第二十七話「もう一度ライバルに!」
〜ヒーローギルド〜
天「そんなわけで持ち帰ってきたぜ秘宝!」
遺跡で起きたことを話しつつオレはガムラさんに秘宝ニジキゾウを渡した
ガムラ「おおぉ!!これぞまさしくニジキゾウ!ホッホッホこれでまたオークション品が増えたわい」
グレン「んで?いくらくれるんだ?」
直球すぎる意見にガムラは笑った
ガムラ「ホッホッホ安心せいたーんと授けるつもりじゃほれ200万Gじゃ」
どっさりと重みのある袋をオレにくれた、中には大量のコインが入っていた
天「す、すげぇ量…これ一年間働かなくてもいいぐらいじゃないか!いいのかこんなに貰って?」
ガムラ「ホッホッホ秘宝の値と比べれば安いもんじゃ、さあて報酬もやったしワシは帰るぞいおっとマスターさん護衛のクエストを頼むぞい、その盗賊の者達に狙われでもしたら大変じゃからな」
ギルドマスター「了解です、すぐに腕のある者達を呼びますね、一階でお待ちください」
ガムラ「ホッホッホわかったぞい…」
そう言うとガムラは一階へと去っていった
ギルドマスター「みんな初クエストお疲れ様!!」
マリア「お疲れってレベルじゃないですよ!!」
涙目でマリアはギルドマスターに向かって叫んだ
ギルドマスター「う、うん…いやあまさか盗賊ギルドが絡んでくるとは僕も想定外だったよ…それもナンバー3と2だなんてね…」
マリア「すっごく怖かったんですよぉぉ!!!グレンくんはボコボコにされてるし私もボコボコだし、天くんがいなかったらクエスト失敗だったんですよぉぉ!?」
ギルドマスター「そ、そうだね…いやあ本当にごめん!それにしても全く天くんには驚きっぱなしだよ、今回でやっと全力を出したんだろう?」
天「うん?ま、まあな!ジゴクでの魔物と闘って以来だなぁ!全力を出したのは!」
ギルドマスター「ジゴクだって!?」
急に顔色が変わったギルドマスターにちょっと驚くオレ
天「えっ…知ってるのか?ジゴクのこと」
ギルドマスター「えっ…いやなんでもないよ!知らない知らない!あははは〜」
明らかに知ってそうな雰囲気だったがはぐらかされた、オレはてっきり師匠とオレだけしかあの領域を知っているのだとばかり思っていた
マスターは何か隠しているのか…?
考えているとマスターが喋った
ギルドマスター「まあまあなんにせよみんなよく無事に帰ってきたね!次のクエストにそなえて部屋で休んでおいで!」
マリア「は〜い…!」
グレン「ああ」
天「…オッス!」
柄にもなく考えるより今は体を休めるのが大事だな…
〜天上天下の部屋〜
マリア「うっはぁぁやっと帰ってこれたぁあ!!激疲れた!!!」
バフッと自分のベッドにくつろぐマリア
天「いやはやいろんなことがあって疲れたな」
マリア「ほんとそれだよ〜私闘い大っ嫌いなのに闘うハメになっちゃったし…今頃マルゲリータどうしてるかな」
天「ふわぁぁあなんだか眠くなってきたぜ…おやすみ…」
グレン「おいちょっと待て!!」
部屋中響くぐらい大きな声でグレンは叫んだ
天「なんだよどうしたんだグレン」
グレン「まだオレの話聞いてないだろ!」
天「あぁそういやそうだな、んで話ってなんだ?」
グレン「直球に言う、オレを強くしてくれ」
本当に直球で言われた
天「強くしてくれって言われてもなにすりゃいいのさ」
グレン「修行だ、オレを鍛えてくれ!天!」
あのプライド高いグレンが人に頼みごとするだと…!?
天「なんでまたそんなことを…」
グレン「オレは…オレは今回バースに対して何もできずただボコボコにされちまった…今度ああいう魔法が効かない敵が現れたらオレはただの雑魚さ…!だからオレは強くなりてぇ!お前のように肉体と体術をオレに伝授してくれ!!」
天「グレン…お前そこまで考えていたのか…」
グレン「ああ…オレは強くなりてぇ…強くなってもう一度お前のライバルになりたい!だから頼む天!」
天「………」




