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真偽官

「ここが冒険者ギルドだ」

「おお」


 ここが冒険者ギルドか。想像通りな見た目だな。剣と盾のマークかっこいいな。


「置いてくぞ」

「あ、待てよ」


 置いていかれる前にさっさと入るか。人が感動している時に邪推なやつだ。


「相変わらず、あそこは混んでるな」


 アルバートの視線の先を見てみると綺麗なお姉さんの受付のところが異様に混んでいる。まあ、わからんでもないが。


「空いてる方に行くぞ」

「おう」


 別に受付嬢にこだわりがあるわけでもないので、異様に空いている男の受付に行く。


「おい、相変わらず不人気だな。マイク」

「うるさい。要件だけ言え」

「つれねえの。ほい、ゴブリンキングの耳とゴブリン共の耳が入っている。前情報にはなかったコロニーができてたぞクソ野郎」

「な……! チッ、すまんな。後で調べに行った職員絞めとく」

「おう、んで、そっちはいいんだが、問題はこっちだ」

「ん? 誰だそいつ」


 ん? 俺の出番か?


「俺は「森の中で拾ったやつだ」……森の中で拾われた者です」


 このハゲ(見えない)め、人が喋ってる時に……!


「ふーん、んで、そいつがどうしたんだ?」

「いやな……」


 アルバートが経緯を説明する。


「……気づいたら森に、ねえ」

「怪しいだろ?」

「怪しまれてる人の前で言うのやめてほしいんだが」

「「事実だろ」」


 こいつら……


「ま、とにかく、真偽官のとこに行くか。ついてこい」

「え、受付はいいんですか?」

「全員、あっちに行ってるからな。ちょっと、ここ離れるから」


 この言葉に綺麗なお姉さんが、


「ちょ、ギルマス! 待ってください。この列見えないんですか」

「そいつらは自分の意思でそっちに並んでるんだよ。じゃ、行くぞ」

「ギルマス〜」


 おい、お姉さん涙目だぞ。美人も得なことだけじゃないんだなぁ(棒)

 というか、この人、ギルマスだったんだな。


「じゃ、行くか」

「おう」


 受付ーーギルマスについて、ギルドの奥に入っていく。


「ここだ。座ってろ、真偽官呼んでくる」


 通されたのは応接室なのだろう。ソファが2列置いてある。

 座って待ってると程なくして、女の人を連れて、戻ってくる。


「連れてきたぞ。さてと、さ、始めてくれ」

「事情の説明もなく、連れてこないでください。もう、誰の審議をすればいいんですか?」

「あ、俺です」

「そう君ね。はぁ、では始めます。《真偽眼》全ての嘘を見抜く魔眼を使用しています。では、どうぞ」

「はい。実は……」


 事情を説明中……

 

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