第三十四話「目覚めのトラブル」
チュンチュンチュンと小鳥が鳴く声がする
あぁ…もう朝か…まだちょっと眠気があるがとりあえず起きなければ…
ギュムっと
左腕が何かに当たった感触がした
あれおかしいな…オレは寝る時にぬいぐるみとか抱きながら寝たりしないんだが…
一体何に当たったっていうんだ…?
何に当たったのか左腕部分を見てみると
なんとそこにはマリアがいたのだ
な、ななななななんでオレのベットで寝てるんだぁ!?い、いやいや、それよりもオレがさっき左腕に当たった部分ってまさか…マリアのむ、胸…!?
ぐわあああああなんてことだ…まさかオレがこんなラッキースケベなイベントに出くわすとは思わなかったぜ…
とりあえずオレはマリアを起こそうと肩を揺すってみた
天「おーい…マリア〜…なんでオレのベットで寝てるんだ〜…」
とマリアの耳に近づき小声で言ってみた
が、返事がなかった、ニ回ぐらい揺すってみたがまるで起きようとしない
困ったな…こんな状況グレンに見られたらえらいことに…
起こすのはとりあえず諦めてオレはベッドから出ようとしてみた
だがなんとマリアがオレに強く抱きついていて離れようとしないのだ
天「困ったな…」
すると向こう岸のベットで寝ていたグレンが起き始めた
やっべぇ!どうしようこんな所見られたくねぇ!
恥ずかしすぎる!!
グレン「うーん…もう朝か…天は…まだ寝ているのか」
天「………」
とりあえずガバッと布団を大きく被せてマリアが見えないようにした
グレン「トイレ行くか…」
よ、よし…グレンがトイレに行ったな…
この隙にマリアを叩き起こす!
ぱちんぱちんとマリアの頬に軽く平手打ちしてみた、すると
マリア「うーん…ん?」
やっと起きてくれた
マリア「ぎ、ぎゃぁぁあ!!?天くん!?なんで私のベッドにいるの!?」
天「おい静かにしろよ!グレンに気づかれるだろ!」
マリア「て、天くん…い、いくら…その…好きだからって…まだその早いっていうか…段階というのがあって…あの…その…」
天「何勘違いしてんだ!お前がオレのベットで抱きついて寝てたんだろうが!」
マリア「へ?…そ、そうなの?」
天「とりあえずオレのベットから出てくれ…」
オレがそう言うとマリアはすんなりと応じてくれた
天「んで?なんでオレのベットで寝てたんだ?」
マリア「…うーん…なんでだったけ…あっ!思い出した!!」
何を思い出したんだろうか
マリア「私…その…怖い夢を見ると何かに抱きつきたくなっちゃう癖があるの…」
天「へ?そ、そうなのか?」
マリア「うん…その怖い夢なんだけど…実は天くんが誰かに殺される夢を見ちゃって…それで多分無意識に天くんに抱きついちゃったんだと思う」
なんとまあ物騒な夢だな…
マリア「天くんごめんね…?いつもはそういう夢見ると時用に人形を抱いて寝てるんだけど…リュックにしまいぱなしだったの…!本当ごめん!」
天「あぁいいよ別に!まあびっくりはしたけどさ」
ん?ちょっと待てよ?
天「マリア、リュックにしまいっぱなしって言ったよな人形」
マリア「う、うん」
天「気になってきたから見せてくれ」
マリア「え、えぇぇえ!?いやあちょっとそれは…恥ずかしいかな…」
天「なんでだよ」
マリア「うー…わかったよ…その代わり引かないでね!?」
天「お、おう…」
オレがそう言うとマリアはオレのベットから離れ自分のベットの近くにある大きなリュックを開いた、そしてその中にある人形を持ってきた
天「お前これ…」
小さい頃のオレそっくりの小さな人形だった
こ、こんなのをいつも抱いて寝てたのか!?
マリア「あは、あははは…昔私が作った人形なの…」
この日オレはちょっとマリアが怖く感じた
マリア「ちょ、ちょっと!引かないでねって言ったじゃない!!!」




