表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/8

第五話 役場にて(一)

身分登録をしたいが役場の場所がわからない俺は使えないお荷物女神を引き連れて歩き回っていた。


「ねぇ、疲れたんですけど。そろそろ足が限界なんですけど。」


「うるさいお荷物女神、お前もまじめに探せ」


「私は陽狐(ようこ)よ。お荷物女神なんて呼ばないで。」


「はぁ…じゃあ陽狐、お前もまじめに役場探せよ」


「むぅ...あ、あれじゃない?あの建物!ファスタヤクバって書いてあるわよ!」


「でかした陽狐!!さっすが女神だぜ!!!」


「ふふん!そうそう、そうやって私をあがめなさ...っておいてかないでよぉ!」


この町ファスタっていうのか。異世界系の定番は大体そうだけどなんて安直なネーミングなんだろう。

そんなことを思いながら何かわめく陽狐を横目に役場に向かった。




役場に入ると結構人がいて酒場のような内装であった。名前はともかく内装はまさにRPGのギルドのようだ。俺はさっそくきれいな受付嬢さんの列に並ぶ。


「ちょっとトオル、あっちの方がすいてるのに何でこっちに並ぶの?」


「キ、キブンカナァ...」


「ふーん...」


やめろそんな目で見るな。


そうこうしているうちに俺たちの番が回ってきた。


「あの、身分証登録をしたいんですけど...」


「こんにちは。この町は初めてのようですね?ようこそファスタへ。身分証というと冒険者登録、住民登録、商業登録とありますがどれをなさいますか?」


「じゃ、じゃあ冒険者登録でオネガイシマス...後ろのこいつの分と二人分で」


「どうしたのトオルゥ、あんたきれいなお姉さん相手で緊張してんの???引きオタはこれだからさぁプクク」


陽狐は後でしばいておこう。


「アハハ...二人分ですね?では登録料一人500リンかかりますのでお二人で1000リンをいただきます。」


とーろくりょー?リン?


「なぁ陽狐、お前お金とか持ってる?」


「持ってないわよ、あなたを異世界に送ったら温泉に戻るつもりだったから温泉旅館に財布も全部置いたままだし。」


「…」


ほんとこいつ使えねぇ...


どうも!羽里あきです!!!

いやぁ陽狐はほんとに使えない女神ですね!どこぞの狂人宗教の元締めの水の女神みたいですよね!!!

しかしご安心ください!

これから陽狐もちゃんと活躍の場は用意して...して......まぁはい!。

ここ数話は800字で投稿していますので、更新頻度をあげてもいいかもしれませんね!

現在は0時、6時、12時、18時の一日四回ペースで更新していますが話が進まな過ぎるのでもしかしたら頻度上げるかもです!


本作もお読みいただきありがとうございます!!

感想・評価・ブックマークをいただけると作者のやる気が覚醒してセル編の悟飯みたいになります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ