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第六話「天VSグレン!」

チームマスターの座をかけた決闘が

木々のある森の中、天とグレンは互いを見つめながら対峙していた


マリアはその様子を

ただ見るしかなかった


天「へっ!お前とこうしてやりあうのも10年ぶりか、強くなったんだろうな?お前もよぉ?」


グレン「そりゃあこっちのセリフだ落ちこぼれ、結局魔法は鍛えなかったそうじゃねぇか!オレは本気でいくぞ?」


天「おいエリート」


グレン「あ?」



天「いつまでもなめてんじゃねぇぞ」


グレン「!?」


ギロリととてつもない覇気に対してビリビリと身体に電撃が走った様に恐怖を感じるグレン


なんなんだ…この自信はっ!?

肉体と体術鍛えた程度で魔法に叶うはずねえのに…!!


グレン「くそったれが!どうなっても知らねえからな!全力でやってやる!!」


ついに決闘が始まった!


グレン「ギガフレアッ!!」


グレンはそれはとてつもなく範囲が広く巨大な第二級炎魔法を放った、フレアの上位互換と言ってもいい程に…


10年前に見たフレアとはまるで桁がちげえな!山一つ燃える勢いだぜ…!

だがな…


天「はぁあぁあ!!だりゃあぁ!!!」


なんと天はグレンの放った炎魔法に対し

拳で突きを放ったのだ


一瞬だった


一瞬でギガフレアが拳圧で

消え去ったのだ…!!


グレン「……!?馬鹿な!ただの拳圧で

オレのギガフレアが…こんなふざけたことがあって…」


天「決闘はまだ終わってねぇぞ、うだうだ喋ってる暇あんのか?」


一瞬で目の前に来た天

今のグレンに動きなど見てる暇すら

与えない…!


グレン「なっ…いつのまに」


バギイィッ!!と顔に拳を食らうグレン


グレン「ぐあっっ…!?」


さらに二撃ッ!!


グレン「ごあっ…!!」


今度は回り込んで背中に蹴りを食らうッ!


グレン「うぐぁっ…!」


くそっ!動きが見えねえッ!

速すぎるッ!ちくしょうたった10年で

こんなに差が出るものなのか…!?


グレン「くそったれがっ!!」


ついにグレンの反撃の突きを食らう天


だがまるで効いた気が、そう手応えがまるで感じなかった それどころか


グレン「いってぇえ…!!」


そう殴ったグレンのほうがダメージを

食らうぐらいまるで鋼鉄を殴ったかの様に天の体は硬かった…!


天「もう終わりかグレンッ!その程度で終わるのか!!」


グレン「るっせぇよ!!終わるかよッ!」


するとグレンは両手をかざして

炎で出来た剣を作り出した!


グレン「炎剣ッ!!」


天「…!!」


グレン「ぜりゃあぁ!!」


グレンは剣を天に向け降り出した


が…


天「ぬんッ!!」


グレン「……!?」


なんと炎で出来た剣に対し

白刃どりしたのだ


天「おらよッ!!」


白刃どりしたままグレンの

態勢を崩したッ!


グレン「くっ…てめえどこまで化け物になっちまったんだよ!」


天「終わりか?」


グレン「はぁ…はぁ…」


もうグレンには魔力がなかった

つまり魔法が使えない状態なのだ


グレン「………ま」


言いたくなかった、いつまでも下だと思ってたやつにこれだけは言いたくなかった、だがプライドを捨てでも言うべきだとグレンは思った


認める強さが自分に必要だと

気づいたからだ


グレン「まいった…」


天「…ふう、わかった!マリア!回復魔法をグレンにかけてやってくれ!」


マリア「…うん!」


グレン「天!…お前、本気で攻撃してこなかったな…?どの程度で闘ってたんだ?」


天「……30%しか出してない」


それを聞いて驚きつつ笑うグレン


グレン「ははは!上出来だマスター!」


天「へへっ…!」





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