『この地に生きた、公安官』あとがき
皆さま、ご無沙汰しております。初めての人ははじめまして。御子柴志恭です。
以前投稿した『ヘレンの声を聞け』以来、約9ヶ月ぶりに「小説家になろう」に戻ってきました。
この作品は、小説情報に記載の通り、もともと鉄道開業150周年記念「鉄文」文学賞に応募するために執筆したものです。
本文学賞は、鉄道関連の話であれば特に制限がなかったため、
・ノスタルジックな昭和の雰囲気
・名前だけ知られているものの仕事そのものがあまり知られていない鉄道公安官(鉄道公安職員)
・私が数年間住んだことのある鳥取県
という、私の好きを詰め込んだ作品になりました。
ただ、原稿用紙の枚数制限がかなり厳しく、完成度としては正直不満が残る作品にもなりました。
「その5」冒頭の地の文で、描写を巻いているのは、その枚数制限をむりくり達成するためです。
ですが、この作品により、昭和の鉄道公安官の仕事と空気感が、読者の皆様にお伝えすることはできたのかな……とは思っています。
実はこの作品にはいろいろネタを盛り込んでおり、登場人物野名前は、全て「鳥取県米子市の町名+ドラマ『鉄道公安官』の登場人物」になっていたり、登場する列車や時刻は全てきちんと当時のものだったりと、様々なものがあります。
興味がある方は、ぜひ探してみてください。
最後に、現状報告です。
現在、既に長編1本が完成しており、いつでも投稿できる状態にあります。
今から投稿すると中途半端なので、この作品は、来年(2023年)1月上旬からの投稿を予定しております。
また、SF系の超長編作品(原稿用紙換算で約1400枚前後を予定)の企画も進めており、こちらは個々の章のプロットを書き進めています。
全体の進捗95%くらいであることから、来年1月には執筆に取り掛かる予定。早ければ、来年下半期から投稿を開始することになる見込みです。
御子柴志恭の活動は、まだまだ続きます。
それでは皆様、少し早いですが、来年お会いしましょう。
よいお年をお迎えください!
2022年12月吉日
とあるライブの待機列にて
御子柴 志恭
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