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第42章 説明的三段論法について

Cap. 42. De syllogismo expositorio.

説明的三段論法について



§. 1.

【問い】

Quid est syllogismus expositorius?

説明的三段論法とは何か?


【答え】

Est syllogismus, per quem medius terminus praedicabilis maioris perspicuitatis causa mutatur in medium terminum singularem seu individuum.

範疇的な中間名辞を,もっと明瞭にするために,個別的な中間名辞すなわち個物へと変換する三段論法。



§. 2.

【問い】

Ubinam locum habet talis mutatio?

このような変換はどこで起こるか?


【答え】

In tertia figura.

第三形態。



§. 3.

【問い】

Da exemplum syllogismi tertiae figurae, cuius medius terminus sit praedicabilis.

中間名辞が範疇的であるような第三形態の三段論法の例を挙げよ。


【答え】

DA- Omnis homo est bipes. RAP- Omnis homo est animal. TI. E. Quoddam animal est bipes.

DA「全ての人間は二本足である」。RAP「全ての人間は動物である」。TI「したがって,ある動物は二本足である」。



§. 4.

【問い】

Muta mihi hunc syllogismum in expositorium.

この三段論法を説明的三段論法へと変換せよ。


【答え】

Petrus est bipes. Petrus est animal. E. Quoddam animal est bipes.

ペトロは二本足である。ペトロは動物である。したがって,ある動物は二本足である。

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