第四話 「決意」
ついに約束の朝がやって来た
天「ふぁ〜なんだかんだで悩んでて眠れなかったな」
でも決意できた!
オレは「あの人」の様に
ギルド1 になる!!
ガチャと家のドアを開けると
グレンとマリアとあのオッさんがいた
グレン「よう」
マリア「よっ!天くん!」
天「お前ら…」
マリア「行くんでしょ!どうせ!だって天くんはそういう人だもん!」
寂しいけど…天くんのためだもん
せめて見送りたいとマリアは思った
グレン「10年後…ここで会おうぜ、最強になってこいよ!」
天「…おうよ!絶対帰ってくるさ!誰にも負けねえ強いヒーローになってな!」
「さあて、そろそろ行くか坊主」
そう言ってポンっと天の頭を触るとなんと一瞬でその場から消えたのだ!
グレン「こりゃ…テレポート!?」
マリア「第一級魔法だよね?ほんとに何者なんだろ…」
目を開くと深い洞窟が目の前を覆った
天「いっ!?どこだよここ!!」
「オレの住みかだ、まあこいよ」
天「あ、ああ…」
進んで行くと異次元の穴のようなものが見えた
天「これは…」
「いくぞ…!」
そういうと謎の男は天を無理やり
穴の中に連れて行った
天「ぎゃああああぁあ…!?」
穴に入って3分後、やっと地面についた
と思った天、だがそこには…
なんだここは…魔物でいっぱいじゃねえか!?
「ようこそジゴクへ…」
天「ジゴ…ク?」
「ここで10年間お前の肉体と体術を鍛えさせてもらう…なんせ最適の場だからな環境も元の世界とはまるで違う」
天「おいちょっと待てよ!魔法は?魔法を鍛えるんじゃなかったのか!?」
「誰がそんなこと言った、それにお前はそれの才能はゼロだぞ」
「うっそぉおぉん!?」
魔物「ゲヘヘヘうまそうなガキじゃねえか…食わせろっ!」
「さあくるぞ…安心しろ死にかけたら回復魔法で助けてやる」
「ぎゃああああぁあぁ!?」
天のジゴクの修行が始まったのである。