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菫ノ詩集

鍵がほしい

作者: 堅香子 擬々

結構前に書いてそのまま放置してた奴を掘り起こしてできたもの


鍵が欲しくて

地面に埋まる


扉は何処かにある

鍵があれば開くかもしれない扉がある

鍵が欲しい


鍵が欲しくて

死海に沈む


扉の両脇にフラミンゴが佇んでるっていいじゃないか

そんな浪漫な扉を探し

今も鍵を探している


鍵が欲しくて

山道で倒れる


山とは神秘 扉とは神秘

神秘が神秘を呼ぶの必然で

扉が鍵を呼ぶのは当たり前


鍵が欲しくて

黒猫を追う


黒猫の傍には扉があって

蛍光灯光る道にいる黒猫 吠えて消える

黒猫は鍵はすくう


鍵が欲しくて

家にこもる


家には扉があって

扉がなくなることはない

鍵はないのだけど


鍵が欲しくて

鍵屋にいる


鍵はたくさんあり

扉もあった

鍵があって扉はあるが開くことはなかった


鍵が欲しくて

夢の中にいる


鍵と扉はあり

扉は開いいたが

それは泡沫だった


鍵が欲しくて

道に迷う


辿り着いた先には扉があり

そこでずっと

立ち尽くす




つづかない( ̄ー ̄)

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