12.お嬢さまの選択
BB:「エクレア……いや、マリー」
エクレア:「???」
GM:マリーは顔を青ざめさせてます。
BB:「こいつの処分は私の管轄ではない。判断は任せる」
GM:事件の主犯というか共犯というか。実家がこれだけの事件起こしたのですから。
バニラ:シシリア家が騙されていた、というのをちゃんと証明してかないと。ですね。
GM:反乱を起こした一族の子どもとなると死罪になるかな……。
GM/マリー:「……私の、判断ですか……。……責任、取らないといけないですよね。町の中、めちゃくちゃになってしまいましたし……」
GM/マリー:「全てを公表したいと思いますわ。……我が家がそれで途絶えるのも……仕方、ないことなのでしょう……」
BB:「エクレア、どう思う?」
エクレア:「それは責任は取らないといけない、と思う。けど……その罪がマリーにまで及ぶのは、納得はいかない。どちらかといえば……納得いかない気持ちの方が強い」
BB:「バニラは?」
バニラ:「私もそう。マリーさんは今回の事件で悪いことしたわけでもないもの」
BB:「了解した、解決方法しめそう」
エクレア:「うん……」
BB:「男、今回の事件はラーリス信者を利用したといったな」
GM:商人「……あぁ」
エクレア:「うん」(こくん)
BB:「では、そいつらのリーダーを居場所を特定できるか?」
GM:商人「言ってどうなる……いや痛いのは勘弁して下さいよ。知ってます、知ってますとも」
BB:「ならば、そいつを呼び出した上で証拠物と同時にまとめて、官憲に逮捕させる」
エクレア:「う、うん?」
BB:「これだけの事件が起きた以上、皇帝は犯人をみつけなばなならい。だが、これがクーデリア侯爵が黒幕だと知られたらどうなると思う」
GM:「さ、さあ……?」
BB:「そうなれば全面戦争だ。皇帝もそれを望んではいない」
エクレア:「そうだね……」
BB:「大切なのは、適当な犯人をでっきあげることだ、ラーリス教団ならばその点問題ない、実質実行犯だ。皇帝側としても怪しいと思ってもそれ以上の追求はするまい」
エクレア:「あ、うん!!」
BB:「そして、マリー」
GM:マリー「……はい」
BB:「君たちが罪に服しても誰も戻っては来ない、それならば。もっと力をつけて、この国を豊かにするように政治を動かしてみせろ。こんな馬鹿げた争いがもう起こらないようにな」
GM:「政治を、動かす……」
BB:「以上が私の見解だ。エクレア、バニラ、補足があれば頼む」
エクレア:「うーん、マリーのお父さんは? 騙されてたとしても、このままだと、また騙される可能性ない?」
BB:「ほとぼりが冷めるまで旅に出るのも悪くないだろう。護衛の依頼なら我々で受けれるしな」
バニラ:「マリーのお父さんには、本当は何が起こってて、どんなことになるはずだったか、ちゃんと説明しとこう? ……もう騙されないように、今回の事、ちゃんと教訓にしてもらわないと」
GM/マリー:「お父様はおじさまを……クーデリア侯爵を信じすぎたのでしょう」ぽつり。
エクレア:「うん」(こくん)
バニラ:「マリーさん。あのね……」
GM/マリー:「はい」
バニラ:「マリーさんは、正義の味方だとか、かっこいい冒険者に憧れてたかもしれない。でも、私は思うの」
GM/マリー:「…………」
バニラ:「マリーさんみたいな人の方が、私たちなんかよりも、ずっともっとたくさんの人を幸せにできる場所にいるって」
GM/マリー:「心に刻んでおきますわ、その言葉」
バニラ:「だから……。これから本当に大変だと思う。でも、戦って欲しいんだ」
GM/マリー:「はい……!」
バニラ:「……うん。正義の味方、だね。マリーさんも」
GM:さて、エンディングかな
バニラ:「……メイドスターズ、特別隊員……? いや。やめとこう。それは」遠い目をした。
BB:「人間とは不安定な生き物だな」
エクレア:「誰もがビービーみたいに完璧になるのは無理だよ」(少し笑ってみせます)
BB:「私は完璧ではない。ただ人間より論理的に生きれるだけだ。」
エクレア:「論理的かぁ……でも、その論理で救われた人も今まで沢山いたし……。さすが……三国一の執事服ジャストフィットだね!」
バニラ:「……うわぁ。また妙なキャッチフレーズをっ」。あきれ果てた!!
BB:「だが、私が論理的に生きるのにも指針が必要だ。少なくともエクレアとバニラは私にとって指針となりうる。一人で完璧である必要はない。複数が短所をおぎなう、それがチームというものだ」
エクレア:「そうだね! あたし達チームだもんね!」
BB:「マリー、君が困ったことがあれば、我々はまた手伝いにくることはできるだろう……もちろん報酬は頂くがな」
エクレア:「よし、やるぞ! まずは教団を捕らえてこないと!」
バニラ:「……うん。もうひと頑張りだね」
BB:「心配はいらない。今度の相手はラーリス教団、正真正銘の悪の使いだ。我々は正義の味方らしいからな。負けるわけがあるまい」
エクレア:「うん! そうだね! メイドースターズ、出撃するよ!」
GM:では選択の結果を……。
ラーリス教団を襲撃したみなさん。
体力気力余り残っていなかったはずなのに、獅子奮迅の大活躍。
見事、これを捕らえます。
町の中は混乱が残っていましたが……。
その最中の出来事として、武勇伝が広まりました。
その活躍の陰に隠れて、いくつかの事実は闇に葬られました。
それは誰のためになるのか……。少なくとも、一人の少女とその一族は助かりました。
それから、数年後。少女は、強く強く自分にできる事を求め。
より人のためになる事を行ったという話です。
一人の高潔なる貴族として……。
END




