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ポエムっぽいなにか

作者: 林 凛夏

いつかこの手がとどくかな

大きくて青くて

それでいてあたたかい、太陽みたいなキミに


精一杯背伸びをして

そんなに強くはないのにケンカもして

なんでもできちゃうキミに少しでも近付けるようにって毎日必死でさ


キミが一人でこっそり泣いてるときに僕を頼ってくれるように

キミが少しだけ弱くなっても大丈夫だよ、って支えられるくらいに


いつか

なれるかな


▫▣▫▣▫▣▫


青い春を駆け上がった

とけてあと少しだけになった雪をふんで

パシャンッ

って音をたてながら


少しだけ桜の開花がおそい北の地で

ふくらみつつあるつぼみを見つけては

顔をほころばせて明日を待った


明日になったら、咲いてるかな

なんて


▫▣▫▣▫▣▫


僕はじぶんを探してた


月影だけをたよりに

すうっと目をこらして


かつてじぶんだった影と

きのう出会った新しいヒカリと

かわらない僕の欠片を


ゆっくりそうっと

おどろかせないように

両の手でトンっとふれてやるみたいに


それは ぽわっとふわっとあたたかで

ポッとあかりが灯ると

それはパチッと()()になる



人生でいちどだけ

百年に1度だけめぐってくるその日は

()()が空へ還る日



どんなに長く生きても

逆にどんなに短い命でも


きっと人は自分を嫌いになって

「もうやめたい」って嘆いて

それでも歩みをとめないようにどこかで諦めてしまうけど


見えなくなってしまったものを思い出して

もう一度だけ変われたら

ほんのすこしだけ息がしやすくなるんだろうな

最後まで読んで下さりありがとうございました!下の星をポチっとして下さると、はねて喜びますw

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