くぁwせdrftgyふじこlp;
ふざけ半分、真面目半分のエッセイです。いつか書いてみたかったので、書きました。
「くぁwせdrftgyふじこlp;」
初めて見たのは、いつだったろう。意味なんて、全く分からなかった。でも、頭の中に強い印象を残したことだけはよく覚えている。
どうやら、パニックに陥った時に打つもの(?)らしい。キーボードの2段目と3段目を左から交互に打っていくというものにすぎないのだが、これがやってみると意外と面白い。
話がそれたな。まあ、もともと特に言いたいことがある訳ではなかったのだけれど。
読み方は存在しなくて、用途も限られている。でも、私は、そんなところが意外と好きだったりするのだ。
あqswでfrgthyじゅきぉ;p
失礼。2段目と3段目を逆の順序で打ってみただけだ。どちらにしても意味が分からないということに変わりはないが、これではいけないのだ。あくまでも、「くぁwせdrftgyふじこlp;」でなければ。
私が日常生活の中でこの言葉を使うことはないだろう。読めないからな。しかし、今、こうしてネットを通じて顔の見えない人たちとつながる世の中、そう、PCの中だからこそ、使っているのだ。私とこの言葉が出会わなければ、こんなものを書こうなんて絶対に思わなかった。世の中は、面白いものだ。
くぁwせdrftgyふじこlp;。
この言葉は、無くならない。それを使う、私と、
画面の向こうの貴方たちがいるから。
皆さんも、使ってくれるといいな。