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ZEHN HELDEN ─魔界の十勇士─  作者: 京町ミヤ
第2.5部《四天王編》
139/161

第129話

※※※※※※※※※※





準備は整った。


手駒として新たに■■■■■も蘇らせた。彼に関しても少し記憶を弄ろうか。


ディツェンバー様の味方となりうる人物を全て、とは言わないけれど、最低でも半分消せば何とかなるだろう。


まぁ、記憶は消し去ってあるから、正直殺さなくても支障は無いんだけどね。

これに関しては意味の無い殺しじゃない。


「無意味な事、無駄な事、不必要な事は大嫌いだ。でも……」


殺戮は、好きだ。


弱い者を一方的に蹂躙する優越感。普段抱えてるストレス発散にもなるのだから、無意味って訳じゃない。


……だからかな。

父上は頭のネジが外れた僕じゃなくて、穏やかで慈愛に満ち溢れたアイツを選んだのは。


あぁムカつく。腹立たしい事この上ない。


…………。…………今は置いておこうか。


アルター様はこの計画が終われば、全てに終止符を打てると思っているけれど……僕にとってこれは始まりなのさ。


アルター様には、僕の駒となってもらう必要がある。


僕の目的は、ディツェンバーを殺したその先にある。だから始まり。


全て。そう、全て。


「僕が壊す」

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