4話
モフモフでますよ!やっと。ながかった。
今後の更新についてですが、基本的には土日の更新になるかと思います。それと今日はあと1話投稿できたらなと思います。
平日は時間があれば………
4話
「アッガイ良かったのか?」
「ん?なにがだ?」
「積もる話とか」
「あぁ、いいんだよ。あそこの店主のオーロイのやつが休みの時間に改めて行くからよ。」
「まぁ、それならいいのか?所でどこで相棒と契約するんだ?召喚するとか言っていたが。」
「そうだな。道すがらもう一度説明するか。先ずは向かう先はこの街の行政を担っている建物があるところだ。そこで相棒の召喚と登録を行う。
それで、召喚だが受付で魔力登録を行いその後専用の部屋に行き召喚呪文を詠唱してから指を針で少し刺して血を少し出すそれを召喚陣に落とすことで自分ともっとも相性のいい召喚獣を呼び出し共に成長してくれることを確認し契約に移るがここで断られることもあってその時はもう一度召喚を行い違う者を呼び出す。」
「何度聞いても不思議だ。ちなみにだけど呼び出したものが好みじゃなくて呼び出し直しをしてもいいってことなのか?」
「まぁ、そうだがその度に相性は少しずつ悪くなるから階梯限界が減少する。
そもそもが階梯限界が少ないものだと20とか30程なのに更に減ると殆ど契約前と変わらない状態になるから微妙なんだ。
だからよっぽど相性が悪くなければ契約を結ぶ、もちろんそれは契約する相棒候補も同じで契約することで階梯限界が高いつまり相性がいい相手と契約するメリットは自身の強化がより高みになることを意味するから向こうもよほどのことがない限り契約してくれる。」
「階梯ってようは強さの指標なんだよな?」
「まぁ、基本的にはそうだな。あとはスキルや相性、経験によって階梯だけ高いやつより強い低階梯者もいるがそれは稀だな。」
「色々あるんだな。」
俺は何が相棒二なるのか。楽しみであり不安だな。俺はそもそもこの世界の人間ではないからできない可能性もあるからなぁ。
まぁ、それを考えるのは後にしてとりあえず受けてみるか。
一応俺にも魔力があるのはわかってるしな。
まさか部屋の灯りが自分の魔力を補充して使うとか思わなかったからなぁ。
ボタン押しても点かなくて聞いたらそこに魔力を流すと出来るって聞いて色々試した結果ラノベとかで載ってる血液のように流れるイメージをしていたら身体が暖かくなってきてそれを指に集めるイメージでうまく行ったのは助かった。
「ミツル着いたぞ。」
「ん、あぁ。」
「どうかしたのか?」
「いや、少し考え事をな。」
「そうか。まぁ、中に行くぞ。」
「あぁ」
行政施設の外観は他の建物に使っているレンガが素焼きやもしくは茶色系の釉薬を使っているのに対して白色の釉薬で清潔感のある外観をしていた。
そして、中に入るとホテルのエントランスにあるような受付がいくつかあり美人な受付嬢が対応をしていた。
そんなひとつに並ぶことしばし
「おはようございます。本日はどのような御用でしょうか?」
「あぁ、今日はこいつ、ミツルの相棒召喚契約を行いたく来た。」
「それはそれは、ミツル様おめでとうございます。それではまずこちらの用紙にお名前を記入のあと用紙とこちらのカードに魔力を流してください。それによりミツル様の魔力登録がされ、そのカードを各ギルドで登録をするとギルド証に加えて身分証の機能が使用出来るようになります。」
「おー、かなり便利ですね。」
「はい、15歳からは成人として扱われこのカードを持つことが最低限の信用へとつながります。」
そういう話を聞きながら用紙に記入して用紙とカードに魔力を流して登録を終えた。
「それでは登録が終わったことですし、早速召喚の間に行きましょうか。」
「あれ?受付はいいのですか?」
「えぇ、問題ないですよ。召喚に立ち会うことは誉れとされているから何よりも優先されます。
それから、遅くなりましたが今回ミツル様の召喚を担当させて頂くゼニカと申します。よろしくお願い致します。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
「で、アッガイはいつ帰ってきたのよ?」
え?急に口調と態度がかわった?
「え?昨日だが?」
「二人は知り合いなの?」
「はい、そうです。お恥ずかしながら幼馴染みです。」
「というか、お前まだ結婚してなかっ…、いててて」
あ、脇詰められてる。これは禁句なのかそれともアッガイと?まぁ、人の恋には関わらないようにしよう。
「それでは、こちらの扉の先が召喚の間になります。中に入りましたら魔法陣があり中央の手前に丸い空間があるのでそこに立って頂いてから、こちらの用紙に書かれた詠唱を読み。
こちらの機材に指を入れると殆ど痛みもなく血液を採取できますので採取されましたらこちらのボタンを押したあと床に落ちますので召喚されるのをお待ち下さい。
また、この召喚の間には儀式を行う者のみしか入れませんので悪しからずお願いします。」
「質問ですが契約は、どうしたら?」
「契約は、なんと言いますか。感覚的に解ると思いますので気にせず召喚に集中してください。」
「んー、まぁやってみます。」
「さぁ、行って来い!」
「あぁ!」
俺は少しドキドキしながら召喚の間へと入った。
すると、40畳ほどの部屋に床一面幾何学的な紋様が描かれた床が目に入った。
そして、中央のから2m位手前に人が一人立てるくらいの円があったのでそこが立ち位置だと解ったので進みでた。
ちょっと恥ずかしいけど詠唱をするか。
『我は求める 生涯を共にする相棒を いついかなる時も共に行く相棒を 火 水 木 風 土 万物の力をここに 太陽と月の名の下に 』
ここで血を垂らすんだよな?勇気いるけど急がないと怖いけどうーー
プス
あ、痛くない。
おっと、ボタン押してっと
血の一滴が床に落ちたかと思うと目ばゆい光が辺りを照らし中央に吸い込まれるように収まると
「銀色の丸い毛玉?」
と、思うと手足が生え尻尾が出て
「わふ!」
「モフモフだーーー!!!」
可愛さにやられてすぐに飛びついて撫で回すと何かがハマるような感覚とこれが階梯限界が出来る感覚とステータスの見方が理解されたような気がした。
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