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五月雨の 降りのこしてや 光堂
あなたには、自分の運命を変えた「何か」がありますか?
悲しい時にふと耳にした音楽だとか、何気ない会話の中で出てきた発言だとか、旅行先で目にした景色だとか。
そういったものは心に深く刻まれていて、忘れない。
他人にとっては些細な事かもしれないけれど、自分にとっては、生き方を変えたほどのもの。
すべてを腐らせてしまうような、現代の社会において、そんなものに出会えたことは奇跡で、感謝しかない。
それはずっと、なくしちゃいけなくて、大切にしなきゃいけない。
その「何か」は、きっとあなたの中で輝き続ける。
美しくあり続ける。
たとえ、私達が年を取っていき、変わっていくとしても、
その「何か」の美しさは永遠に変わらない。
ずっとずっと、永久に心の中にあり続ける。