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異世界ダンジョン制覇 ~目指せ楽園ハーレム~   作者: 夜桜 蒼
二章 ~異世界生活始めます!~
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36話 買取交渉


冒険者ギルドを出て俺達はフィロの店までやって来た。


「フーカはすまんが少しの間バックを持って待っててくれ。すぐに呼ぶからさ」

「はい。大丈夫です」


フーカにはフィロとの交渉が終わるまで待っててもらうことにした。現在俺達が持っている魔石と素材は小魔石150個、キバ100個、甲殻80個だ。

ミニャに軽く聞いたが普通の冒険者が十階層まで潜って持って帰って来るのが、小魔石1、2個、素材20個ぐらいが平均らしい。山賊王の太刀様々だ。


フーカにはアイテムボックスから出したこれらの魔石と素材をバックに入れて背負ってもらっている。流石にフィロの前でアイテムボックスから出すわけにはいかないからな。


バックはパンパンになっている。これだけ大量にあって値段が崩れても嫌なので先に値段を確認するのだ。

レベルが上がって筋力が上がっているのか、フーカはキツそうな素振りも見せずにバックを背負っていた。それでも見てて痛々しいのでさっさと交渉を済ませるとしよう。



「お邪魔するぞ」

「ん? おにーさんじゃん、もう帰ってきたの? ……装備購入? ってフーはどうしたの」

「フーカは外にいるぞ。先にちょっと交渉しようかと思ってな」

「交渉? 何の?」

「実はダンジョンで魔石と魔物の素材を手に入れてな。これが魔石だ。小さくてもいいんだろ? あとこっちが素材だな。まだあるから値段を先に聞こうと思ってな」

「……昨日の今日で魔石を手に入れたの? まぁ、ないこともないか。んー、結構いい素材みたいね。魔石も小さいけど純度がいいわ。いきなり魔物から魔石をゲットできるなんて幸先いいわね。……そうねぇ、一つに付き、魔石は銀貨五枚、キバは大銅貨六枚、甲殻は銀貨二枚でどう?」

なかなかいい値段だな。だが俺にはフーカを養う義務があるのだ!


「もう少し上がらないか? それなりにあるし、まとめて卸すから割高で頼むよ。装備も買うからさ」

俺の言葉で扉に視線を向けたフィロだが、少し考え。


「いいわ。それじゃ、魔石が銀貨五枚と大銅貨三枚、ギバが大銅貨八枚、甲殻は銀貨二枚と大銅貨二枚よ。これ以上って言うなら先ずはフーを中に入れて現物を見せなさい」

「いや、その値段でいいよ。言質はとったからな? フーカ入ってくれ!」

訝しげな表情のフィロに言ってフーカを呼ぶ。


「はい。フィロさん。こんにちは」

「…………おにーさんにも感じたけど、フー強くなってるわね。一昨日とは別人よ? おにーさん何したの?」

フィロが驚くのも無理はないだろうな。見た目は変らないけど、雰囲気というか、力強さが違う。実際に強くなってるし。


フーカ・クロイム

犬人族LV22

奴隷LV19

・料理LV1 ・剣の極みLV4


俺と比べると上がり方が少ないけど、一昨日と比べるなら別人と言ってもいいほどに強くなっているだろう。


革の装備は昨日の戦闘で壊れてしまった。短剣は無事だが、刃こぼれが酷い。鉄蟻を攻撃しまくってるからな。


「いやー、昨日は激戦でな。フーカがいなかったら俺も死んでたよ。……それでこれがその成果だな」

カウンターにバックをドガッと置き中を見せた。バックの中を覗いたフィロはため息を吐いてこちらを見た。


「……実は昨日の夜、ミニャが来たのよ。大まかなことは聞いてたんだけど。流石に信じられなくてね。その時に結構な量の素材があるかもって話も聞いてたのよ。でもこれは予想外よ」

フィロがバックから取り出したのは小魔石だ。


「一回の冒険でこれだけの魔石を集めたっていうの? それに素材も凄い数よ?」

フィロはバックから丁重に魔石と素材を取り出し、数を数えていく。

「多すぎるから値段を下げるって言うなら多い分は持って帰るぞ?」


「そんな心配は必要ないわよ。魔石はあればあるだけ使えるし、素材も武具を作るのに必要だもの。むしろこれだけの魔石ならもう少しイロを付けるべきかしら。……魔石150個、キバ100個、甲殻80個ね。総額金貨105枚と銀貨1枚ね。金貨110枚で買うわ」


サッと計算したかと思うとフィロは奥から金貨の山を持って来た。


「金貨110枚よ。確認して」

「私が数えますね」

「…………任せる」


二人共当然の様子でやり取りしているが、俺だけか? 俺だけがこの大金の前にビビってるのか? だって日本円で1100万円相当だよ? 死にかけたとは言え一日で稼いでいい金額なのか! 山賊王の太刀最高です!


「ジン様、金貨の数は大丈夫でした」

「あぁ、ありがとう。それじゃこれで取引成立だな」

「ええ。ありがとう。流石にこれだけ大量に持ってくる人はいないから助かるわ。またお願いね」

「こちらこそだ。それで、次は買物がしたいんだが……金貨十枚でフーカの装備を整えれるか?」


金貨を百枚だけ取り、十枚残してフィロに訪ねた。


「じ、ジン様、流石に奴隷にそれは」

「俺はフーカをただの奴隷だとは思っていない。フーカは俺の為に装備を揃えろ。いいな?」

「は、はい! ありがとうございます!」

「金貨十枚あるなら魔力付与された装備も出せるわ。フーちょっとこっちに来なさい。おにーさんは適当にしててね」


「あいよ。……俺も装備増やすか。(ルナも買っとけよ)」

「(ルナはいいわよ。今着ているのもかなりいい物なのよ。ルナよりジンの装備を整えなさい)」


またか。いいや、勝手にルナが装備出来そうな物がないか探してみよう。



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[一言] 主人公に好感が持てる。楽しい
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