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れっつ世界を救おう  作者: Luna
第1章 ヴェルネールの森を再生しよう
24/146

21 ラヤーナ 水魔法と風魔法のレベルが3になる(14日目)

ちょっと短めです


「ラティ、おはよう!水と風の魔法レベルが上がったのよ。土魔法もレベル2になったわ。それにね、薬師のスキルとして薬草の育成ができるようになったの。これはきっと土魔法が使えるようになったからね。」


名まえ:ラヤーナ・カーシム

レベル:2

スキルレベル:2

ま力レベル3

ねんれい:16

しゅ:人

しょく:薬師

しょくスキル:薬草のいくせい

まほう:水(3)、火(2)、風(3)、土(2)

しょうごう:森神人

とくしゅスキル:せいれいの本のきろく

        神水のさくせい


ラヤーナ、森がたくさん元気になってきました。

ラヤーナがたくさん神水をまいて、森をたすけてくれました。

とってもとってもありがとう。

もうすこしでせいれいの森のみんながお話できるようになります。

お話しできるようになるともっとみんな元気になります。

たくさん神水をみんなにあげてください。

森の中、広く広くたくさん神水をあげてください。

もうすぐラヤーナのすめるおうちまで森の力が広がります。

ラヤーナがんばってください。レーリナもがんばります。


『ラヤーナ・たくさんがんばってる・ラティも・たくさんおてつだいする』


「頑張っているのは森のみんなよ。ラティもいつも私を助けてくれてありがとう。」


『レーリナも・がんばってる。森・もとの広さ・もどるの・あと少し』


「えぇ。神水を撒ける範囲が広くなっているからだと思うけれど、遠くまで届けられるようになってきたの。風も水もレベルが上がったから、今日は目いっぱい神水を広くたくさん撒くわ!」


『たくさん・うれしい・森・みんなうれしい・神水・たくさん・たくさん・とどける』


ラヤーナは神水を森に撒いていく。水と風の魔法のレベルが3に上がり、神水を森全体に撒けるくらいまで魔力が上がっていた。泉のそばでバケツに水を汲むと神水に変え、そこから神水を魔法で撒いていく。東、東南、南、南西、…というように、全方向に向かって順番に何度もたくさん撒いていく。入れ物がバケツであり、ラヤーナの魔力ではこのバケツ1杯を1回の魔法で撒きたい場所へ撒くことができるようになった。これまでは撒きたい場所の近くに行き、そこからその近辺に水を撒いていたのだが、今日は魔法のレベルが上がったため、この泉の場所にいるままで、水と風魔法で撒きたい場所まで神水を運び、この神水をシャワーのようにして撒くようにした。


今日水を撒いていると、一部の方向では壁のようなつきあたりにぶつかるような感覚を感じる場所があり、神水をそこから先に飛ばすことはできるが、あえてそれはしないようにした。何となくではあるが、ヴェルネールの森の精霊たちが守っている部分がこの壁のような感覚がある場所までであり、そこから先は普通の森ではないかと感じた。


お昼にはラティとおしゃべりをしながらマーゴの実を食べ、午後も神水を撒いた。

この日1日で、一部だけではなく森全体の全方向に壁を感じる部分まで神水を撒くことができた。この部分が森の精霊たちが守っている場所なのだろう。非常に広範囲ではあったが、水と風の魔法レベルが上がったため、ようやくこの森のみんなに神水を届けることができた。


森のあちらこちらから感謝の声がラヤーナに届く。

みんなずっと待っていてくれたのだ。


この日は眠る直前まで、ラヤーナは神水を森に撒いていった。



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