか?」

「ユニクの安全より優先する物は無い。なので、全力でぶち破って来た!」



 ……ぶち破ったのは、壁だけじゃねえな。

 常識とか、倫理観とかも一緒に粉々だ。



「ん?リリン、頭に付けているのはなんだ?」

「これは認識阻害の仮面。一応乱入しているのが私だとバレないように対策済み」



 ……そういう所はしっかり対策するんだな。

 ワルトの仕込みが見え隠れしている。

 よくしたんだろうな。乱入。



「まぁ、あんなもんを見せられたら、心配されてもしょうがないか」

「あんなもの?」


「あぁ、グラムと同等の神殺しの一つで、『神縛不動・ヴァジュラ』って言うらしいぜ」

「……!そんな物を使ってきたの?」



 リリンはクルリと俺から視線を外して、エルを見やった。

 平均的なジト目……より上位な、警戒と敵意を含んだジト目。

 仲間の俺ですら震え上がる視線を受けて、エルは……にこやかに笑い返した。


 なに?リリンの威嚇を受けても動じないだと?

 エルは敵ではないし、敵対するつもりもないと言っていたが……その正体は謎のままだ。

 正体不明なまま返してしまうのは良くない気がするし、率直に聞いてみるか?



「なぁ、エル。良かったら素性を明かしてくれないか?敵じゃないのなら、友好的に接したいしな」

「まぁ、少しくらいならええで。何が聞きたいんや?」


「確か、本拠地があるんだろ?ぶっちゃけて言えば、お前の身元が知りたい。そして、なぜ神殺しなんていう武器を所持しているのかも」



 エルは本拠地があると言っていたし、その本拠地はバナナの生産地であると言っていた。

 ……いや、バナナはどうでもいい。

 問題なのは、その本拠地はどこなのかということだ。


 俺の中に湧き上がる、可能性。

 ……レジェンダリアか?


 もし、レジェリクエ女王が差し向けた刺客ならば、俺の技量を確かめようとするのは、話が通る。

 神殺しを余裕で扱うその技量も、レジェリクエ女王が持つ最大戦力だとするのなら、納得だしな。


 だがその可能性は低いだろう。

 リリンの表情はだんだん険しくなり、とうとう杖を構え始めた。

 顔見知りならこんな事にならないだろうし、謎は深まるばかりだ。


 そして、エルは口を開いた。



「ワイはな……『楽園』の管理者や」

「楽園?」



 ……楽園?

 なんか、その言い回しは妙に引っ掛かるんだが?


 楽園……。

 バナナがいっぱい……。

 バナナはタヌキの好物……。

 だとすると……楽園には、タヌキがいっぱい?

 ……まさか。



「楽園……か。どんな感じの奴だ?」

「バナナが生い茂っとるで、そこら中に。ま、バナナだけじゃなく色んなフルーツが仰山あるけどな」


「なにその、森。というか、それは人が住む所なのか?」

「人間もおるにきまっとるやろ。水やりやらの作物の管理しとるがな」


「……だよな。バナナが生い茂る楽園とかいうから、楽園タヌキ帝国(タヌキ・パラダイス)なのかと思ったぜ!」

「なんや、知っとるんなら話は早いやんけ」


「……は?」

「ワイの本拠地は、『楽園タヌキ帝国(タヌキパラダイス)・ソドムゴモラ』や」


「なんだってぇぇぇぇぇぇぇ!?」



 悲報!エル、地獄からの使者だった!!


 というか、タヌキの支配地に、人間が住んでいるだとッ!?!?

 俺の脳裏に、タヌキパジャマを着た謎の集団が浮かび上がる。

 老若男女、クノイチ幼女から、タコ頭のオッサンまで、等しく平等にタヌキパジャマ。


 ……狂気の沙汰以外の何物でもないんだが?

 そして、気になる事は他にもある。


 その楽園の始まりは、古き世界の中心の都。『枢機すうき魔導まどう霊王国れいおうこく・ソドムゴモラ』。

 この闘技場の外壁にあった石板が語るように、タヌキに滅ぼされた伝説の都市の名だ。


 正直な話、クソタヌキの名前が混じっている時点で嫌な予感がしていた。

 だが、見て見ぬふりをしていた。

 気が付いてしまったら、俺の精神に異常をきたしそうだったからだ。


 だが、それも限界が来てしまったらしい。

 俺は心の中で叫ぶ。


 ……。

 …………。

 ………………クソタヌキ、お前、国王だったのかッッッ!?!?



「エル……聞くまでもない事なのかもしれないが、答えてくれ。そのソドムゴモラに、タヌキは居るのか?」

「いっぱいおるで。むしろ、人間よりタヌキの方が多いくらいやな」


「……ごふ。そ、そんな地獄みてぇな場所で商売ができるのか……?というか、人間は真っ当に暮らしているのか……?」

「当たり前に暮らしとるで。むしろ、この大陸のどの国よりも豊かやな」


「は?」

「この国で今一番勢いが良いのはブルファムか、レジェンダリアやろ?でも、そのどちらも比肩できんくらいに栄えてるで」


「はぁ?」

「国民の意識自体が高いのもあるけどな、魔法のグレードが違うねん。ここ等の魔法職と言ったらランク3くらいの魔法しか使えへんやろうけど、ソドムゴモラじゃそんなもんは、バナナのヘタにも劣るもんや」


「一般の冒険者が、バナナのヘタ以下だと……」

「そんな訳で、文明レベルで発達しとる。ぶっちゃけた話、途絶えたとされる古の魔法技術もある程度は残ってるで」


「……私も興味が湧いた。そのソドムゴモラへは、どうやったら行けるの?」



 うわぁあああああ!リリンが興味を示してしまった!

 やばい、早く何とかしないと、大変な事に……。


 レジェンダリア以上の魔郷は無いと思っていたが、まさかそれを上回る場所があるとはな。

 つーか、クソタヌキの国に行くなんて、正気の沙汰ではない。

 自殺よりも酷い何かな気さえしてくる。


 だって、クソタヌキの国だし!

 バナナ攻撃も無効だし!!

 勝つ手がないってもんじゃねぇ!!!


 俺は目を煌めかせ始めたリリンを止めようと、必死の抵抗を試みる。



「リリン、タヌキだぞ?近寄っちゃダメな存在だぞ?」

「でも、ソドムゴモラは滅びてもう何も残ってないというのが風説。それなのに国があるというのであれば、確かめたくなるというもの」


「確かに、歴史的には凄い事かもしれないが……」

「ソドムゴモラは、もの凄い魔道具がいっぱい有ったとされる。魔王シリーズの由来もソドムゴモラだというし、もしかしたら、グラムもそうなのかもしれない」



 ……なんだと?今聞き捨てならない事を言ったよな?

 魔王シリーズの由来がソドムゴモラ?

 だとすると……あの石板に描かれていたクソタヌキが召喚していた武器の数々は、同等の能力を持っている……?


 なんだ、クソタヌキは、魔王の一柱だったのか。

 そうかそうか、薄々、そうじゃないかと思っていたぜ!


 滅びろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!



「そんな嫌わんでもええやんか。ホンマ良い国でっせ。タヌキと人間が仲良く共存しているんや」

「タヌキと共存……信じられねぇ……。どんな風に共存してるんだよ」


「そうやなぁ。例えば畑とかで人間が作物を育てているとするやん?するとタヌキが近寄ってきて作物をねだるんや。もちろん人間はタヌキに作物を分けてやる、すると貰ったタヌキは人間が畑に居ない間、見張りをしてくれるちゅうわけやな」



 ……それは、自分の餌場が他の奴に取られないように、守っているだけじゃないのか?



「というか、人間が居なくなった後、勝手に収穫して食うだろ。タヌキなら間違いなくやるはずだ」

「ま、多少はな。他には美談もあるで」


「美談?」

「冬になるとめちゃ寒くなるやん?そんな時は暖を求めてタヌキ達は民家に向かうんや。で、玄関の戸を叩く」


「……強盗か?」

「ちゃうで。住人の人間は温かく家に迎えてくれて、鍋やら汁ものやら食わせてくれるんや!」



 なんでだよッ!?

 タヌキに鍋を食わせて何の得がある!?

 むしろ、鍋にされろよ!

 肉はトロけてジューシーだろううがッ!!



「それのどこが美談なんだ?」

「タヌキは一食の恩を忘れないで。夏になったら森に出向いて人間じゃ勝てへん動物の素材を集めてきて恩を返すんや。ソドムゴモラの一番の収入源は貿易で、そこでワイみたいな商人の出番ちゅう訳や」



 割としっかり恩を返しているだと……。

 タヌキのくせに……。

 そういえば、森ドラゴンからアホタヌキを救出し共闘した後、リリンがアレルギーで倒れた事があった。

 その時も、アホタヌキは薬となる葉っぱを持ってきたっけな。


 意外と、律儀なのか?

 ……嘘だろ?だってタヌキだぞ……。



「で、そんな楽園の元締めの一人がワイという訳やな。そこまではええか?」

「いい。それで、どうやったらソドムゴモラへ行けるの?」


「行かれへんで。ソドムゴモラは厳しく入国規制をしとる。そもそも、この大陸じゃなくて他の大陸やしな」



 俺が呆然としている間に、リリンがエルの問いに答えた。

 そして、話の流れが良い方向に向き出したようだ。


 入国規制があるのなら行っても中に入る事が出来ないし、別の大陸にあるというのなら、偶然辿り着いてしまうという不幸もない。

 誰が好き好んで、タヌキの楽園なんぞに行くか!

 それだったら、レジェンダリア国の方が100倍マシだぞ!


 とまぁ、心の声は表面に出さないようにしつつ、リリンをなだめる。

 そして別の話題を振って、意識を塗り替えてしまえばバッチリだな!



「行けないから諦めようぜリリン。ちなみにエルに聞きたいんだが、文明レベルで発達しているのなら、料理だって相当進歩してるんじゃないのか?仮にも、食い意地の張っているタヌキの国だろ?」

「あー実はな、料理とかはあまり進んでないねん。と言うのも入国規制が原因なんや」


「そうなのか?」

「そうや。技術流失を抑えるということは、文化の交流もないという事や。んで、一つの都市程度しか人口が無いソドムゴモラは、新しい発想が生まれる事自体が少なく、生まれた発想が定着するスピードも速い。思いついた料理はすぐに既知となってしまうんや。結局、国外の知識や発想を手に入れることが一番手っ取り早いんやけど……」


「なるほど、入国規制のせいで、異文化交流まで制限されていると」

「そうや。だからワイら行商人が各地で知った料理の知識を持ち帰り、再現しとる」



 へぇー。意外と大変なんだな。

 タヌキが関わっている以上、まったく同情をしないけど。


 しかし、料理の数が少ないというところは、リリンから同情を引きだしたらしい。

 何故かリリンは、「それじゃ、良い物をあげる」といって、何かを召喚。

 それは……色んな料理の写真が載った、新商品PRのチラシの束だった。



「何やと……。これは……」

「私が旅をしていた時に集めた、料理店のチラシ。名前と写真ぐらいしか載ってないけど、参考ぐらいになると思う!」


「そうか……バナナを切って、アイスやらゼリーやらと一緒に何層にもグラスに盛る……これが噂に聞いたパフェという……。」



 エルは一番上にあった『バナナパフェ』なる食べ物の写真を凝視し、ポツリと呟いた。

 なんか、感動で打ちひしがれてるっぽい。


 おーい。帰ってこーい。



「他にも料理本を見ると良いと思う。最近はそう言った本が増えていると聞いた」

「なに!?ホンマか!」


「レジェンダリア国はそういった娯楽に関して、すごく力を入れている。発想を元に本を売るという手段ならば非力とされる女性でも行う事が出来るから。特に、家庭料理を熟知している奥さま方からは、趣味と実利を同時に満たす素晴らしい案だと絶賛されている」



 なんやて!?と目を見開くエル。

 以外にも料理本という発想は無かったらしく、聞いてみたら、「本屋には魔導書しかないと思っとったで。ソドムゴモラではそうやしな」だそうだ。

 それにしても、エルの欲しているもんは料理本か。


 実は俺も一冊だけ料理本を持っていたりする。

 これと引き換えに、グラムの正体を聞けないだろうか。


 ……ぶっ殺されるな。やめておこう。

 村長がくれた餞別(料理本)、何の役にも立ちやしねえ。



「こうしちゃおれん!ソドムゴモラの全商人をレジェンダリアへ出撃させるで!」

「レジェンダリア国には美味しい物がいっぱいあるから、食べて実感すると、なお良いと思う!」



 ……。二人揃って嬉しげに頷いているな。

 良い事をしたという表情のリリンと、良い事を聞いたという表情のエル。

 それぞれが目的を達したという、満足感に浸っているのだろう。


 でもさ。

 レジェンダリア国の料理本を集めるって、文化的に侵略されてないか?

 エルの言っていた通り、料理というのはその土地の文化である訳で、新しいレシピを緩やかに取り込むのならば古い料理も共存していくはずだ。


 だが、一気に新しい料理が増えた場合、それらを試すのに時間が掛る。

 なにせ、食事する回数は決まっている訳で、100種類の料理が増えたのならば、実に3カ月以上もの間、古い料理を作らなくても良いという事になるのだ。

 そして、古い料理はだんだんと駆逐されてゆく。


 ……あ。これ、レジェリクエ女王の攻撃だよな?

 レジェンダリア国の料理が浸透した頃合いを見計らって、侵攻を掛ける。

 すると、レジェンダリア国の兵士は奪った領地でも慣れ親しんだ料理を口にする事が出来る訳だ。

 ついでに言うなら、侵略をする国の国民に「レジェンダリア?あの料理が美味いとこだよな」と親しみを覚えさせることも出来るかもしれない。


 ……レジェンダリア国VSタヌキの楽園。

 先制攻撃はレジェンダリアの勝利だ。



 **********



『そろそろ雑談は終わったかなぁー?さてさて、拳闘大会”剣”の部は異例の優勝者二人!インタビューは決勝戦前に行いますが、今言いたい事があったら、どうぞ!』



 エルが持っていた神殺しの情報をまだ聞いていないと気が付いた俺は、リリンとエルのバナナ談義が一段落するのを待っていた。

 物凄い早さで打ちとけた二人は、美味いバナナの見分け方を話のタネに盛り上がっている。

 ちょっと触れられそうにない感じだったので落ち着くのを待っていたんだが、どうやら待っていたのは俺だけじゃなかったらしい。


 ヤジリさんはフワリと地上に降り立つと、騒がしく実況しながら俺達の方に近寄ってくる。

 視線から行ってリリンの存在に気が付いているようだが、特に問題にはしないようだ。



『ブラックドラゴンスレイヤーさんは、何か言いたい事はありますか?』

「俺は……特には。しいて言うなら、次は勝つ!ってことぐらいだな」



 これは実質的にエルに向けた言葉だ。

 闘技場が破壊されて引き分けとなってしまったが、そうそう何回も同じ事が起こるとは思えない。

 こんどこそ、グラムの力を引き出して、勝ちに行くぜ!



『黄金の支配者さんはどうですか?』

「せやなぁ。ワイは優勝を辞退するで」


『え!?それは何でですか!?』

「なんて事は無いで、そもそも、さっきの戦いは兄ちゃんの勝ちやったんやで」


『それはどういう……?』

「アレを見てみぃ」



 エルが指差したのは、闘技場が壊れた後で俺が立っていた位置だ。

 特に何かあるように……ん?タイルの色が周りと違う?



「兄ちゃんが立っていたのは、砕けた闘技石段の残骸の上や。つうことはあの時点で兄ちゃんは場外に落ちていなかったちゅう訳やな」

『……はぁ?』


「かたや、ワイはしっかり場外に足を付けとったで。大会のルールでワイの負けや」

『いや、まぁ、言われてみればそうだけど……でもさ、別に良いじゃん!?神様もきっと再戦を望んでいると思うよ!』


「ルールは守らんとダメやろ。そんなわけで、ワイは退散させて貰うわ!ほんじゃな!」



 あ、待てこの野郎!

 お前が負けを認めるのは勝手だが、負けだというのなら、質問に三つ答えろよッ!!


 だが、エルの逃亡は物凄い素早さだった。

 なにせ、ボソリと何かの魔法を唱えた後、存在がぶれる程、加速。恐らくバッファを使ったんだろう。


 そんなわけで、不意を突かれて逃亡を許してしまった。

 なんか、まったく勝った実感が無いんだが?

 むしろ、負けたんじゃないのか?これ。


 俺は、遠くなって見えなくなりつつあるエルの背中を眺めながら、なんとなく、ただなんとなく、思った事を口に出して呟いた。


 

「……また、勝てなかったな」


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