クエスト21[リベンジマッチだ!]
現在の能力値 スキル
筋力230(+60) 『加速』Level3
『貫通』Level2
体力230 『隠密』
『ダメージ軽減』Level2
俊敏290 『毒耐性』Level2
『影のインベントリ』
魔力690(230×3) 『多段刺突』
『断撃』
『ミニスライム兵』
『ポインター』
継承スキル 『生命の息吹』Level Max
『氷結魔法』Level Max
『天秤』Level Max
『肉体強化』Level Max
『爆散』Level Max
称号【ナイトキラー】【配下との絆】
現在。俺は会議室にいる。管理局から5つのギルドの代表者が集められたのだ。
「今回集まっていただいたのは、中国との共同S級ダンジョン攻略をすることになったからです。」新宮さんが話し始める。
「現在放置状態の尖閣諸島ダンジョンですが、魔物が増えてきたため、中国との共闘により、今回でクリアする予定です。」
「すみません。私達は中国語を話せないのですがどうやって連携を取るのですか?」キルド[ライガース]の虎山さんが言った。
「それについてはご心配なく。共闘と言っても正確にはボスを倒すのと数を減らす係で分かれることが決まっていて、緊急なことが起こらない限り、日本は数を減らすだけですので心配いりません。司令部で通訳などを通して指示を出すので全く問題ないです。」
「そんな事も分からんのか。」虎山さんに喧嘩をふっかけたのは、ライバルのギルド[テンペスト]の馬場さんだ。
「何だと?」虎山さんが喧嘩を買ってしまった。子供じゃねぇんだから30過ぎたおっさん共がしょうもねぇ喧嘩をするな。
「ゴホン!話を戻してもよろしいですか?」やっと大人しくなった。
「そうして中国から親善試合がしたいとの申し出があったそうなので、尖閣諸島ダンジョン攻略の前に魔法系は場所が無いので、接近戦だけすることになりました。既に、虎山ハンターは出ることが決まっているのですが…他のハンターはどうしますか?」
「私はでません。」馬場さんは風系の魔法系ハンター。近接は得意でなくて当然だ。
「私もいいです。」彼はギルド[八咫烏]の鳥嶋さんだ。彼はヒーラーなので仕方がない。
「俺はでます。」「赤月ハンター?魔法系ですが大丈夫ですか?」「はい。でます。」「分かりました…。」
ちなみにだが、俺達のギルド名は[アンノウン]である。どう?かっこいいだろ?
「私もでます。」彼女は唯一の日本の女性のS級ハンター。ギルド[向日葵]の北宮さんだ。彼女は近接系なので大丈夫だろう。
「分かりました。それでは3人出る。と言うことで中国側には伝えておきます。今日の会議は以上です。お疲れ様でした。」
「スキルの確認でもするか!」帰ってきて椅子に座りながら独り言をつぶやく。
新しく継承したスキルはパッシブスキルの『肉体強化』とアクティブスキルの『爆散』である。
『肉体強化』はその名の通り、肉体を強化する物で、Level Maxなので、すべての能力値が永久的に100アップするという過去一やばいものだった。
『爆散』はその名の通り、触れたものを、触れた回数、任意に爆散させるという意外と心理戦に使えるスキルである。
「よし!じゃあ試しに行こう!」俺は家を出た。
俺は今、どこにいると思う?
正解はE級ダンジョンだ。驚いただろ?ダンジョンの管理人の人も驚いてた。
何故俺がE級ダンジョンに居るのかと言うと、シュヴァリエと、戦うためである。
ダンジョンは何をしても現実世界には影響がないので、スキルを自由に周りを気にせず使えるのである。よってクリアが簡単で、手続きもいらないE級ダンジョンに来たのである。
ちなみにもうボスは倒してるので、ダンジョンが閉じるまで20分しかない…。
俺はずーっとシュヴァリエと俺は本気でやりあったらどっちがどのくらい強いのか気になっているので、ここで勝負する!そして勝敗を決める!シュヴァリエが負けたとき用に回復用のゴブリンの死骸も山積みになっている!準備は万端!
ボス部屋の端と端にそれぞれ立ち、構える。
俺はシュヴァリエに向けて、右手で銃の形を作る。
「氷河よ、光を纏った、球となれ。球よ、闇を纏った、弾となれ。 アイスバレット!!」完全詠唱で、最大威力のアイスバレットをシュヴァリエに向けて撃ち込む。
しかし、シュヴァリエは剣で斬り刻んだ。
お互いのギアが一つ上がる。
「さぁシュヴァリエ!リベンジマッチを始めようじゃないか!」
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