14話までのメモ
お話が進むと登場人(?)物の解説も増えていきます(補足や裏設定が追加されます)
ラティ:ラティティア(ラーゴの木の精霊)
ラヤーナに自分の名前を告げる。ラヤーナがエルクトラドムの世界について知らないことをいろいろと教えたり、魔法の練習のアドバイスをしたりと、様々な面でラヤーナのサポートをする。ラヤーナが大好きで助けたいと思っている。
森神人
エルクトラドムの女神と一緒にこの世界と森を守る人。今代の森神人はラヤーナ。
精霊の森について
精霊の森(森の中の精霊たちがいる場所)が元気になるとラヤーナが安全に過ごせる場所が増える。初めてラヤーナが森に来た時は泉を中心にラヤーナがはじめて立っていた場所近辺までが安全な場所であった。本人は気づいていないが、その範囲からは出られないようになっている。森の木々草が少しでも元気を取り戻していくと、その木々がシールドを張っていくため、安全になる。
最初の時点では森全体でシールドを張れる力が残っていないほど森が力を失っていた。そのため、シールドを張る力がわずかに残っていた泉の周りの木々近くにラヤーナが降り立った。ラヤーナが神水を撒くことで木々がシールドを張れる力を取り戻し、さらにラヤーナが歩き回って神水を安全に撒けるようになった。
シールドを張る力は精霊の森の木々にとっては非常に些細な力ではあるが、普通の木々はシールドを張る力がない。
女神 エルローラ(現在は女神としての力がほとんどないため、ローラ)
エルクトラドムの女神は本来精霊の森の状態が良いときに赤ん坊の形で女神となり、森から力をもらって育ててもらい、大きくなったら森に力を与えるという形で互いに育てあっていく。しかし1万年に1度の女神替わりの際に神界での争いが起き、争いのために森の力を使ってしまったところで女神替わりが起きてしまった。そのため、森が良くない状態で女神となってしまい、森から力をもらうことができず、森を育てることもできない。森に力がない状態で1000年(女神替わりの1/10の期間)経ってしまうと、完全に森が力を失ってしまう。そこからの森はゆっくりと枯れ落ちてしまい、エルクトラドムの世界も滅びてしまう。ラヤーナとしてレーリナに呼ばれたときはすでに900年以上経っており、レーリナも森もかろうじて力を残しているだけであった。
現在エルローラは赤ん坊状態のローラとして、精霊の森の泉の底深くで眠っている。