表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/69

クエスト64[助ける方法]

現在の能力値   スキル

筋力340(+60)   『加速』Level Max

         『貫通』Level8

体力300      『隠密』Level4

         『ダメージ軽減』Level Max

俊敏360     『影のインベントリ』

         『多段刺突』Level3

魔力1050(350×3)  『断撃』Level6

         『ミニスライム兵』Level2

         『ポインター』Level2

         『風刃』Level5

         『天穿風牙』Level5

継承スキル    『生命の息吹』Level Max

         『氷結魔法』Level Max

         『天秤』Level Max

         『肉体強化』Level Max

         『爆散』Level Max

         『万毒』Level Max

         『硬化』Level Max

         『リミットブレイク』Level Max

         『未来視』Level Max

         『結界術』Level Max

         『反転』Level Max

称号【ナイトキラー】【配下との絆】【継承者】

 「おい、何の冗談だ?」

 「冗談?お前の目は節穴か?この俺が見えないとでも言うのか?」

 「そうじゃない。何でお前がカオスと敵対しているんだ?ってことだ。

 生みの親はお前だろう?

 それにお前は死んだんじゃないのか?」

 「その情報は間違っている。

 俺は弱ったのであって消滅などしていない。」

 「…じゃあ聞くが、お前と同じく死んだとされている『白い神』も生きているのか?」

 「…何を言っているんだ?お前の目は節穴か?」

 「じゃあ、これは『白い神』と『黒い神』の代理戦争じゃないのか?!」

 「…本当に何を言ってるんだ?」

 「なら教えろ!白い神は何処に居るんだ?!」

 「…それが願いで良いのか?」

 「…チッ。

 却下だ。さっさと戻す方法を教えろ。」

 「良いだろう。

 まず最初に言っておくが、この方法は今回しか使えない。」

 「何でだ!」

 「基本的には解放ができないからだ。」

 「じゃあ何で出来るんだ!」

 「…一回落ち着け。説明の邪魔だ。」

 「…」

 「今回は2人を支配するに当たって、アイツは一つを二つに分けて支配をした。」

 「…どういうことだ?」

 「アイツは支配をする時に自分の一部を使う。

 しかし、それにより自分が弱くなるから彼奴は必要最低限しか使わない。

 しかし、今回は何の気まぐれか、二人を支配しようとしたらしい。

 そこで彼奴は、いつも使う量を二つに分けて使った。

 今回はそこで生じている『支配のブレ』を利用して解放する。」

 「…理屈は分かった。」

 「次はそれのやり方だ。

 まず、アイツの本体が寄生しているところを見つけ、分体を殺す必要がある。」

 「それは知ってる。脳だろ?」

 「ほぉ…それくらいは知っているんだな。

 なら話は早い。つまり、脳を焼いて戻せばいいのだ。

 普段だと、脳を侵食し終わった奴等は他のところにも手を伸ばし始める。しかし、お前の親はカオスの量が少ないから多分間に合うはずだ。

 成功せずに殺すことになる可能性もある。やるか?」

 「やるさ。少しでも可能性があるなら。」

 「良いだろう。ならやってみろ。俺はそいつと其処で見ている」


 そう言ってシュヴァリエを連れていった。

 少しにている気がするのは気のせいだろうか。

 そんな事はさておき、俺はシュヴァリエと交代した。


 「父さん、母さん。今解放します。一緒に家に帰ろう。」


 そう言って俺は剣を構えた。


 「天穿風牙!」

 「ガァァァァ!」


 俺の飛ばした斬撃は父さんの風魔法を纏った剣によって打ち消された。


 「絶対零度!」

 「ガァァァァ!」


 範囲魔法を使うと母さんの炎魔法で打ち消しあった。


 「親子なのに相性最悪だぜ!アイスバレット!」

 「「ガァァァァ!」」


 アイスバレットを撃ちまくっても2人いるという点を生かされ、全て撃ち落とされた。


 「弱ってなかったら直ぐに終わったのに…」


 檻を壊した時に終わりの破壊(エンドバースト)を使ったせいで俺は今、相当弱体化している。


 だから本来なら問題ないのにここまで苦戦するんだ。

 だとしたらどうしたら二人を倒せる?

 今は二人の相手で体いっぱいだし、シュヴァリエの援助は望めない。


 「未来視!」


 未来視を発動させ、隙を探すことに専念する。

 しかし、一人ではなく二人。しかも連係がバッチリの二人だから見えていたとしても避けられずに剣を受けないといけない時がある。

 それに、力はそんなに無いが、二人ともすばしっこい。

 だから、こっちの攻撃もそこまで当たらないという負のループが追いかけていた。


 それに、万毒等の人に戻った時にどんな影響があるか分からない物も使えない。

 そうなると基本的に俺が使える技が斬撃系に絞られてしまう。

 しかし遂に、二人の攻撃が防ぎきれずにモロに食らい、俺は近くの岩山に吹き飛ばされてしまった。


 「ハァ…ハァ…」


 もう疲労が限界に近くなっている。

 父さんと母さんがそんな俺に向かって剣を振り下ろす。

 怪我を覚悟し生命の息吹を発動させようとした時、俺の前にシュヴァリエが割り込んできた。


 「シュヴァリ…」


 シュヴァリエかと思ったがそれは違った。

 いつもと何かが違った。

 その時、声が聞こえた。


 「なるほど!これがお前の身体なのか!白い神!」

 「は?」


 俺の頭は戦闘中だというのにフリーズした。

気軽に読んでください。初めての作品なので、少しでも良かったと思ったら、☆、感想、リアクションください。モチベーションに繋がります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ