ここはどこ?私は何?
暇に思っていたところ、救いの手のように差し伸べられた「小説家になろう」まだまだ拙い身ですが、ここで頑張っていきますので応援していただけますか?
ここはどこだ...
真っ暗で周りが何も見えない...
五感も働かない...
ここが安全なのかもわからない...
とりあえずここから脱出しよう!
まずは今見えている壁を叩いてみるか!
1時間後...
びくともしないんですけど?
とりあいずここで今の状況を確認しよう。
え〜っと、私は、青足 麗。小6のゲーム中毒者 いつもの普通な生活に飽きていた。そしてあるきながら塾の宿題をしていた。そしたら車にはねられて死んだ
ここまではok!しかし問題はここからだ...死んだはずなのにまだ意識がある。
なぜここまで冷静なのか疑問に思うが、車のタイヤが頭に当たって確実に死んだはずなのだ。しかも痛みを感じていない。これが医療器具の中で、今治療されているとかだったら、技術の発展には驚くね!なんて現実逃避をしている場合ではない。早急にこの場所がどこなのかについて調べてここから脱出せねば!と思いながら黒いものを叩いていたら、
◀スキル{暗視Lv1}を獲得しました。▶
なんて頭の中に響いてきた。
{暗視}って何?なんでこんなもん手に入った?なにかのサプライズ?なんて思っていたら
◀スキル{暗視}暗闇でも周りのものが見えるようになる。取得条件:暗闇で1時間以上生活する▶
なんて響いてきた。それでもLv1だから効果は微弱だ。自分が取りみたいだということしかわからない。えっ、と、鳥?なんてノリツッコミを入れる。そういえばこの声誰の声だろう。とりあえず天の声(仮)とでもしておくか。なんて考えていたら。
◀それは不本意です!私には叡智という名前があります。そちらの名前で読んでください。▶
なんて強烈な意志が返ってきた。随分と人間みたいな声だな。もしかしてこの声も、スキルだったりするのかな?それなら今までやってきていたゲームと同じようなものだな!なら、鑑定的なものもあるかな?
◀そのような機能はあります。鑑定に準ずる機能を表示しますか?▶
ということらしい。これにはもちろんyesだ!!
その結果
・これは叡智というスキルによって話している
・叡智は鑑定系のスキルのうち最上位である
・この系列のスキルは使っていくうちに意識が芽生えてくる
ということがわかった。
それなら使うしか無い!
1時間後
脱出しようなんて意気込みはどこかに行き、鑑定をしまくっていた。もちろん自分にも。
その結果
種族:コロウジョンバードLv1
HP100/100
MP100/100
SP100/100
スキル:腐食攻撃Lv1 腐食耐性Lv1 叡智 暗視Lv1
称号:叡智の王
だそうだ。
獲得した覚えのない腐食攻撃があるが、対象を腐らせたりするのだろうか?
この黒い何かを腐らせてみようか?
っダメだ。この世界がゲームだと思って調子に乗っている。
そう思いながら、けれども「腐食耐性があるから大丈夫でしょ」なんて楽観視している面もある...
でもこんなところで悩んでたって何も変わらないよね!腐食攻撃発動!
足の近くが消えてなくなった...それは自分の足もだ。そう!自分の足も!消えたのよ!消えた!
やばい、軽率な行動をしたせいで意識が朦朧としてきた...
このままじゃ...死ぬ。