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第8話「罠」

 「こっちなんだなぁ!」



 敵の案内に従い、俺達は森の奥深くへと歩みを進めている。

 適当な雑談をしながら相手の出方を探っていたのだが、よくよく考えてみれば、自己紹介すらまだ済ませていない。

 そろそろ情報収集を始めるとするか。


 そうして、さっさと俺達は自己紹介を済ませ、敵に自己紹介を促した。

 敵だとしたら適当な偽名を言ってくるだろうが、何も聞かないよりはずっといい。



「俺の通り名は『無頼大剣ブライアン』。この剣一本で戦場を渡り歩く、傭兵稼業をしている」

「傭兵稼業?冒険者じゃないのか?」


「最近は傭兵をやっている方が多いってだけで、冒険者と掛け持ちだ。もっとも傭兵家業の方は、よく贔屓にして貰ってた依頼主が更迭されたとかで、めっきり仕事が減っちまったんだがな」

「そうか。だから俺達の依頼を横取りする気になったんだな?」


「はっは!言い訳はしねえ。正直、金に困ってる。定期収入があったもんで、ローンで装備やら何やら新調したんだが、当てが外れちまった」



 なるほど、やけに綺麗な装備を着ていると思ったが買ったばかりなんだな。

 俺達の横を歩くブライアンも、前を歩くやせ細った男も、後ろを歩く太い男も、全て新品に近い装備を着ている。

 見た感じ、話に嘘は無さそうだ。


 それにしても、装備を一新か……。

 見るからに高そうだし、三人合わせて1億エドロは余裕で越えてそう。

 そんな大金を返済する宛があったって、前の依頼主は相当羽振りが良かったって事だな。


 いや、でも待てよ……?

 1億って言えば森ドラゴン一匹分くらいだよな?

 コイツらのレベルなら、森ドラくらいなら何とかなりそうだし、何で狩りに行かないんだ?



「なぁ、金策に困っているなら、ポイゾネ大森林の森ドラとかを狩ってくればいいんじゃないか?」

「その案は最終手段だな。最近じゃ、あの森の付近は謎の病気が蔓延しているというし、リスクの方がでかいだろ」


「あぁ、その病気なら解決したぞ。結局アレルギーが原因で、今は対抗薬を近くの病院で配ってる」

「へぇ、それは良い事を聞いた。この依頼が終わったら向かうとするか」



 あの後、カミナさんが速攻で研究を終えて、薬を作っている。

「原因のサンプルがあるんだし、免疫系異常をコントロールする薬を作ればいいだけよ」と簡単に言っていたが、隣で話を聞いていたミナチルさんの引きつった笑みがすごく印象的に残っている。


 そんな訳で、病室で鹵獲していた大悪魔さんで実験した後、正式に対抗薬として認可されている。

 なお、主材料はあろうことか、タヌキが持ってきた木の枝だった。

 アホタヌキのくせに的確に対応してやがったらしい。

 ……つーか、タヌキに知能で負けるとか、ものすごく悔しい。


 俺達の話を聞いて機嫌を良くしたブライアンは、饒舌に身の上話を始めた。

 今は三人でパーティーを組み、この地域を巡回して金を稼いでいる話や、大きな戦争が起こったら、勝ち目がありそうな方へ出向いて傭兵をするという話だ。

 ちなみに、レジェンダリアの動向は常に気に掛けていて、動きがありそうなら参加するつもりらしい。


 せっかくなので、最近のレジェンダリア国の近況は『フィートフィルシア領が優勢』だという、限りなくグレーに近い真っ黒な情報を流しておいた。

 とうとう鼻歌まで混じりだしたし、ブライアンは相当機嫌が良いみたいだ。

 よしよし、その調子で仲間の情報も喋ってくれ。



「よし、このまま仲間も紹介してくれよ」

「おう!前の細い奴が、『虚言師ウワゴート』。後ろのデブが『妄言師モウゲンド』つう肩書きだ。コイツらは口先ばっかりで、戦闘力は俺と比べりゃ半人前だな」

「ボス、酷いんだなぁ!?ワイらだって、そこそこやれるんだなぁ!」

「そうだぁ!これでもレベルが4万を超えているんだし、そこらの冒険者にゃ勝てるんだぁ」


「あぁん?なら俺に勝ってみろよ?二人がかりでいいぞ」



 ブライアンはヘラヘラ薄ら笑いを浮かべて、二人へ野次を飛ばした。

 その野次を受けて、ウワゴートとモウゲンドは猛抗議。必死に、「ワイらは弱くない!」とアピールをしている。


 まぁ、実際の所、ブライアンが頭一つ抜けて強いだろう。

 レベルもそうだが、身のこなしが半端じゃなく精錬されているからだ。


 利き腕だろう右手は、どんな事態にも対応できるように常にフリー。

 さらに、見るべきは付けている魔法陣の刻まれた手袋だ。


 その手袋の掌の部分には、召喚の魔法陣と思われる魔法陣が書かれている。

 背中に背負う大剣をどうやって引きぬくのかと疑問に思っていたが、手元に直接召喚するらしい。


 戦闘が始まった瞬間、いきなり掌が輝きだして大剣が召喚されるとか、なにそれ凄くカッコイイ!

 俺なんて、指から出るのは不意打ち主雷撃(目つぶし攻撃)だからな。

 さすが一流の冒険者。装備からしてこだわりを感じる。



「それにしても、あんさん等は若いのに二人旅でっか?」

「なかなか、真似できる事じゃないと思うだぁ。すごい!」

「まだ、旅を初めて1カ月とちょっとだけどな。なんとかやれてると思うぜ」


「そうでっしゃろな。かなり珍しいタイプのパーティでっせ。男女が1人づつというのはなぁ」

「実力が無いと上手くいかない事例の、代表例みたいなもんだぁ」

「そうなのか?俺は旅をするのは初めてみたいなもんだし、別に普通だと思っていたんだが」



 ブライアンとの言い争いに負けたウワゴートとモウゲンドが、俺に話を振って来た。

 二人が言うには、男女二人きりのパーティーは相当に珍しいらしい。


 俺とリリンみたいなパーティーは、性別が異なる以上、要所要所で一人きりとなる。

 実際に風呂に入る時などは別だし、それは当り前だと思っていたんだが、冒険者の常識では違うというのだ。


 普通の冒険者は、一人では行動をしない。

 風呂に入る時も部屋の個室ではなく大浴場を選び、緊急事態に備えながら過ごす。

 いざこざやトラブルが絶えない冒険者だからこそ、万が一に備えて戦力を整えておくのが常識で、それをしない俺達みたいなのは、各個人で相当の実力を持たないとすぐに破綻してしまうんだとか?


 にしても、自分よりも経験が豊富な冒険者に「すごい!」と褒められると悪い気がしない。

 たとえそれが敵だとしても、嬉しい物は嬉しいぜ!



「ユニクユニク。ちょっと腕を貸して欲しい」

「……腕?いいぞ。ほら」



 俺が褒められてほっこりした気持ちになっていると、今まで大人しかったリリンが謎の打診をしてきた。

 良く分からないので腕を差し出すと、そのままぎゅっと抱きしめてられて、がっちり拘束。


 一瞬、捕獲された!?と意味のない焦りを感じだが、これは恐らくイチャラブ大作戦……か?

 ムードとか雰囲気とか関係なく、いきなり腕に抱き付かれても、正直困る。

 ほら、敵なブライアン達も、困り顔……じゃねぇ!?にやついてやがるだとッ!?



「おうおう、ガキだと思っていたが、いきなり見せつけてくれるじゃねえか」

「私達はラブラブな恋人同士。毎日20時間以上触れ合っていないと死んでしまうくらいに、超ラブラブ!」


「20時間は多すぎだろ!?」

「そんなことない。むしろ、ずっとこうしていたい。ホテルでイチャラブしたい!」



 リリンッ!?話を盛り過ぎだッッ!!


 どうやらリリンは、明確な敵を見つけたせいで、イチャラブに本気を出しているっぽい。

 可愛い女の子に腕をギュッと抱きしめられながら、「ホテルでイチャラブしたい!」なんて言われる日が来るなんて、一年前の俺からしたら考えられない事だ。


 しかし、残念な事に……。もの凄ーく残念な事に、ホテルの部屋に出没するのはタヌキな少女だ。

 だから、イチャラブをする場合、タヌキとするということになる。


 俺にタヌキを愛でる趣味はない。

 よって、イチャラブが実現することはない。

 俺は凄まじい虚しさが込み上げてきたが、ブライアン達はリリンの赤らめた頬を見て、話を真に受けてしまったらしい。


 その後は野次やら罵声やらが飛び交い、その度に腕の締め付けが強くなってゆく。

 そろそろ骨折するんじゃないかと思い始めた頃、ブライアンが目指していた目的地の草原が見え始めた。



 **********



「ここがこの間、馬鹿デカイ鳥を見た場所だ」

「へぇー。ここがそうなのか。特に何も無い場所だな」



 俺達はブライアンが目指していた草原に辿り着いた。

 この場所に居るのは俺とリリン、ブライアンとウワゴートとモウゲンドの5人。

 ホロビノを主軸とするドラゴン組は一時的に離脱し、ここには居ない。


 俺の予想では、ホロビノ達と一緒にブライアン達を追い詰めるのかと思っていたんだが、リリンが「ホロビノとは別行動をしよう」と言い出し、離脱させている。



「ユニク。ホロビノとはいったん別れた方が良さそう」

「なんでだ?」


「前後のウワゴートとモウゲンドが明らかにホロビノを警戒している。一緒にいると仕掛けてこない可能性が高い」



 第九識天使を通じて語られたリリンの考察によると、ウワゴートとモウゲンドがホロビノに興味を示しているのは警戒をしているからだという。

 ホロビノを撫でていたのも、ご機嫌伺いをしながら脅威度を計っているからだとか?


 まぁ、普通は警戒するよな。

 何だかんだ愛嬌があるとはいえ、ホロビノはドラゴン。

 そして、ドラゴンというのは絶対的脅威だというのが通説らしい。

 俺にとっちゃタヌキの方が100倍怖いが、普通の冒険者はドラゴンの方が怖いらしい。


 そんな訳で、リリンが平均的に自然な感じで「ホロビノ、私達はこの人たちと任務をしてくるから、何処かで遊んでくると良い」と言って解放。

 そして、なぜかホロビノは真顔になり、ミニドラを抱えて一目散に逃げ出して行った。


 そんなわけで、俺達は順調に敵の罠に嵌った。

 ここからが本番、せっかくだし俺から仕掛けに行ってみるか。



「で、そろそろ茶番も終りにして、お前らの本当の任務を教えてくれよ」

「あん?本当の任務だと?」


「お前らは俺達を捕まえる為に来たんだろ?ぶっちゃけた話、バレてるんだよ」

「……分かって来たって事は、覚悟があるって事でいいんだな?」



 俺の問い掛けを聞いたブライアンは、あっさりと敵だと認めた。

 全く隠さなかったのは、恐らく、俺達のレベルを見て小細工は必要ないと判断したからだろう。


 見かけ上はリリンのレベルが48471で、俺のレベルが14142。

 ドラゴンフィーバーを経験したおかげか、俺のレベルは順調に成長しているが……、それでも未だ1万5千程度。

 かたや、ブライアンのレベルが63103、ウワゴートとモウゲンドのレベルも5万を超え、レベルだけ見れば圧倒的に負けているのが事実だ。



「ふぇっふぇっふぇ、その顔を見る限り、お坊ちゃんにお嬢ちゃんは実力差ってもんが分からねぇんだなぁ?」

「ちぃーと、大人の怖さを教えてやらなくちゃならねぇか?」



 後ろの取り巻き共が煽って来ているが……、実際の実力はレベル通りでは無い。


 カミナさんもワルトもレベルは7万台だったし、恐らくリリンもそのくらいのはず。

 俺もレベル表示は低いものの、それなりな実力を備えていると思うし、実際、レベルが4万のトーガ達なら瞬殺出来る。

 リリンが『私のレベルはフェイク。このレベルを見て油断する阿呆は等しく”カモ”となる!』と言っていたが、本当に役に立つ日が来るとはな。


 和やかだった空気が一変し、ピリピリとした緊張が空気に混じって行く。

 俺はブライアン達の煽りに対し、笑顔で答えた。



「覚悟……か。それをするのはお前達だな。なにせ俺達は強い。ここで降伏するのなら、痛い目を見なくて済むぞ?」

「くっく、こりゃ傑作だ。何でそこまでの自信が有る?」



 ブライアンは薄ら笑いを浮かべ、俺達を嘲笑してきた。

 流石はランク6の冒険者。自分の実力に自信があるらしい。


 俺達が有利だと思っている理由は、リリンのレベルフェイク以外にもう一つある。

 この森では、転移の魔法が使えない。

 つまり、お互いに逃げる事が出来ず、結局は俺達5人の中で一番強い人物の陣営が勝つ事になる。


 万が一、俺が負けたとしても、リリンが敵を殲滅すれば勝利。

 本来ならば「俺がリリンを守る!」と言いたい所だが……、勝てるならそれでいい。


 相手が把握している認識が間違っていて、逃げ場もない。

 格好の狩り場だと、リリンも頷いている。


 ……だから、俺は調子に乗ってしまった。



「悪いがな、俺達はそこらの冒険者とはちょっと違うんだ。ドラゴンの群れ200匹を余裕で倒してんだよ」

「そりゃぁ……、知ってるぜ」


「……なに?」

「知ってるに決まってるだろ。俺達もあの時、パルテノミコンの森に居た。当然、見ていたぜ。お前達の戦いをずっと見ていたんだ」


「なんだって……?」

「お前らの実力を知ってなお、勝算があるからここにいる。お前ら、俺達の事ナメ過ぎだぜ」



 俺は愚かだった。


 敵は狡猾な暗劇部員。

 カミナさんですら出し抜かれたという敵を前にして、順調に事が進んでいるなんて、思い上がりも良い所だった。


 間違いに気が付いたリリンは、すぐさま武力行使に打って出た。

 先手を取るべく星丈―ルナを敵に向け、早口で魔法名を唱えている。


 俺もグラムを手にブライアンに詰め寄った。

 今、リリンの詠唱を邪魔させる訳にはいかない。

 一撃で意識を奪うべく頭めがけてグラムを振り抜き――、そしてあっけなく、ブライアンが召喚した大剣に受け止められた。



「愚策だな、ガキ。ウワゴート!」

「へい!《魔法陣解放・隔絶空間転移テレポート・スクウェア》」



 真横から叩き付けられたのは、眩しい魔法の波動。

 これは、もしや……。


 答えを見つける間もなく一瞬で視界が白く塗りつぶされ、俺はどこまでも広がる無機質な空間に転移していた。

 リリンの姿はなく、俺だけが一人、ここに来てしまったらしい。


 そして――。



「綺麗に罠に掛ったもんだ。これは、意外と楽な案件だったかもな」



 どこからともなく声が響き、遅れて声の持ち主であるブライアンが姿を現した。



「よう。覚悟は出来てるって言っていたよな? だから、遠慮なく行かせてもらうぜ」



 **********



「わっ!すごいよ!?森の中なのに、おねーちゃん達転移しちゃったよ!?」



 ユニクルフィン達と入れ替わるようにして、セフィナとワルトナが姿を現した。

 驚愕でテンションが上がっているセフィナに対し、若干低めなワルトナは溜め息を吐き、騒ぐアホの子へ事態の説明を始める。



「この森は転移の魔法が使えない。それなのに、なぜか転移が出来た。その理由が分かるかい?」

「え?えっとぉ……、実は転移じゃなくて、別の場所に召喚されたから。とか?」



 その答えを聞いて、ワルトナは内心で驚愕した。

 正解を言い当てられると全く思っていなかったのだ。



「おぉ……、正解!」

「やったぁ!」



 ウワゴートが隠し持っていたのは、ワルトナがあらかじめ準備した魔道具だ。

 この魔道具は、ワルトナの切り札の一つである暗黒杖―アキシオンが冥王竜に破られた事により、新たな緊急離脱手段として考案したものだ。


 従来の転移魔法は、転移する物体を指定せずに魔法を組み上げる。

 それ故に外部からの干渉を受けやすく、致命的な脆弱性があることにワルトナは気が付いたのだ。


 そして、それを解決するために開発したのが、この魔道具だ。

 転移魔法ではなく、予め決められた対象物を作成した異空間へ召喚するというこの仕組みは、外部から影響を受けづらい。

 だからこそ、場所的阻害があるこの場所でも使用する事が出来るのだ。



「意外と賢いんだねぇセフィナ。見直したよ」

「えへへ、何となくそうなんじゃないかなって思いました!」


「あ。直感タイプか。褒めて損した」



 正解を当てられると思っていなかっただけに、しっかり褒めてやろうとワルトナは手をセフィナの頭に伸ばしていた。

 しかし、その理由が感によるものだと判明し、伸ばした手を引っ込める。

 甘やかしすぎると暴走する癖があるのは、リリンサで経験済みなのだ。



「それにしても、おねーちゃん、ユニクルフィンさんと凄く仲が良さそうだったね。腕をぎゅってしてたもん!」

「……してたね」


「あれはおねーちゃん、ユニクルフィンさんの事が好きだって事だよね?恋する乙女ってことだよね?」

「……そうかもしれないねぇ」



 セフィナの純粋な質問を受け、ワルトナの心に亀裂が走って行く。



 二人の仲を進展させないように、ユニの嫌がりそうな事をリリンに吹き込んでおいた。

 これで一安心……、と思っていたのに、なぜか意外と様になってきている。


 ドラゴンフィーバーの時は一緒になってイチャラブしていたから気にならなかったけど、手が出せない今は大変にもどかしい。

 今度、リリンから電話が掛ってきたら大幅な軌道修正をしよう。



 そんな事を考えながら、ワルトナはセフィナの頭を強めに撫でた。


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