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こわいはなし

作者: 鯣 肴

 これは私が小学生の頃の話です。

確か10歳だったと思います。


その日、私以外の家族は全員外出しており、家には私以外誰もいませんでした。



 昼の2時くらいだったでしょうか、私は尿意を催し、トイレに入りました。

トイレを済ませた後、トイレの電気を消してドアを閉めようと思いました。

その扉は外開きでした。


私はこの頃、扉などを乱暴に開け閉めする癖がありまして、その日も勢いをつけて扉を閉めようとしました。ただいつもと違っていた点がありました。


それは、ジャンプしながら扉の中央に手を押し付けて、体重を掛けるようにして扉を閉めようとしたことでした。



 すると、私の体は宙を浮きました。

どういうことかといいますと、ジャンプして、扉が閉まりきって、まだ体が地面に付いていなかったのです。だいたい10秒くらいだったと思います。



 私は、それから怖くなって扉などを乱暴に開け閉めすることは無くなりました。


以上が、私のこわい話でした。

今回のお話も、オチを仕込んでおきました。気づいていただけましたでしょうか。

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