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クエスト74 [理想をかけた戦い 其の弐]

 「絶対零度!」


 展開された絶対零度は全員の足を固定した。

 しかし、そこから抜け出すのには3秒もかからなかった。


 「軟化!」 これによって氷から脱出

 「爆破!」 これで自分の周りを破壊して脱出

 「鎌鼬!」 これで氷を斬り裂いて脱出


 エルア姉さんの姉さんに関しては俺が展開することを見越してか既に空中に居てそもそも当たらなかった。


 「シュヴァリエ!獣人の相手は任せた!」

 「御意!」


 シュヴァリエはノノの母親に斬りかかり、爪で塞がれたが、そのまま押し通し、離れた。


 「これで3体1だな。」


 そして俺は大量のアイスバレットを生成する。

 それを撃つと同時にファイヤーバレットも生成、そこら一帯は炎と氷が渦巻く。

 しかし、その程度では全く当たらない。


 「ギア、上げようか。」


 俺は遠距離攻撃では意味がないと判断し、未来視を発動させ近接攻撃に切り替える。


 「万毒、硬化、加速、貫通、爆散」


 俺はエルア姉さんの姉さんの所に行った。


 「少し、眠ってて下さい。」


 俺の拳は的確にみぞおちに入った。

 そして、そこから万毒で生成された『筋縛毒』『睡眠薬』『麻痺毒』等の数種類のブランド毒が打ち込まれた。


 「ッ…」


 エルアの姉は直ぐに意識を失い、崩れた。

 しかし、直ぐに意識を取り戻し、蹴りかかってきた。


 「(嘘だろ?あんだけガチ目に殴って、毒も入ってる筈なのに)」


 その時、背後にセルジアの兄がきた。

 その腕からは長い触手のような物が見える。


 「…アレは!」


 俺はエルアの姉からの攻撃を受け止めることを止め、セルジアの兄の攻撃に備えた。

 天秤で硬化能力を強化、氷のガントレットを作成、そして筋力値を上げるためだけに一時的に短剣を口にくわえる。

 ブンッと大きく振られた触手は先ほど確認した『軟化』の能力も相まって鞭のようになった。

 鞭というのは恐ろしいもので、人間が初めて音速を越えたものは恐らく鞭だろう。

 鞭の先端の速度は音速を優に超え、長ければ長いほど、速ければ速いほど攻撃力が増す。

 そして、この触手の速さは地球上で再現可能な理論値…つまり『マッハ4』。

 その速度では周りに莫大なエネルギーが生じ、味方にも攻撃が当たる。


 「…ッ!」


 全力で受け止める準備をしたのにそれでも威力がほとんど殺せなかった…!

 セルジア兄さんとの超硬化訓練、ゴードン兄さんとの天秤訓練がなかったら最悪身体が消し飛んでた!

 右腕は全壊、支えていた左腕も半壊、物理的に壊れたのはここまでだが、余波で内臓、筋肉、骨に絶大なダメージ。

 俺は剣を影のインベントリに放り込み、肺を無詠唱で真っ先に回復させ、そこから詠唱ありの生命の息吹で何とか体を回復させる。

 しかし、相手がそれを待つはずもなく、右腕が回復する前に真丸の妹が接近戦に持ち込む。

 真丸の妹は兄と同じく、爆発の能力のようで爆発の推進力で俺のスピードと同じ速度で移動してくる。


 「(加速使っててコレかよ)」


 しかし、そこは想定内。

 既に真丸兄さんと、ルイス兄さんと対策した。


 『亮、結論から言おう。爆発のエネルギーは変わらない。と言うか、変えられない。

 物が爆発するんなら、爆発しにくいようにしたりで防止もできるんだが…』

 『見てわかる通り、俺の力は爆発単体だ。起爆じゃない。』

 『そういう事で、エネルギーは変えられない。

 …でも、抑え込むことはできる。』

 『俺の力はどちらかと言うと、魔法ではなく、物理攻撃だ。』

 『だから有効的なのは、爆発する場所を覆っちゃうこと。』


 「対物結界 矢倉!」


 『対魔結界 穴熊』と対を成す結界。

 だが、これは俺の防御用じゃない。


 「!」


 これは向こうの右手に着けるようだ。

 結界の強度は内側も外側も同じ。

 よって、内側では爆発のエネルギーは拡散されず、内側に溜まり、自壊を招く。

 自爆により右手を破壊された真丸の妹は真っ直ぐな飛べなくなり、落下する。

 俺はそれを見逃さず、落下地点に急行。

 氷でハンマーを作り、それで打ち上げた。


 「飛べぇ!」


 そうして真丸の妹はエルアの姉が居たところまで吹き飛ばされた。

 それと同時に亮は短剣を投げた。

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