第二十八話「初代ギルドマスター」
グレン「修行をつけてくれ!頼む!」
天「……」
しばらく沈黙が続いた
グレン「…だ、だめか?天」
自信なさ気に問いかけるグレン
天「いいぜ」
グレン「本当か!?」
天「ただいい修行方法が思いつかなくてな…」
グレン「組手とかはどうだ?」
天「おっ、いいねぇ…よし!とりあえずギルドタウンの外に出ようぜ!いい修行場を見つけるのが先だ!マリアはどうする?」
マリア「ちょっと休んだらご飯の支度しなくちゃならないからパス〜」
やや疲れ気味にベッドに寝そべったままマリアは答えた
こうしてグレンの修行が始まったのである
〜ギルドタウン〜
ギルドタウンの街の屋根に二人の人間が立っていた、そこはヒーローギルドのちょうど受付エリアが見える位置だった
バース「ククク…なるほどな…依頼主はあのガムラか…」
マルゲリータ「マリア達を尾行して正解ですね、それでいかがいたしましょうバース様」
バース「ここじゃあ目立つし面倒だ、奴のことだ護衛付きで街から出るだろう…そこを狙う、ククク護衛付きっても天と比べればカスみたいなもんだ…しかしマールあの土壇場でよく思いついたもんだ、確かに秘宝を依頼した奴から奪い取った方が楽だったな」
マルゲリータ「はっ!!ありがたきお言葉…今回に関しては敵がイレギュラーでしたのでこの案しかないと判断しました…」
バース「ククク…有能な道具を持ってオレ様は幸せ者だなぁ?ゲヒャヒャヒャ!」
マルゲリータ「あぁんほめ殺しはやめてくださいませ!!」
バース「さあてスタンバイと行こうか…!」
〜ヒーローギルド〜
盗賊のナンバー3と2と闘ってほぼ無傷で帰ってこれる肉体と体術、そしてあのジゴクで修行…間違いない「あの人」だ、また「あの人」の弟子がこのギルドにやってきたのだ…それもギルド1を目指して
「どうしましたマスター?」
ギルドマスター「うん、ちょっと外の空気を吸ってくるよ…」
僕は受付のバルコニーに出て行った
涼しい風、気分転換にはちょうど良かった…だがそこに…
アポロ「よう」
ギルドマスター「…!?」
となりに知っている男がいた
な、なんでここに…!?
ギルドマスター「…やはりあなただったんですね…天くんを鍛えさせたのは…どういう風の吹きまわしなんですか、こんな所に来て」
アポロ「天界に行く前に会いたくなってな…久しいな「シュウ」天のやつ上手くやってるか?」
ギルドマスター「名前を呼ばれるのはいつぶりだったかな…えぇつい先程初クエストを終えたばかりですよ」
アポロ「そうか!!上手くやっているようでよかったよ!ガハハハ!!」
ギルドマスター「…ずいぶんと嬉しそうですね、そんなにお気に入りなんですか?初代ギルドマスター…アポロさん」




