【#004会話】シナリオ1『盗賊の神殿(冒険者の旅立ち)』
■メニアローニ大国
<<首都トロス・リーヤの母との会話>>
リーヤの母 「どなたですか?」
アリス 「あっ!はい!私、アリスと言います!」
リーヤの母 「
ああ、あなたがアリスさんですか~?」
リーヤがお世話になっていたそうで、あらためてお礼を申し上げます
」
アリス 「いいえ、大したことはしていませんので、お礼を言われると恥ずかしいです。・・・リーヤが両親がいないと言っていましたから、てっきり・・・」
リーヤの母 「ええ、お友達には、孤児だと言っていたと聞いています」
アリス 「それで、リーヤと、なぜ生き別れたのですか?」
リーヤの母 「
それは・・・7年前にさかのぼります。私たちが住む村は、平和そのものでした。
しかし、ある日、村を強盗たちによって襲われ、財産と共に息子のリーヤまで奪われて行ってしまいました。
村の男たちは、ほとんどが殺され、村を留守にしていた夫だけが助かったのです。
村に帰ってきた夫は、リーヤを探す旅に出て行ってしまいました。
その後、夫は4年間過ぎても帰っては来ませんでした。残された私は、夫と息子を探しに村を出ることにしました。
先月、この街に来たとき、偶然にもリーヤを見つけたのです。
」
アリス 「それは、大変な、ご苦労をなされたのですね」
メーディア 「泣けちゃうわ!クスン!クスン!」
リーヤの母 「夫が、まだ見つかっていないので、早く夫も探したいです」
アリス 「そうですか・・・私も旅の途中ですので、手がかりが見つかれば必ず、ご連絡を差し上げます」
リーヤの母 「本当ですか!?お願いします!!」