【#002 会話】シナリオ1『盗賊の神殿(冒険者の旅立ち)』
■メニアローニ大国
<<メニアス城・パナティオン王との会話>>
パナティオン「よう、まいられた」
パナティオン「
ずいぶんと、大きくなったなぁ~
あの頃は、かわいかった。
いや、今でもかわいいぞ!お母さんに似て!
うっほん!
そんなことはどうでもいい・・・
」
アリス 「・・・・」
メーディア 「このおっさん!頭おかしいんじゃないの?」
アリス 「メーディア・・・」
パナティオン「
リングから話は聞いたと思うが、きちんと話をしなくてわなぁ~
わしとリングとは、幼なじみでいつも、わしがいじめられた時、かばって助けてくれたのがリングだった。
あの頃がなつかしいーわしたちが修道院に入り、わしは卒業しオーリバラティの神官になった。
しかし、ヤツは途中で中退し、剣術を学ぶと言ってやめていった。
やつが、自己修行しているうちに、わしはここの大神官となった。
それから修行を終え腕を見込んで騎士団に入隊させてやった。
そこからじゃよ。
バルタ王がおかしくなり、突然、民衆に重い税と言論の統制を始めた。
気に入らない者は次々と処刑にされた。
わしらは見るに見かねて反乱軍を作り、ガルジス城へ攻め入った。
それから、わしらの圧勝に思われたがバルタ王めが、ドラゴン・ロードを解き放った。
このことで、わしらは圧倒的なダメージをくらい、もう駄目かと思った。
その時、空の一点から光物が落ちてきてドラゴン・ロードを粉砕してくれた。
それが、そなたアリスだったのだ!
」
アリス 「・・・・」
パナティオン「あの時、アリスが来てくれなくば危うく破滅するところであった。あの時は本当に助かった!」
パナティオン「
それから、16年。月日が経つのは早いなぁ。
昔は、いっぱいいた魔物もてっきり姿を見せなくなったと思ったが、最近、再び出現するようになった。
わしは、これは、ただならぬ何かが起こるのではないかと思うようになった。
そのことで、色々と調べた結果、古代戦記ダークレスの事に気がついた。
そこに出てくるダークレスこそ、アリスだと思うようになったのじゃよ。
ダークレスが蘇る時、魔王も再び蘇るという戦記の書物に述べられてある。
これは、一刻も早く真実をあばき対処してもらいたい。
そこで、アリスにお願いじゃ!この異変を突き止めてくれ!
」
アリス 「わかりました・・・」
■メルの村を出たアリスは、初めにメニアス城に着いた。そこで本当の事実を知らされる。
自分の心の戸惑いを隠しきれない様子で冒険に向かった。




