表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
222/1328

第47話「激闘!ドラジョーカー②―中層圏を支配する紅雷―」

「あのバカデカイナイフを投げてきやがったのかよ!?」

「あはは!あんなの投げてくるなんて、理不尽過ぎて笑いが止まらない!あはは!あはは!」


「……本当に大丈夫か?リリン」

「絶対に、全力でブチ転がしてやると決めている。あはは!」



 ひぃぃぃぃぃ!

 見慣れない満面の笑顔のリリンが暴言を吐いていらっしゃる!?

 明らかな暗黒笑顔。……悪魔が生贄を前にしてする系統の顔だ。


 普段の10倍は怖ぇぇぇよ!



「で、どういう風に立ち回るんだ?」

「私から離れないで。短時間の現状維持が狙いなら、防御に徹するより攻勢に出た方がいい。一緒に攻撃をしよう、ユニク。あはは!」



 リリンは笑顔を顔に張り付けたままで、ドラジョーカーを見やり、ぺろりと舌で唇をなめた。


 ……獲物を前にして舌舐めずりをする野獣にしか見えないんだけど。

 普段の食事では、何だかんだマナーを守るリリンにしては、品の無い行動だ。


 こりゃ、相当に汚染されてるっぽいな。

 この状態異常がすぐに治るもんで本当に良かったと思う。


 もしも、タヌキリリンとなる夜までこのままだったら、大変なことになる所だった。

 そんな事になったら、ベッドの上で捕食される。マジで!



「あはは!ユニク、ボウっとしてないで行くよ」

「お、おう」



 リリンの先導に従い、ドラジョーカーに攻勢を仕掛ける。

 まず、するべきなのは、あのバカデカイナイフの無力化だが……。


 ドラジョーカーは俺達の動きを機敏に察知し、交差させていた左腕を振り抜いた。

 指の間に挟まれていたナイフが飛び立ち、俺達の居る方向にまっすぐに飛んでくる。


 いくらナイフがデカイからって、そんな大ぶりな攻撃、当たるはずが……。



「《三重奏魔法連トリオマジック超高層雷放電ガンマレイバースト!》」



 だがリリンは、迎撃の魔法を唱えた。

 唱えた魔法の回数は3発。飛んできているナイフと同じ数だ。

 ナイフとナイフの間はおおよそ5mもある。うまく狙ったとしても、俺達に接触するのはせいぜい一本だろうし、全て迎撃しなくてもいいのに、と一瞬だけ思った。


 だが、俺の予測を裏切るように、光のナイフはそれぞれが意思のある生物のように湾曲した軌道を取ったのだ。

 その軌道が交わろうとした場所は俺達の現在地。

 全てのナイフは超高層雷放電ガンマレイバーストによって叩き落とされたが、脳内の地図とナイフの軌道を照らし合わせると、3本のナイフが1秒のズレも無く着弾したであろう事が良く分かる。



「あはは!相手はピエロ。ナイフ投げなど上手で当たり前だよ。ユニク!」

「そういうもんか?」


「そういうもの。遠距離攻撃は必ず当たるものとして対処してほしい。ふふ」

「分かった。次の攻撃は任せてくれ」


「うん。それじゃ私は、高速戦闘の準備をしよう。あはは!」



 俺はグラムを構えると、ドラジョーカーに視線を向け……ようとして失敗。

 先程の光のナイフは、俺達とドラジョーカーを結ぶ直線上にて爆発し消滅している。

 その時に発生した衝撃によって空気中の水分が弾け、霧のように広がり視界を遮ってしまっていたのだ。


 敵の姿が見えない以上、迂闊には仕掛けられない。

 俺は警戒しつつも、霧が晴れるのを待ち、ドラジョーカーの姿が見える瞬間を狙う。


 ……見えた。

 未だ揺らめく視界の先で、金色の鱗が動き出している。

 ドラジョーカーは右手を振りかぶり、4本のナイフを放つ姿勢に入っていた。



「いくら投擲が上手くても、別の場所に引き寄せられちまったら当たらないよな!《重力流星群(ガルミーティア)》」



 俺はグラムを天に向かって振り抜き、溢れ出た力の結晶を上空に飛ばした。

重力流星群(ガルミーティア)

 多大な重力を持ち、あらゆるものを引き寄せる力場となる重力の結晶。


 天に位置どった一粒の重力流星群(ガルミーティア)は、俺の願いどおりにドラジョーカーの光のナイフを引き寄せる。

 直径5cmにも満たない漆黒の球体と、5mを優に超える閃光のナイフの激突。


 勝ち残ったのは、俺の重力流星群(ガルミーティア)だ。



「すごい!初めてちゃんと見たけど、凄くかっこよくて素敵!」

「俺も進歩しているって事だ!負けるつもりは無いんだぜ?この戦いもな!」


「あはは!私だって負けるつもりなんて無い!行くよ、ユニク!」



 リリンは再び星丈―ルナにまたがると、俺の手を引いて空を飛んだ。

 え?あ、ぐぅう!ぐぅ!ぐるぐるげッ!!

 初めて経験する慣性を無視した動きに、色んな物が込み上がって来たが、ぐっ、と我慢。

 今は鳴いてる場合じゃねぇ!


 俺達は超高速でドラジョーカーに近づき、伸ばしてきた腕に巻きつくようにして飛んで、翻弄を仕掛けた。

 これだけ図体がでかけりゃ、精細な動きはできねぇだろ!


 はっはあ!グラムで切り刻んでやるぜ!



「うおらぁ!重力破壊刃(ガルブレイド!)



 ガッキィイィィン!



「堅ぇぇぇぇぇぇ!!」



 何だこの堅さ!生物を斬った感触じゃねぇよ!


 グラムの刃先を確認しても、鱗の欠片すら付いていない。

 絶対破壊付与を起動しながら斬ったのに、全くダメージを与えられなかったようだ。



「あは!龍の鱗は生物最強の強度を誇る。カミナの撃滅手套も原材料の一つとして龍の鱗を使っている」

「先に言ってくれよ!」


「絶対破壊の機能があろうとも幾重にも重なった鱗を一回で斬るのは難しい。なので……《認識阻害ミステイク確認不測ケアレスミスを融合。致命的な不具合(フェイタルデフェクト)》」



 リリンは俺のグラムに手をかざすと、何かの魔法を唱えた。

 事態について行けず困惑したが、第九識天使を通じてリリンの狙いが流れ込んできて、理解することが出来た。


 この魔法は敵と自分の境界を曖昧にして、防御魔法の内側に入り込むための魔法らしい。

 つまり、この魔法を付与したグラムならば、敵の防御魔法を無視して攻撃ができるのだという。



「あはは、でもね、ユニク。グラムの絶対破壊を起動してしまうと、この魔法も壊れてしまう。注意が必要」

「分かった。今からはグラムを普通の剣として使えって事だな!よし!」



 俺はリリンの手を頼りに体を引き上げると、星丈―ルナの上に立った。

 それに合わせて、アクロバットな飛行から、安定した飛行へ切り替えるリリン。



「あはは、いくよ、ユニク」

「いつでもいいぜ!リリン」



 空を駆ける一筋の閃光となった俺達は、捕獲しようと迫ってきていたドラジョーカーの巨大な腕に向き合い、そして、すれ違いざまにグラムの切っ先を突き立てて、強引に引き斬った。

 流れ出た血の飛沫が、残された風圧によって盛大に散り空気を汚す。



「もう一度行く!」

「おう!」



 再び相まみえる、巨大な腕とグラム。

 肉を裂くという強烈な抵抗感に、俺の腕も軋んでいるが、このバカデカイ生物を戦えているという高揚感の方が上だ。

 三度四度とグラムを振い、その度に赤い飛沫が舞う。



「あはは! 楽しい、楽しいね、ユニク!」

「え?急にどうした!?リリン!」



 確かに俺も気分が高揚しているけど、そんな風に声に出して笑わないでくれ、怖いから!!

 若干引き気味に「リリンさん?」と問いかけると、リリンは、にこやかな声で語りだした。



「だって、楽しいに決まっている!私はずっと憧れていた!憧れのユニクと、一緒に共闘するこの瞬間に憧れていたんだよ!思い描いた夢が叶ったと、そう思うと、笑わずいるなんて出来るはずが無い!!」

「……そうか。だったら、もっともっと、楽しまなねぇとな!」



 気が付いた時には、ドラジョーカーの両腕には10を超える切り傷が付き、至る所から血が噴き出している。

 俺達の頭の上からうめき声が聞こえ、確かな手応えを感じていた俺達は、一旦距離を取った。



「だいぶダメージを与えられたようだな」

「うん。でも、未だ目は死んでいない。ここらで格の違いを見せつけて、一気に勝負を決したいと思う。あはは!」


「……何かしでかすのか?一応聞くけど、そんな魔法を使う気だ?」

「ランク9が使用出来ない局面での、私の持つ最高威力の魔法。だいたいは城を破壊するときとかに使う、決戦級の魔法」


「城を破壊ね……。よく見ておこう。将来の為にも」

「?」



 城を破壊する用途で使われるという、リリンの本気の魔法。

 それを聞いただけで、恐ろしき未来が俺の目の前をチラつく。


 ロイ、元気にしてるか?

 今からお前と戦う時に使うであろう魔法を見るよ。

 もし、第九守護天使中でも生き残れそうにない魔法だったら、無条件降伏を勧めてやるからな。ありがたく思えよ。


 空中でゆっくりと旋回した俺達は、星丈―ルナから降りると、空を踏んで体勢を整えて着地。

 やがて、杖の切っ先をドラジョーカーに向けたリリンは、破壊の呪文を唱え始めた。


「あはは!いくよ!!《雷光槍(サンダースピア)超高層雷放電ガンマレイバーストを融合。成層圏を駆ける雷(ブルージェット)》」



 リリンは手首のスナップを聞かせ星丈―ルナを振うと、魔法を撃ち放った。

 それは光の性質を持った光速の蒼いイカヅチ

 星丈―ルナの先端に出現した直径80cmの魔法陣と同じ大きさの蒼雷は、空気を隔てて、空間を引き裂く。


 雷鳴すら『フォン!』という高音に置き換えられ、蒼雷はドラジョーカーの腕に突き刺さった。

 おおおそ、雷とは思えないほど真っ直ぐに伸びるその様は、まるで蒼い炎のようだ。


 俺の想像力を凌駕し、威力を悟る事が出来ない蒼雷に、流石のドラジョーカーも成す術なく腕を焦がして……いや、あれは……。

 手のひらで受け止めている……のか……?


 リリンの成層圏を駆ける雷(ブルージェット)は空間を突き進んだ軌跡を残したまま、放たれ続けている。

 放つリリンと、受け止めるドラジョーカー。

 力が拮抗している事を悟ったリリンは、杖を強く握り直すと、再び魔法名を叫んだ。



「《二重奏魔法連デュオマジック成層圏を駆ける雷(ブルージェット)!》」



 追加で唱えられたことによって勢いを強めた成層圏を駆ける雷(ブルージェット)は落ち着いていた閃光を激しく迸らせ、ドラジョーカーを狙う。

 それはまるで、勢いよく火花を散らす線香花火を突きつけているかのようだった。


 だが、ドラジョーカーはその破壊の雷を左手一本で受け止めている。

 恐らく鉄ですら一瞬で融解するであろう超高温の電気粒子は、空気ばかりを焦げ付かせてゆくばかりだ。



「あはは!まさか成層圏を駆ける蒼雷(これ) を受け止めるとは予想外。とても不愉快すぎて笑いが止まらない。だったら、これはどう!?《成層圏を駆ける雷(ブルージェット)主雷撃プラズマコールを融合。中層圏を支配する紅雷(レッドスプライト)!》」



 リリンの持つ星丈ールナが赤く光る。

 先端のクリスタルの中で創造されたであろう紅色の光玉が、成層圏を駆ける蒼雷(ブルージェット)を引き裂き進んだ。

 そして、最先端に届いた瞬間、崩れるように赤い雷光が解けて拡散し、ドラジョーカーの腕を包みこむ。


 連続して響く、けたたましい雷鳴。

 赤い輪のような衝撃波が空を駆け抜けた後も、爆破の雷鳴は響き続けた。

 雷の常識を超越し、紅色の花を空に咲かせた紅電雷は、ドラジョーカーの肉が焦げる匂いを僅かばかり周囲に振りまいた後、風に乗って消えた。



「ピエ…ロ……。………。」


「やったか?」

「あは、おかしい」


「おかしい?どうしたんだ、リリン」

「流石に、 中層圏を支配する紅雷(レッドスプライト)をまともに食らって腕が原形を留めているのはおかしすぎる。あはは、アイツは何をした?」



 ドラジョーカーは表面が焼け焦げた左腕を下げてはいるものの、未だその瞳からは闘志が消えていない。

 不気味なほど沈黙を保ちつつ、俺達を目で舐め付けて睨んできているのだ。



「ピエロン……マジック……」

「防御しろ!リリンッッッ!!!!!!」



 突然、割込んで来たワルトの警告を聞いて、俺とリリンは同時に動き出した。

 その場に留まったリリンは、ドラジョーカーとの間に20枚の障壁を作り出し、俺は21枚目の障壁となるべく、リリンの目の前に体をネジこませる。

 俺の直感が告げている。

 この状況は、危険で、リリンを守るべきなのだと。



「何をしている!?ユニク!」



 リリンの警告を聞いても、俺はその場から動かない。ドラジョーカーが瞳をギラつかせ、ぶら下げていた腕を上げているからだ。

 俺達へ真っ直ぐ向けられた掌の中央にあったのは、金色の魔法陣。

 まるで扉のように開いた魔法陣の内部は、生物の一部とは思えない暗黒となっていて、その中心に赤い光がともった瞬間、ついさっき見た赤い雷光が放たれた。



「《 龍技演目ドラゴンアート光の輪くぐり(リフレクション)》」



 ドラジョーカーは、奪い取っていたのだ。

 リリンが放った魔法(中層圏を支配する紅雷)を。



「うおおおおおお!」

「逃げて、ユニク!」


 放たれた赤い雷光は瞬く間に、魔法障壁を破壊してゆく。

 当たり前だ。ただでさえ強いリリン魔法を2段階も強化した魔法だしな。


 このままでは、あの紅雷をまともに食らうことになるだろう。

 第九守護天使があるとはいえ、どこまで耐えられるか分かったもんじゃないな。


 ……だったら、一か八か、グラムで受け止めてやるよ。



「グラムッ!お前にはもっと凄い力があるんだろ!?だったらその力、使わせろぉぉぉぉぉ!」



 意識をしてではなく、ただ、直感の赴くままに。

 グラムに宿していた俺の魔力を全て体の中に引き戻し、無くなった魔力の代わりに、周囲の空間を(・・・・・)グラムに取り込んだ。


 ――んだよユニク。俺が何年もかけて考えた技をあっさり覚えやがって。で、その技で何と戦うんだ?


 あぁ、思い出したぜ。

 この技は、親父が良く使っていた技だ。


 空間を斬り取って次空間に穴を開け、接触したものを時空の彼方に吹き飛ばす結界をつくるという、なんとも理不尽な技だ。

 皮肉にも、お前と会話してすぐ思い出すとはな。

 まったく。本当にお前は、昔から腹の立つ存在だよ。タヌキ。


 突き出したグラムの先端がリリンの防壁を内側から突き破り破壊した。

 俺の行動に、「何をしているの!?」とリリンが驚愕の声を上げているが、安心していいぞ。


 この技はある意味で、世界最強の防御魔法だからな。



「《重力星の崩壊(ガル・コラプサ―)! 》」



 突き出したグラムの刀身に、複雑な魔導規律陣が浮かび上がった。

 やがて魔導規律陣は輝きだし、空間に転写して歪みを産む。


 そうして、裂けた時空の穴は瞬く間に拡張され、正円となる。

 形成されたのは、中心にカッコイイ紋章を称えた『漆黒の盾』。接触した物をすべて彼方『第六次元』へ吹き飛ばす、無敗の防御魔法だ。


 重力星の崩壊(ガル・コラプサ―)は周りの空気を吸収し爆縮を起こしつつも、ドラジョーカーが放った紅雷をすべて飲み込み消滅させた。

 跡形も無く、まるで存在ごと消しさったかのように。



「……ユニク。今のは何?」

「これは昔、親父が良く使ってた技だよ。そして……」


「英雄ユルドルードの技……す、すごい。そ、そして……?」

「憎きタヌキ帝王を倒す為に必死で覚えた、俺の切り札の一つだ!」


「シリアスムードにボケを突っ込んでくるんじゃないよ!ユニ!!」



 だってしょうがねえだろ!タヌキに対応したくて、この技を必死こいて覚えたのは事実なんだから!!

 いまいち良くは思い出せねえが、この技を使ってタヌキ帝王を罠に嵌めようとしたのは覚えている。


 だが、アイツが何喰わぬ顔で出てきやがったというこは、昔の俺は失敗したという事だな。

 本当にクソタヌキだ。


 ……あれ、これ、昔も言った気がする。



「で、ワルト?こっちに来たという事は、もう解呪はできたのか?」

「僕をなんだと思ってるんだよ?悪辣の名を欲するままにしている『指導聖母・ワルトナバレンシアちゃん』だぜ?こんなもの、朝ご飯を食べて、じっくり取りかかるようなもんさ!」


「結構、気合入れてるじゃねぇか……」

「なにはともあれ、これでリリンは完全体。僕も気兼ねなく参戦できる。これは勝ったね!」


「おいおい、そんな事言って大丈夫か?フラグが立つぞ!?」

「勝利へのプロセスまで完璧に構築済みさ。ほら、リリン。今の心情を宣言しておくれ!」



 ん?リリンの今の心情?

 精神汚染も解呪したんだし、普通に戻っ……うわッ!!顔が真っ赤だ!



「ん……。あの、その、ね、ユニク。その……は、はずかしい……」

「ほら、恥らう乙女なキミは、言う事があるだろう?我慢しないで言ってごらん?」


「うん……」



 ……。

 …………。

 ………………。

 リリンは空気を胸一杯に吸って、声と共に吐きだした



「絶対にっ!絶っっっっっ対に許さないっ!!ブチ転がしてやる!ドラジョーカーーーー!!」



 あ、死んだな。

 ドラジョーカー。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ