24話までのメモ
森神人続き
エルクトラドムの女神と一緒に世界を守る人。今代の森神人はラヤーナ。
寿命や能力などは精霊に近いが、人間種として生まれる。通常は女神が生まれると同時に森神人も同じ世界に生まれる。女神の力が安定している間は、森神人は番の寿命と同じ寿命になる。番の寿命に合わせ森神人の生まれ変わりが起こるため、女神一代で森神人は何度か生まれ変わりがおきる。森神人と番は生まれ変わっても魂の絆があるため必ず番同士となる。
(ただし森神人の番の種が生まれ変わりで異なることが多いため、寿命も異なる)
エルローラは女神としての力をほとんど持たずに生まれてしまい、森神人の魂が異世界に飛ばされてしまった。その森神人を探すためにレーリナが異世界に飛ばされた森神人の魂を探していた。
森神人は女神の代替わりが起きてもそこですぐに寿命となるわけではないが、代替わりがおこった時点から森神人としての力を徐々に失っていく。また寿命もその時点から番がどの種であってもそこからの人間の寿命で生を終える。そのときは森神人としての力を失ってしまうため、番と同じ寿命にはならない。(人間種の寿命はおよそ70年)
森神人とその番の子孫は番が人間種とはかぎらないため、必ずしも人間種となるわけではない。子孫が人間種の場合に精霊のいとし子となる。いとし子の子どもも人間種であればいとし子となる。薬師になることができるのは精霊のいとし子のみ(その子孫も)。女神の代替わりで森神人も代わると、いとし子はその生を終えるまでは薬師として過ごすことができる。ただし代替わりが起こった後に生まれた子孫はいとし子とはならない。
エルクトラドム(世界)
昼間はアウラ(aula:輝き)と呼ばれる太陽が日中を照らす。夜間はルシオラ(luciora:蛍)と呼ばれる柔らかく光る月と、ミコー(mico:輝く)と呼ばれるくっきりと夜空を照らす月が昇り、夏はミコーとルシオラ2つが夜空に浮かぶ。秋はミコーのみが昇り、冬はルシオラのみが昇る。春はルシオラとミコーが交互に昇る。1年間は14か月。春1か月、夏6か月、秋6か月、冬1か月
王国はいくつかあるが、どこの王国も季節の長さは同じだが、場所によって同じ時期でも季節は異なる。精霊の森は各王国にある。各王国の名前は精霊の森からつけられている。
エルクトラドムの神は女神で、どこかの精霊の森で育つ。
ヴェルネールの森は今代の女神の森でこの森はヴェルネリア王国にある。
ヴェルネールの森
・中心部にあるのは「精霊の森(消えかけた森)」
泉がある精霊の森(中心部:それなりの広さがある)の周りにはシールドと呼ばれる結界があり女神、森神人とその番、精霊以外は入れない。精霊の森の外は普通の森だが、森に力があればここにも薬草は育つ。いとし子(森神人の子孫)はここで薬草を育て、薬を作る。
ラヤーナが来る直前は森に力がなかったため、シールドの中の中心に近い(泉に近い)ところでのみ薬草が育っていた。中心から離れ、結界に近いところでは、精霊はほとんど眠っているか、意識がない状態で、かろうじて精霊の森として生きているが、力を失いかけて、消えかけていた。
ラヤーナが来たことで、力を失うことはなくなり、徐々に力を取り戻していく。完全に回復するには時間がかかるが、結界を強くする、薬草を育つようにするということであれば、ラヤーナの神水が届くようになればすぐにできるようになる。森神人が存在し、神水が届き、精霊の森の中全域で薬草が育つくらいの状態になると、森は自力で回復することができるようになる。