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クエスト27[日本のS級ハンターの実力を見よ! 北宮ハンター・馬場ハンター編]

今までに出てきた『尖閣諸島』の単語は魚釣島のことを指しています。分かりにくくて、すみません。

 今回は北宮ハンターと馬場ハンターの物語。


 [魚釣島の北側にて]

 ここでは北宮ハンターと馬場ハンターが戦闘をしていた。

 「北宮ハンター!モンスターの引きつけを頼みます!」「分かりました!」北宮ハンターはアンデットの注意を引きつけ、高く飛び上がる。

 アンデットが上に興味を示したときに、馬場ハンターの魔法が炸裂する。

 「(かぜ)横一文字(よこいちもんじ)!」風の刃が杖から飛び出し、アンデット達を両断する。

 「北宮ハンター!殺り残しの始末お願いします!」

 北宮ハンターは地面に華麗に着地し、アンデットの死体の上で、構えをとる。

 「我流槍術(がりゅうそうじゅつ)一式(いっしき)風車(かざぐるま)!」槍の大振りによって引き起こされる突風がが残りのアンデットを上空に吹き飛ばし、落下死させるかなり大胆な技。これはS級ハンターの身体能力があってこそ成立する力技だ。

 『透明化』という透明化以外のスキルが無いのにも関わらず、北宮ハンターがS級と張り合える理由がこの槍術である。

 ぶっちゃけ誰がやっても戦士系のS級ハンターならできなくもないが、真価を発揮するのは透明化をしている時である。普通の人は何処から来るか分からない広範囲攻撃相手なら守りに入るしかなくなるだろう。対人にも有効になる所が北宮ハンターの技の長所なのだ。

 そんな時、木々の間から何かが現れた。

 「馬場ハンター!ジェネラルが2体です!」

 そこには、こちらを見つめる2体の完全武装スケルトンがいる。

 「分かりました!魔法の準備をしますので、ヘイトの管理、お願いします!」

 「さぁ!ジェネラル!こっちよ!」ジャンプでジェネラルの頭を飛び越え、2体ともの頭を叩く。そうしてヘイトを向けたジェネラルが大剣を構える。

 「さぁ!かくれんぼの時間よ!見つけないと刺しちゃうよ!」そう言って北宮ハンターは空中で、姿を消す。ジェネラル達は口を開き、精一杯の驚いた表情(?)をしたが、直ぐに背中を合わせ、死角をなくす。…このジェネラル達は戦い慣れしているな。

 一体のジェネラルが目(?)で何かを追っている。そうして、あるタイミングで大剣を振った。「わぁ!」北宮ハンターに大剣が当たりそうになり、驚きのあまり透明化を解除する。「やばっ!なんでバレたの!?」

 実はあの時、ジェネラルが目(?)で追っていたのは地面の歪み。つまり、足跡だったり、踏んだ時のちょっとした地面の変形を見て判断したのだ。

 しかし、流石S級。直ぐに立て直す。そして、突き出される大剣に向かって正面から技をぶつける。「二式(にしき)月輪一角(げつりんいっかく)!」円い月輪のような攻撃跡が残る突き技。その技の衝撃でジェネラルの全身を木っ端微塵にし、後ろのジェネラルも腕が吹き飛ばされ、強制的に武器を奪われた。 

 「隙ができた!馬場ハンター!お願いします!」

 木に隠れていた馬場ハンターが姿を現し、杖をジェネラルに向ける。

 「螺旋弾(らせんだん)風球(かざだま)!」風が高速で回転し、形成した球が弾のように飛んでゆく。そうして、ジェネラルの胴に当たり爆発する。爆風が周りのアンデットすらも吹き飛ばす広範囲殲滅魔法。これにより、ジェネラルは消滅し、一帯のアンデットも一時的には居なくなった。

 しかし、またどんどん増えてくる。ものすごい爆発音だったので遠くのアンデットも呼び寄せてしまったのだ。

 「あ~ぁ集まっちゃった。でも、どうせ殺らなきゃいけなかったし、手間が省けたと考えるか…。良し!ヘイトの管理!お願いします!北宮ハンター!」「はい!」そうして、北側は順調に数を減らしていったのだ。

 これにより約三十分後、北側のアンデット、殲滅完了。

気軽に読んでください。初めての作品なので、少しでも良かったら、感想、評価、リアクションください。モチベーションに繋がります!

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