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片想い

作者:

恋しくて、


恋しくて‥‥。


泣きたくて、


泣けなくて‥‥。


どうしようもなくなって、小さな痛みに切なくなった。


*


友達‥‥といえるかどうか分からないような仲だった。どちらかというと只の知り合いみたいな感じで話もそれほどしたことなくて、けど、いつの間にか『友達』に近くなっていて、良く話しもするようになって、それが知らないうちに『恋』になっていた。

なんで?とかどこらへんが?本当に好きなの?なんて聞かれても答えられなくて、自問自答を繰り返していた。けど、気が付いたら‥‥目で追っていた。

どこにいても、何をしてても何となく探してた。

気になって仕方がなかった。

だから近付きたいと思っていた。けど、近付きたいと思う気持ちとは反対に逃げていた。

恐かった。

もしも気持ちを受け取ってもらえなかったらと、拒絶されたらと思うと言えなかった。それが、それだけが本当に恐かった。

それなら、只近くに、ほんの少し近くにいられれば‥‥。それだけで幸せだと思った。

けど、日々が後ろに遠ざかっていくとやっぱり人は変わるし、環境もそれぞれことなっていく。気が付くとあの人には恋人が出来ていて、今更ながらに後悔する。

どんな形になったとしても言えば良かった。伝えれば良かった。

そしたら『今』は変わっていたかもしれないのに。

そんなことを悔やんでも仕方がないのに、もう遅いのに。



*


時々、

気持ちを想い出しては切なくなる。あの姿を想い出しては恋しくなる。

泣きたく‥‥なる。

言えなかった言葉が伝えたかった想いが涙とともに流れて小さく風に吹かれるように消えた。



『好きです。』


こんな駄文を読んで下さってありがとうございます。本当に有難いです。変なところがあればどんどん言って下さって結構です。むしろ言ってください。今回はほとんど会話文がないです。ストーリーさえ全くないような内容です。想いを抱いている人物が男なのか女なのかも分からないようにしています。なのでこんな文を読んで下さったかた、本当にありがとうございます。

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