表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32歳男ニート 癌になる  作者: 十三
132/213

4/2

 4/2

 今朝は雲り


 長姉から温泉でも行く?と言われたので、日帰り温泉に行くことに

 長姉と俺の二人

 車内で、前回のセカンドオピニオン(3/24だったか?)の時に医師から「悔いのないように過ごしてください。」と言われたという話を聞く

 重粒子線か陽子線の設備がある病院の医師からの話だし、やはり治る見込みはないのか、と少し気落ちした。分かってはいたけど、ね

 いったいあと何日、自分で、自由に動くことができるのかなぁ

 ひとり旅行の話もした。長姉は以前旅行したことのある地域だったので、何かオススメな観光やら食べ物に心当たりあるか訊いてみたものの、特に挙げられなかった

 2泊予定だけど、とても時間を持て余しそうだ


 今日行った温泉は山奥にある

 女性客に比べて男性客多すぎ。女性:男性=1:5くらいだったっぽい

 家族連れ以外に女性客はほぼ居ないんじゃないかな。男性は徒党を組んで訪れている感じ?

 もっと人が居ない状態で入浴したかったなぁ

 少し塩素の香りがするものの、結構高いph値のいいお湯でした


 帰って、夕飯に長姉と長兄と俺で焼肉を食べに行く

 以前に長姉と焼肉ランチを食べに行った店とは別の店

 食べ放題もあったけど、普通に頼むようにしてみた

 上ロースのセットメニューを頼んだけど、期待外れでした。しょんぼり

 長兄は値段を気にしすぎて気楽に頼めなくて楽しめてなかった

 最初に頼んだものを胃に収めてささっと退店

 家路の途中でファミリーレストランをはしごして、甘いものを食べて帰った

 次に焼肉食べに行くときは、以前長姉と行った店にしようね



 悔いのないように過ごすって難しいよね

 というか、俺には無理だと思ってる。思いながらもがいてる感じ?

 いつ身体が動かなくなるか、死ぬのか、まったく分からない

 目安でもあれば逆算して予定を組むこともできるかもしれないのに

 それはそれで残り日数が減ってきたら精神が著しく不安定になりそうだけども


 そういえばひとり旅行に関して両親に全く伝えてないことに気付いた

 ここに書いてたせいか、既に伝えた気になってたわ

 長姉や友人には話したのに、両親に話し忘れてしまっていた親不孝者が俺です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ