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人間見聞録  作者: 大柳京太朗
1/14

前置

 さて、諸君。

 数有る小説の中から、この本を選んでくれてありがとう。

 とても嬉しい。

 よくこんな短い地味なタイトルからこの本を選んだものだ。

 私は今宿にいて、この原稿を書いている。次は何て書こうか。

 ちょくちょくアカウントを借りて発信していた訳だが・・・・・・。

 知らない?

 ならちょっと戻って活動報告を見てこい。

 読者諸君は今どこでこの本を読んでいる?

 ・・・・・・おい、お前。

 寝転びながら読んでいるな?

 ダメだ。私と向き合って貰わないと。

 もっと真摯な態度でだな・・・・・・。お前は正座しながら読んでおけ。

 因みに11行目でこの宿は消灯された。楽しみだな。

 大柳京太朗という名は本名なんだ。ペンネームでは無い。

 ならば大柳という名に見覚えがある奴はいるだろう。

 そう、私の父は大柳俊太朗。旅作家の。

 赤いハーレーに乗る父を見た事がある奴は多いだろう。

 私のバイクもそれだ。見るかい?

 

 長い前置きになってしまったが、この小説の説明をしておこう。

 この本は、私が旅をする中で出会った出来事、人物、町。

 それらを書き起こしたのがこの本だ。

 但し、君たちが住む日本の事では無い。外国の事でも無い。

 諸君がいる世界とはかけ離れた場所の話だ。

 その場所に行きたいと言うなら、私は言うよ。

 君たちは来ない方がいい。

 じゃ、又。


大柳京太朗

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