アジアわたぼうし音楽祭
1991年にシンガポールから始まり2年に1度開催されて、第5回で日本に来ました
日本での開催場所は奈良でした
「貧困と障害という二重のハンディを背負うアジアの障害のある人たちとともに生きよう」
(たんぽぽの家さんのホームページに書かれています)
との想いから始まったそうです
私はその第5回アジアわたぼうし音楽祭に名誉なことにバックを務めるギター奏者として参加させていただきました
アジアの参加国から代表で来日された皆様のオリジナル曲を披露するにあたりバックができる
人生で今でもこれは大変光栄な経験の一つとして覚えております
リハーサルはJR奈良駅のすぐ近所にあります奈良100年会館のリハーサル室でした
朝から夕方まで缶詰になりましたが、なんの苦にもならない充実した楽しい時間でした
予めサンプル音源と譜面はいただいておりました
あとは初めてのリハーサルに挑みます
ただ、参加者の皆様はいわゆるプロの音楽家ではありません
ご自身の曲を審査機関に送り選ばれてこられた方々なだけです
私達バックミュージシャンはいかに生演奏で気持ちよく歌っていただけるか?に集中しました
しかし、ほんとお国柄が如実に出ておりましてよい勉強をさせていただきました
正直、試行錯誤を繰り返す曲もありました
今でも覚えているのは「2拍子の元気の良いマーチが途中からいきなりミディアムの3拍子になりまた戻るを繰り返す曲」です。
ほんとテンポをとるのにメンバー全員四苦八苦した記憶があります
もちろん日本代表の方もおられました
数人のグループで参加されておられましたが、今明かしますが正直なところ一番演りやすかった記憶があります
やはり同じ国の人なので何をやりたいか?がすごく伝わってくるんですね
国民性を感じます
そしてオーストラリアからの参加の方も完全に洋楽なので、これも分かりやすかった記憶があります
さて、翌日が本番で会場は奈良県文化会館国際ホールでなんと1,300人ものお客様が入られました
お手伝いとして大阪の音楽専門学校から70人もの方がボランティアで参加されておられました
日本の中央行政もバックアップしテレビ局も来られていました
ほんと大イベントでした
私の荷物もボランティアの学生さんが運んでくださるので「自分は偉くなったのか?」と勘違いしそうになった記憶があります(笑)
ほんと素晴らしいイベントに参加できたことが今でも宝物です
もちろん仕事として参加していましたので謝礼もいただきました
その後アジア・太平洋わたぼうし音楽祭と名前を変えて外国を巡っていったそうです
外国の方の音楽に触れると心のなかに大きな風が吹きます
ものすごく大きな変化があることを経験した2日間でした
これからもいろいろなお立場の数多くの方々と出逢うことを楽しみにしております
すべて音楽野郎の肥やしになりますのでね
よろしくお願いいたします!




