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その後、そして旅立ち

あの花たちの物語から約100年後のお話です。彼女たちは今も楽しく暮らしているのでしょうか

あれから数百年以上経過している。私は今一人の人間として生活している

 「お疲れさまでした!」

私はそういいバイト先から出て行った。そうしたら手元にある携帯電話が鳴った

 「おつー!今バイト終わった感じー?暇ならいつものとこしゅーごーね!」

電話先の彼女はそういい私の話を聞かずに電話を切った

 「あの子…まあ、行くしかないか!」

そういい私はいつもの場所…果てへと向かうのだった

ようやくついた、歩いて15分以上たっただろうか、目の前にはいつもの子が手を振って私のことを嬉しそうに迎えてくれた

 「おつ!今何連勤目だっけか」

一人の子はそういい私に尋ねてきた、しかし私は4連勤目で答える必要はないだろうなと思い目くばせだけをした。

 「今更そんなことを聞くなんてなんて野暮なんですかねー」

私はそういい彼女たちの後をついていった。

そうしたら一人の子が急に走りながら話した

 「最後にカフェについた人の奢りね!」

 「あ!ずるい!お金ないからって!」

ほかの子もそういい私はいつも通り最後につきカフェ代を全額出すよう言われ何事もない日常を過ごしていた。そんな日がずっと続けばいいのにそう願っていた。

                          願いたかった。

 「急に目の前が…!」

そういい私は地面へ倒れこんだ。多くの人が私のことを呼んでいた気がするが、日ごろの疲れがあるのだろうか、そっとしておいて欲しかった。

しばらくして私は心地よい風が吹いてきたのに気づき目を覚ましたそこにはたくさんの花が咲いていた。

聞いたことある、歴史の話なんだけど最愛の子を守るためにこの花を使って敵と戦い最後はきれいな花を一輪咲かせたという、あくまでこれは逸話や伝説のたぐいだと思っている

 「きれいだな…」

私はそう呟き目の前にあるたくさんの花を前に突如頭痛が私のことを襲ってきた。

 「う…うあああああああ!」

私は叫んだ、でも誰も来ることのないこの花畑の前では叫んだところで意味がなかった。

 「あら、紫陽花帰ってきたのね」

私の目の前に一人の女性が立っていた、彼女は続けざま私に話しかける

 「かれこれ100年ぶりかしらね、覚えているかしら私よパイモンよ」

彼女は頭がおかしいのだろうか、自分のことを悪魔の名前で呼ばせるのはこのご時世中二病だと思われ周りから避けられグループの輪にはとても入れないというのに

 「なぜ私をそんな目で見るのよ、あのとき私が助けなかったのを今でも恨んでいるの?」

彼女はそう言っているが私にとっては何も知らない話をされているのだ、普通の人間なら適当に相槌を打ってさっさと逃げたいと思うはずなのだが、なぜか私は他人事だと思えず彼女の話を聞いてしまった。

 「ちゃんと人の話を聞くところは昔と変わってないのね、いいわ教えてあげる」

彼女はそういいパイモン視点での今まで起きたことを話してくれた

 「つまり、私は転生して過去の記憶がすべてないってことでしょ」

私はパイモンにそうと尋ねた。彼女は頷き私に記憶を取り戻したいかを問う、しかし私にとっては昔の記憶なんかあったところで高校歴史の勉強になるくらいだと思っていた。

 「あなた…もしかしなくても最愛の”彼女”のことも忘れたの」

パイモンはそう聞き私の表情を疑っている、しかし私は何も答えることもできずその場に立ち尽くしてしまった

 「そう、カーネーsy…ハイビスカスのことを忘れるなんて…」

彼女は私にそういいそのまま私に聞く

 「あなた、このままだとまた、あの女に狙われて今度こそ命を落とすわよ」

私にそんなこと言われても今となってはどうだっていいことなのに…

 「行きましょうパイモン改めてあなたと旅をしましょう」

そういい私は昔起きた記憶を取り戻す旅に出るのであった



   とある研究所にて

 「やはり、パイモン彼女がどうしても邪魔だな」

 「そう思いますよね、私もパイモンのせいでせっかくの紫陽花を逃がすところなのよ、お願い、彼女を始末してほしいな」

彼女たちのやり取りがラボ内で響く。

 「今度こそ紫陽花、貴様をこの世から消す」

彼はそういいラボから出て荒廃した町へ向かった


   荒廃した町にて 

 「いい加減早くここから出して!」

髪が赤い少女は目の前にいる彼にひたすらに開放するように求めている

 「嫌だね、今回は君がこちらの手の中にいるからね彼女たちは簡単に手出しはできないだろう」

彼はそういい目の前にある機械に手を伸ばす

 「今までは20%そこらだったけど彼女たちが動き出した、仕方ないが60%そこらまで出力を上げる」

 「痛かったら言ってね」

彼はそう言い少女が入っている機械の出力を上昇させた

 「ああああああああああ!ああああああ!」

少女は必死にもがいている、今にでも”花”に戻りそうなそんな感覚が体中をめぐっている

   (必ず彼女のもとへ戻るんだ、そして紫陽花に今の世界について教えないと…!



 「何か、嫌なオーラ的なものを感じる」

パイモンはそういい彼女に伝えた

 「そういえばなんだけど、あなた名前はなんていうの」

パイモンは続けざま質問した、彼女の返答はとても速かった

 「私の名前?名前は 糯麇琴音 (だぐんことね)ていうの改めてよろしくね」

私は彼女の前で名前を言って見せた、その後私はバイト先の店長へメールを送った

 「すみません!やりたいことが出来たので今日でやめます!」

私はそうした後仲が良い子たちにもメールを送ったが返信は来なかった。

初めましての方は初めまして ロッカサァンと申します、日頃は動画撮ったりカードシバきしたりしてます

今回新しく?続編を書きたくなったので書くことにしました以前どうしてもやりたかったエンドを今回採用するにはこうするしかなかったので仕方ないことです。

ということで、短いと思いますがよろしくお願いしますm(_ _"m)

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