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【プロットタイプ】認知の歪み

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

幼少期ってさぁ、主観と客観の違いがまるで分からないんですよね。

相手が平等に接していても、此方は差別とか贔屓された様に思ってしまう。

視野の狭さが由来ですね。

小説を書くに当たってより現実感を出させる為に、人の意見は見るようにしている。SNS、動画のコメント、まとめ記事、其れらが全て題材となる。

そこでふと面白いコメントに当たった。

――別に本人は平等に接しているつもりだよ。ただちっちゃい子ってさ、視野が滅茶苦茶狭いから、見た事が全てなんだよ。客観的な視点を持ってないの。だから認知の歪みが起きやすい。

其れを聞いて思い出すのは、私の友人の話だった。

人格を相手に気に入られる様に、常に変化させて相手に接しているせいか、気を許してくれた子からかなり込み入った話しを聞くこともある。その子は二人兄妹だった。良く喧嘩をするそうで、殴り合いに発展する事も多かったそうだ。

――姉ちゃんが殴って来たんだ!!

――お前が勝手に私のものに触るからだろ!!

――煩い!! お姉ちゃんなんだから我慢しなさい。

こんな会話が日常茶飯事。何時も何時も我慢を強いられて来たと言っていた。その時の歪んだ顔が今でも忘れられない。

けれども母とその友人の歓迎を見ていると、弟に贔屓した分、その子にも埋め合わせをしている様だった。あの子の弟が居ない時、『弟に秘密』と言いながら、お菓子を貰っていた。私もお零れに預かったから、その時の事は覚えている。

母の視点では平等に接している筈なのだ。ただ幼少期のその子にとっては『弟を贔屓した』と言う事だけが真実として残っている。其れがただ今でも続いているだけの話。


「瑠衣、貴方は兄妹がいるでしょう? 妹ばかり贔屓されたことある?」

すると僅かに眉間を寄せて、此方から顔を逸らす。絶対に触れて欲しくない話題の様だった。これは口を割らせるのにそこそこ骨が折れそうだと感じたので、切り札を出す事にした。

「現実的な指標が欲しいの。私には兄弟がいないから」

すると大きな溜息を吐き出して、面倒臭そうに口を開いた。

「幼少期、彼奴が気に入らなかった玩具なんかを俺に押し付けられたな。代わりに俺が興味を持った玩具を横から攫われた事もあった」

「そう。代わりに埋め合わせをされた事は?」

すると益々眉根を潜めて此方を見る。そんな事はない。とでも言いそうな顔だった。一つの大切なデータを得られたので、私はこれ以上追求する事なく、話しを切り上げる事にした。

私は知っている。埋め合わせ以上の物を、両親は瑠衣に与えている事を。沢山の持ち寄られた人形がその一つだと。

「貴方も人間なのね」

「……女帝は面倒臭いな」

忘れてしまったの? 私が貴方にして来た事、恩着せがましくも数え切れない程あるのに。何度も助けてあげたのに。その度に満更でも無さそうな顔をしていたのに。

「でも貴方が好きな人格の一つ」

これ又聞きした話なのと、うろ覚えなので、信ぴょう性は皆無は話なんですよ。

あーでも、バラエティ『〇〇ちゃんに叱られる!!』だったかな。


子供って、自分と他人の境界無いそうなんです。

だから『秘密だよ』って言ってたことを、しれっと言っちゃう。

『私が知ってるなら、貴方も知ってる!!』

という認知だから。

言葉、約束関係ない。怖い。


ここから発展して、私の意見。

だから科学的根拠は無いですよ。


つまり、『自分が嫌なことされた!! 相手が私を嫌いだからそうなんだ!!』って思っちゃうと、相手もそんな考えがあって自分にやってしまうんだ。

と思ってしまうのではないかと。


この例にすると

『弟ばかり贔屓して』と頭で思ったら、『親もそう思ってるに違いない』という認知の歪みが生じてしまう。

ということ。

そんでもって、本人は其れが真実なんですよ。

客観的な視点を持たないから、そのまま記憶として残ってしまう。


その上、人間の脳みそって嫌なこと程残りやすい。

だから優しくして貰った記憶を忘れて、嫌なものだけ残ってしまう。


困ったもんだね。私も嫌な事の方が沢山覚えてます。

今までお話してなかった事を言うと、


友達から貰ったサメのストラップ、飾りの部分だけ無くす。

吹奏楽部で一人一人演奏して間違える。

友人宅に行ったら、なんか行っちゃいけなかったみたいで、ぎこちないまま去る。

良いことも思い出さないと。


あ、今日火曜日か。あとちょっとで土曜日だ。

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