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プロローグ

西暦2026年某月日本


僕は、IT企業に勤めているITコンサルタントだ。


大手スーパーマーケットの企画経営部に所属している。


ITストラテジストに合格し、中小企業診断士も持っている。


僕は特にストラテジが好きなのだ。


戦略を立てるのが好きで、趣味においても戦略ゲームの実況動画なんかを見て、自分なりに戦記物を執筆するほどだ。


最近気になるのは、もしドイツが第一次世界大戦で勝利していたらどうなっていたのか、フリードリヒ三世が長生きだったらなど多くのIFを考えたものだ。


だが最近色々と多忙になってきた。


大型の案件や国家プロジェクトの受注が相次ぎ、何件かを引き受けたのである。


半年ほどして、ようやく案件を終わらせることができたのだが、よほど疲れていたのか、フラフラしていた。


夜道を歩いていたとき、足を踏み外し、階段を転げ落ちてしまった。


ああ...意識が遠のく...うう...まあ、いっか。


僕はそのまま意識を手放した。


ほんの少しの時間がたったころ、意識があることに気付いた。


だが感触が地面のアスファルトのような硬いものではない。かといって、雑草が生えているような感覚とも違う。


少し怖いが目を開ける決意をした。


目を開けるとどこかの部屋のようだった。


和室ではない。明らかに洋室であった。


「大丈夫か、さっき街中で倒れていたんだぞ!」


男の声がする。しかも日本語ではない。なのに聞き取れるうえに理解もできる。


そしてそれをドイツ語と理解するのに一秒もかからなかった。


「あ、俺はフリードリヒ・フォン・シュルツ。一応ベルリンで行政官やってる者だ。君は?」


名前を聞かれたが、わからなかった。


しかし、近くにあった身分証のような紙を見て「あ、ああ...僕はフロリアン・フォン・ハルトマン。よろしくね。」


「よろしくな、ハルトマン。それで君はどうするの?」


ハルトマンは少し笑って「ああ、ドイツを欧州の覇権国にしたいね」と返答した。


するとシュルツは笑って「お前と一緒だと面白そうじゃねえか。いいぜ、協力するぜ」


2人は手を取り合って固い握手を交わした。


こうして、ハルトマンとシュルツによるドイツ覇権国家計画が始動したのである。

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