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短編集  作者: 谷川山
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ぼくの考えた最強の俺

 誰にも秘密だけど、実は俺は異世界からの転生者だ。


 異世界の危機を救った替わりに死んでしまった俺は、その世界の神様にお礼として転生させて貰ったのだ。


 そして、20才になれば自動的に不老不死になる事が決まっている。


 今から独りで家を出て気の向くままに生きても良いのだが、それでは現世の家族が可哀想だからそんなことはしない。


 今は神様におまけとして貰った能力〈スキル〉、[万物創造〈オールラウンド・クリエイター〉]の力の確認をしている。


 説明しよう。万物創造〈オールラウンド・クリエイター〉とは、まさしく神の力。俺の高尚なる思考に基づいた生物非生物を問わずにありとあらゆる総ての物を形造り、命を与える事まで出来るのだ。


 この力を遣い、気になるあの子の様子を気付かれずに遣い魔を通して観察したり、抜き打ちテストを予知して解答を丸暗記したりすることで俺の可能性を向上させている。


 将来的には、蒼空〈そら〉に城を建て隠蔽結界〈インビジブル・シールド〉を張り宇宙〈そら〉へと旅立つのだ。


 jobが[中学生]から[高校生]へと変化するとき、隠れjob[賢者〈ワイズマン〉]が顕れる。その時スキル[全知〈オールナレヂ〉]が身に付くことにより、俺のは更なる高みへと昇る。


 [全知〈オールナレヂ〉]はこの世界だけに非ず、ありとあらゆる可能世界、平行世界、存在する全ての世界の知識を得られるのだ。


 そして俺は運命の女神達と出会い、様々な世界を冒険して姫を救い、俺tueeee~で幸せ甘々ラブラブハーレムライフを送るのだ。



 俺の前に敵はなく、全て無惨に倒れ伏すのみ。

 俺は常に冷静沈着で、弱いものを守る。

 誰も彼もが俺に憧れて、称賛する。

 誰も至ることの出来ない頂点に、俺は立つ。


 そして俺は、伝説になる。




思いついたので書いた。

きっと後悔するだろう。

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