表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ゆめにっき

ゆめにっき~はじまり~

作者: なむP


 砂浜に座っていた。広い海を眺めてぼ~っとしている。隣には見知らぬ少年。少年の顔は真っ黒に塗りつぶされているのか、よく見ることが出来ない。

 少し離れた場所には岩場がある。薄い岩が何枚にも重なっていくような、ごつごつとした岩場。その隙間からこちらを覗く、髪の長い女性がいた。その目は赤く光っているようにも見えた。

 私は海をぼ~っと眺めていた。ふととなりの少年に目を向けると、少年は姿を消していた。


 「あれ?」


 私はあたりを見渡す。そうして岩場に目を向けると、さっきこちらを見ていた女性が少年の手首を掴み岩場に連れ込もうとしていた。

 

 「あぁ、連れて行かれちゃった。」


 私はまたぼや~っと海を眺めた。気付くとさっきとは違う少年が隣に腰を下ろしていた。彼もまた、私がぼけっとしているうちに彼女に連れて行かれてしまった。

 最後に女性はよろよろと立ち上がりこちらに歩み寄ってきた。座る私を見下すように赤い目を向ける。


 「あんたのせいでみんな死ぬのよ。」


 私は彼女に言われた言葉を素直に受け取った。


 「そうなんだ」


 目覚めたあたしは泣いていた。

この夢を次の日、私の恩師が亡くなってしまいました。

とても深く傷付いた夢でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ