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第三十三話「勝利」

〜盗賊ギルド〜


ククク…なんてことねえ雑魚だったぜ

ボロボロのオレ様達相手だってのにヒーローギルドも対したことねえ!今度護衛する時はしっかり強え奴にさせろって話だ


マルゲリータ「やりましたねバース様!ニジキゾウがいとも簡単に手に入りましたよ!これで手にした秘宝は三つ目です!本当におめでとうございます!」


満面の笑みでマールはオレ様に対して言った


バース「あぁ…やっぱオレ様強いよな?」


マルゲリータ「はい!!」


バース「やっぱ「あいつ」がおかしいよな…たくっ身内以外での敗北は初めてだ…」


マルゲリータ「天のことですか…奴との闘い…素晴らしく血が(たぎ)りました…まさか私の無限の槍をいとも容易く攻略するとは…」


バース「あいつこそが化け物ってワケだ…今回は作戦の為引いたが…次会った時は必ずぶっ潰さねえとな」


マルゲリータ「宿敵…というわけですか」


バース「いい響きだ…まさにそれだぁ…!ククク…」


「バース様!ゼロ様からお呼びが…!」


バース「クソ親父が…?しょうがねぇ…」


マルゲリータ「何の用でしょう?」


バース「ククク…まあ大体わかるがな」


持っていた酒を捨てオレ様はクソ親父の部屋に向かった


〜ゼロの部屋〜


大量の金貨、大量の秘宝

相変わらず人に見せつけるかの如くそこらじゅう部屋一面に置いてあった…


クソが!胸糞悪いぜ…だからあんま来たくねえんだ

この部屋には…


バース「何の用だクソ親父」


ゼロ「何の用もクソもないぞ…クソ息子、一体どうしたんだその姿は…ボロボロじゃないか、お前がボロボロになって帰って来たことなどないはずなんだがな…」


バース「化け物と出会った、ただそれだけだ」


そう言うとクソ親父は理解できないとでも言いたげな表情に変わった


ゼロ「化け物…?これはまたクソ面白いジョークを言うようになったな…我々鬼の一族以上の化け物がこの地上にいると言うのか…?」


バース「あぁ…そいつは魔法を全く使わねえ肉体と体術だけで闘う桁違いな奴でな…身体能力はオレ様達鬼より上だ下手するとクソ親父…テメェより強いかもしれねえぜ?」


ゼロ「………このゼロよりも…だと?」


クソ親父がオレ様を睨んだ


クソ親父はこのオレ様以上にプライドが高い男だ、そんな奴にこんなこと言ったらそりゃあ腹も立つ訳だわな…オレ様だって認めたくねえ…


だが奴は強かった…あのまま闘っていれば負けていた例えどんな手を使ってもな…これだけは事実だ


ゼロ「…バース、お前変わったな」


バース「あぁ?」


ゼロ「自分より強い化け物と闘って自分の弱さに気づける男になった…前とは別人だ」


このクソ親父煽ってんのか…?


バース「テメェもそうなるさ…天と出会えばな!」


ゼロ「……天…それがその化け物の名か…」


バース「オレ様は全力で立ち向かった…ダークハンドも使った…だが奴はその鍛え抜かれた身体能力で魔法を無力化する、テメェも会ってみればわかるさ…よーく覚えとけヒーローギルドの天っていうヒーローをな!」


そうオレ様がいうとクソ親父は笑った


ゼロ「クハハ!どこのやつと思えばヒーローギルドか!!ヒーローか!バースお前…ヒーローにボロボロになるまでやられたのか!?こりゃあ笑えるぜ!」


バース「テメェ…!!」


ゼロ「私はお前とは違う、もしその天というヒーローに出会えば完膚なきまで潰してやろう…ギルド1の力を見せてやろうじゃないか…クハハハハ!!」


バース「けっ…話は終わりか?」


ゼロ「あぁ…もう下がっていいぞ…謎が解けたからな…」


オレ様はドアを開けその場から去った































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