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2話

すみません。まだモフモフな相棒は出ていません。

そろそろ叱られるかな?

次こそは!

2話





草原でアッガイと出会い後を付いてこの辺りのことなどを聞きながら歩くこと数時間前方に人工物らしい灰色の壁?が見えてきた。



「お、やっと見えてきた。あそこが目的地であり、俺の故郷でもある辺境の街トリーナだ。今見えているのは魔物から街を守るために建てられた防壁だ。高さは、忘れたがな!わっはっは!」



そう、アッガイは5年ほど旅に出ており久しぶりの帰郷をする道すがら俺と出合ったそうだ。


ちなみにアッガイは冒険者をしており、パーティメンバーは二人(二組)いるそうであとから来るそうだ。



「あそこがトリーナか。アッガイは今回帰郷って言ってたけどしばらくいるのか?」



「あぁ、そうだな。仲間と合流するのに多分1月くらい、そこからしばらく街の向こうにある森で探索だな。」


「たしか、魔の森とかいう魔力が濃い森とか?」


「あぁ、表層は初心者でも探索出来るくらいだが中層、深層は魔境と言えるだけのヤバさがある。俺たちでも中層くらいしか探索できないがいつかは深層もできるようになりたいぜ。そのためにも階梯を最低あと20くらいは上げないと行けないがなかなかだからなぁ。」


「階梯かぁ。たしか相棒を召喚して契約すると階梯限界が確定して上がるようになると。」


「あぁ、俺は幸い100を超える階梯限界があるからまだまだ強くなれるが大抵は80以下だからな。それに相棒の特性によって自身の才能にも直結するから俺は夢だった冒険者に向いた相棒と階梯限界を得て良かったよ。」


「俺はせっかく違う場所に来たので色々観て回りたいのと帰るための情報を集めるためにも冒険者になりたいけど相棒次第だと言われると願うだけしかできないのが歯がゆい。」



そんな話をしていると街の入口に着いたようだ。



「まぁ、そうだな。さて、ついたぞまずは門兵の所で入るために受付をするぞ。」


「はい!」



俺たちは街に入るために門の前に並ぶ列に並んだ。

このスピードなら30分程で順番になるかな?



「次の者!」


「おう!ん?グスタじゃねぇか!久しぶりだな!」


「ん?おうー!誰かと思ったらアッガイじゃないか!久しぶりだな!遂に諦めて帰って来たのか?」


「バカ言うんじゃねぇよ!魔の森中層にそれも深層境界に挑めるようになったから帰って来たんだよ!」


「マジか!ということは金級か!?さすがだなぁ。まぁ、お前ならそうだよな。俺と違って100超えだからな。」


「なに言ってやがるお前だって変わらないだろうが。」


「いやいや、99と100じゃ違うだろ?」


「まぁ、そのすまんな。それでも99あれば活躍できるだろ。」


「謝るな。まぁ、そうだ。だから今は俺が門兵長やっているからな!」


「まじか!そしたら階梯も」


「あぁ、そういうことだ。」


「おっと、後ろが使えてるからまたこんど飲みながら話そう。」


「おう、そうだな。とりあえず仕事するか。一応カード見せろ」


「おう」



そういうと、アッガイは首から下げた金色の縁取りされたカードを見せた。


あれが冒険者登録証かぁ。



「おう、いいぞ。所で後ろの坊主は?」


「そうだった。そうだった。ミツルだ。草原で拾った。どうも魔力事故でかなり遠くから飛ばされて来たらしく相棒のこととかも知らないから拾ったというか保護したんだ。」


「ミツル・ミカヅキです。よろしくお願いします!ここらで使える身分証はありません!」


「そしたらアッガイが保証人として入場を許可するが銀貨5枚頂く。」


「ほらよ。」


「アッガイ恩に着る」


「いいってことよ。」


「それではこのカードを仮の身分証として貸し出すので1ヶ月以内に返却できるように身分証の発行と相棒との契約をしてきたら返しに来てくれ。」


「わかりました!」


「それじゃぁ、先ずは宿取りに行ってから相棒の召喚に行くぞ。」


「え、宿ってお金かかるしこれ以上迷惑は…」


「気にすんな。ここに来るまでにホーンラビット5匹狩っただろ?あれを売れば〆て金貨2枚にはなるから、大体通行料と1泊分の宿泊費それと各ギルドの登録料になるからな!」


「それでもなぁ。」


「まぁ、気になるなら働いて儲けた金でこんど奢ってくれや。」


「そういうことならわかったよ!」


「よし、そうと決まれば先ずは宿だな!宿を決めたらしばらく待っててくれ。俺は実家に荷物置いて来るからよ!」


「わかった!ちなみにオススメは?」


「そうだな。辞めてなければ森のそよ風亭がオススメだ!俺の紹介だと言えば良くしてくれるだろうさ。場所は、この道を真っ直ぐ行って暫くすると左に看板が見えるから解ると思うぞ。もしなかったらさらに行ったところに噴水のある広場に大きな宿があるからそこに行け。」


「わかった。いってみるよ。」


「おっと、忘れる所だった。とりあえずこれ渡しておく。」



そういうとアッガイは金貨5枚と銀貨20枚を渡してきた。



「ん?おいおいかなり多いぞ!」


「ん?気にすんなこんど奢ってくれよな。それに生活に必要なものや色々揃えるには必要だろ?それと今日は休んで明日の朝宿に迎えに行くからそれから相棒召喚にいくぞ!じゃぁな!」


「お、おい!全く。ありがとう!」



返事はなかったが手を上げてくれたから聞こえたんだと思うが本当にいい奴だよな。


さて、俺も向かうか。森のそよ風亭へ!


面白かった、続きが気になる!そんな方はいいねとブクマお願いします。

皆様の応援がモチベーションへと繋がりますのでよろしくお願いします!


また、相棒のアイデアを常時募集しております!

よろしくお願いします!

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